2017年10月22日(日)に行われる第48回衆議院議員総選挙にあたり、アニマルライツセンターでは動物保護に関する政党アンケートを実施していました。設問1:貴党の基本的な動物保護へのお考えについてお聞かせ下さい。A,犬・猫、その他エキゾチックアニマルなどのペット動物についてB,畜産(産業)動物についてC,実験動物についてD,水族館や動物園などの展示動物について2:下記について、 貴党の姿勢をお聞かせ下さい。 ※はい、いいえ、その他( ) でご回答ください。A:法律・政令・規則等において、動物の種類ごとに動物行動学に基づいた飼育基準を定め、適正飼育を推進する はい / いいえ / その他( )B:動物愛護及び管理に関する法律を、すべての動物(愛玩・展示・実験・産業等)にとって福祉が向上するよう改正することを推進する はい / いいえ / その他( )C:アニマルウェルフェアと食の安全の観点から世界で廃止が進む畜産動物の飼育システム(バタリーケージや拘束飼育(妊娠ストール等))について、日本でも改善を推進する はい / いいえ / その他( )D:”と畜場”および”食鳥処理場”でのアニマルウェルフェアの改善を推進する はい / いいえ / その他( )E:動物ではなく人のデータに基づく試験方法(動物実験代替法)を推進し、動物実験を減らしていくべきだという認識がある はい / いいえ / その他( )アンケート結果アニマルライツセンターでは、動物保護に関する政党政策アンケートを実施しています。 結果を掲載します。動物の現状を変えるために、選挙、そして政治に参加しよう! 結果は送付いただき次第、順次掲載していきますので、現在掲載されていない政党がありましたらまた後日チェックして下さい。 ▶ アンケートの設問はこちらから そして、個人の候補者を選ぶ際にはとても重要なこと。 今回の候補者の動物保護に関する尽力された事項をまとめています。犬猫殺処分ゼロについては、前回の政党アンケートでもあったとおり、どの政党でも賛同しているため、特に法改正や畜産、実験の分野での尽力について記載しました。 ▼ 今回の候補者の動物保護に関する尽力※回答はご回答を頂いた順番に並んでいます。自由民主党公約に動物愛護についての記載があります。「愛護動物の虐待を無くし、不適切な動物取扱業者への対応を強化します。」基本的な政策犬・猫などのペット動物愛護動物の遺棄や虐待等をなくすため、飼い主などが責任を持って適切にペットを飼うことを推進していくとともに、動物取扱業への監督・指導等に努めることが重要です。畜産動物畜産動物におけるアニマルウエルフェアの推進は、家畜を適切な環境下で飼養することにより、ストレスや疾病を減らし、生産性の向上や畜産物の生産にもつながるものと認識しており、農家の実情に即した取り組みが必要と考えます。実験動物医薬品の開発等必要な動物の利用があると考えますが、代替法の活用、使用数の削減、苦痛の軽減といういわゆる3Rの原則に則っていくことが重要です。 ※3Rの原則(国際的に普及・定着している実験動物及び動物実験取扱いの基本理念です。) 代替法の活用(Replacement)/使用数の削減(Reduction)/動物の苦痛の軽減(Refinement)水族館や動物園などの展示動物展示動物にとって豊かな飼養及び保管の環境の構築を進めるとともに、動物取扱業への監督・指導等に努めることが重要です。A:法律・政令・規則等において、動物の種類ごとに動物行動学に基づいた飼育基準を定め、適正飼育を推進するその他(動物の行動学に基づいた飼育基準作りの可否は分かりませんが、動物を適切に管理するとともに動物の健康や安全が確保されるよう取り組みを推進していくべきと考えます。)B:動物愛護及び管理に関する法律を、すべての動物(愛玩・展示・実験・産業等)にとって福祉が向上するよう改正することを推進するその他(現状を把握し、適切に対応していくことが重要です。)C:アニマルウェルフェアと食の安全の観点から世界で廃止が進む畜産動物の飼育システム(バタリーケージや拘束飼育(妊娠ストール等))について、日本でも改善を推進するその他(国際獣疫事務局(OIE)が策定した国際基準なども踏まえ、わが国の実情に即した取り組みを進めていくことが必要と考えます。)D:”と畜場”および”食鳥処理場”でのアニマルウェルフェアの改善を推進するその他(と畜場及び食鳥処理場でのアニマルウエルフェアの対応に当たっては、わが国の実情に即した取り組みを進めていくことが必要であると考えます。)E:動物ではなく人のデータに基づく試験方法(動物実験代替法)を推進し、動物実験を減らしていくべきだという認識があるその他(科学上の利用の目的に達することができる範囲において、できる限り動物を供する方法に代わり得るものを利用していくことが重要です。)公明党公約に動物愛護の推進との記載がありますが、内容は小動物の動物看護師資格についてであり、その他の動物愛護については記載がありませんでした。基本的な政策犬・猫などのペット動物人間の生活を豊かにしてくれる、かけがえのない存在です。しかし、流通を巡り様々な課題があると認識しています。愛護動物の遺棄や虐待等をなくすため、飼い主の適正使用を推進していくとともに、動物取扱業への監督・指導等に努めることが重要と考えます。畜産動物畜産動物の所有者は、動物の種類ごとの生理、生態、習性に応じて適性に飼育することにより、家畜のストレスや病気を減らしていくことが重要であると考えます。農家の実情に即した取り組みも必要です。実験動物医薬品の開発等動物の利用が必要な場合があると考えます。その際、国際的に普及・定着している実験動物及び動物実験取り扱いの基本理念である①代替法の活用②使用数の削減③苦痛の軽減という、いわゆる3Rの原則を踏まえた適正な実施を推進することが重要と考えます。水族館や動物園などの展示動物展示動物にとって、豊かな飼養および保管の環境の構築を進めるとともに、動物取扱業への監督・指導等にも努める必要があります。A:法律・政令・規則等において、動物の種類ごとに動物行動学に基づいた飼育基準を定め、適正飼育を推進するはい(動物の行動学に基づいた飼育基準を作り、例えば、飼育基準のガイドライン作成は検討を進めたいと考えます。その際、業者に意見も聞きつつ、動物の適正飼養を推進していくべきです。)B:動物愛護及び管理に関する法律を、すべての動物(愛玩・展示・実験・産業等)にとって福祉が向上するよう改正することを推進するその他(愛玩・展示動物はもちろんですが、実験・産業動物についても、現状を把握した上で、適切な対応ができるよう議論をしたいと考えています。)C:アニマルウェルフェアと食の安全の観点から世界で廃止が進む畜産動物の飼育システム(バタリーケージや拘束飼育(妊娠ストール等))について、日本でも改善を推進するその他(バタリーケージの廃止はヨーロッパ等で進んでいると承知していますが、わが国の温暖で多湿な気候により、寄生虫からの衛生管理等が必要といった実情を考える必要もあります。国際獣疫事務局(OIE)が策定した国際基準なども踏まえ、取り組みを推進していくべきです。)D:”と畜場”および”食鳥処理場”でのアニマルウェルフェアの改善を推進するその他(と畜場及び食鳥処理場でのアニマルウェルフェアの対応に当たっては、例えば、水飲み場がないといったことが指摘されています。施設整備等においては業者の理解を得ながら、わが国の実情に即した取り組みを進めていくことが必要であると考えます。)E:動物ではなく人のデータに基づく試験方法(動物実験代替法)を推進し、動物実験を減らしていくべきだという認識があるその他(科学上の利用の目的に達することができる範囲において、できる限り動物を供する方法に代わり得るものを利用していくことは重要だと考えます。人のデータに基づく試験方法は、人道的、倫理的観点からも課題等があることを踏まえ、さらに検討をすすめるべきです。)日本維新の会公約に動物愛護についての記載はありませんでした(2017/10/10現在)。基本的な政策犬・猫などのペット動物パートナーであり、大きな存在であると考えています。畜産動物その生命をいただくことで、私達が生きていくことができる存在であると考えています。実験動物様々な病などを克服するための礎であると考えています。水族館や動物園などの展示動物その姿に間近で触れることで、環境への関心を涵養するためのかけがえのない存在であると考えています。A:法律・政令・規則等において、動物の種類ごとに動物行動学に基づいた飼育基準を定め、適正飼育を推進するいいえ(飼養方法を役所の押しつけではなく、各々が創意工夫しより望ましい飼養基準を達成できる環境を維持すべく規制は最小限であるべきと考えています。)B:動物愛護及び管理に関する法律を、すべての動物(愛玩・展示・実験・産業等)にとって福祉が向上するよう改正することを推進するいいえ(規制は最小限であるべきと考えています。)C:アニマルウェルフェアと食の安全の観点から世界で廃止が進む畜産動物の飼育システム(バタリーケージや拘束飼育(妊娠ストール等))について、日本でも改善を推進するいいえ(飼養方法を役所の押しつけではなく、各々が創意工夫しより望ましい飼養基準を達成できる環境を維持すべく規制は最小限であるべきと考えています。)D:”と畜場”および”食鳥処理場”でのアニマルウェルフェアの改善を推進するはい(苦痛は最小限であるべきです。)E:動物ではなく人のデータに基づく試験方法(動物実験代替法)を推進し、動物実験を減らしていくべきだという認識があるはい(動物実験を完全に代替できる方法がある場合は、代替方法の採用が倫理的に叶うと考えています。)社会民主党公約に動物愛護についての記載はありませんでした(2017/10/10現在)。基本的な政策犬・猫などのペット動物生涯飼い続けるという飼い主の意識向上を呼びかけるとともに過剰なペット動物の繁殖規制や殺処分ゼロを目指します畜産動物過密飼育を改め衛生面やストレスを改善するなど、環境を向上させていくことが重要です実験動物代替手段で安全性を確保できる場合は基本的に動物実験は行うべきではありません水族館や動物園などの展示動物狭いオリや水槽、長い距離の移動などを改め、可能な限り自然に近い形での展示をすべきです。また子どもたちを含め動物を好む人達に対する情操教育上の観点とのバランスなどを考慮し、水族館や動物園のあり方(数、飼育方法、種類など)を議論していくべきです)A:法律・政令・規則等において、動物の種類ごとに動物行動学に基づいた飼育基準を定め、適正飼育を推進するはいB:動物愛護及び管理に関する法律を、すべての動物(愛玩・展示・実験・産業等)にとって福祉が向上するよう改正することを推進するはいC:アニマルウェルフェアと食の安全の観点から世界で廃止が進む畜産動物の飼育システム(バタリーケージや拘束飼育(妊娠ストール等))について、日本でも改善を推進するはいD:”と畜場”および”食鳥処理場”でのアニマルウェルフェアの改善を推進するはいE:動物ではなく人のデータに基づく試験方法(動物実験代替法)を推進し、動物実験を減らしていくべきだという認識があるはい日本共産党公約に動物愛護、実験動物の代替について、明確かつ長く記載があります。こちらから全文ご覧ください(下から③項目目)。基本的な政策犬・猫などのペット動物犬や猫などのペットは、単なる愛玩動物としてだけでなく、コンパニオン・アニマル=「伴侶動物」と考えて飼育する人も少なくありません。この間、市民団体や保健所の譲渡・返却の懸命の努力で、殺処分の総数が減少し、「ゼロ」を達成する自治体も出てきました。飼い主の責任として、ペットが死ぬまで飼いつづけることが基本ですが、引き取り手の見つからないまま子猫・子犬が処分されることがないよう、里親を探すなど譲渡する数をふやすことが重要です。そのために活動している動物愛護団体やNPOは、保護している間の人手や費用がかかるので、公的な支援を強めます。 新たに犬猫を飼い始めようとしている人に、保護された犬猫を飼うという選択肢があることを、普及啓発する取り組みを強めます。自治体の動物愛護センターが、保護し譲渡する施設として機能することをめざします。子犬は引き取り手が見つかりやすいのに比べ、成犬はみつけにくく処分されることが多いといわれています。譲渡の可能性を広げるためには、性格を知り、必要な矯正をし、一定期間の健康管理をするなど手間と時間が必要です。行政だけでこうした措置をカバーすることは困難ですが、愛護団体やNPO、地域の住民の協力なども得られる仕組みをつくります。政府は、市町村による動物との共生の地域ビジョンの作成を支援し、不妊手術への助成制度の創設や、譲渡促進のとりくみへの支援などに乗り出すべきです。 パピーミル(=仔犬生産工場)といわれる劣悪な環境で犬の繁殖・販売をしているブリーダーが存在します。動物を商売の道具としてしか扱わないような悪質なブリーダーを規制するための法改正を進めます。畜産動物家畜動物については、国際的に認知されているアニマルウェルフェア(動物福祉)の「5つの自由」を、農林水産省も一応、踏まえて方針を出しています。しかし畜産の現場では、なかなか理解と改善が進んでいません。「5つの自由」の趣旨を実現するために、身動きの取れない狭い囲いのなかで飼育することを避け、外科的処置はできるだけ減らし、処置する場合にも苦痛を最小化する方法を採り、健康管理にも配慮することが求められます。推進のためにも、海外の例をよく踏まえて、ルールの法制化が必要です。実験動物先進各国では、動物実験に替わって、動物を使用しない試験方法(代替法)の開発がすすめられています。OECDなどにおいても、試験ガイドラインのなかに代替法を採用することで動物実験を削減しようという動きもあります。代替法の採用を進め、動物実験を可能な限り回避するよう努めるべきです。水族館や動物園などの展示動物水族館や動物園は、子どもたちをはじめ多くの人たちが、人間と動物の絆=ヒューマン・アニマル・ボンドや多様な生態に触れる場所として、大事だと考えます。しかし、そこで飼育される展示動物は、動物本来の行動や特性、寿命などが大きく制約されています。現場で動物の感じる苦痛の回避、清潔の維持、採食行動や生活場所の改善などに、極力配慮することが必要です。A:法律・政令・規則等において、動物の種類ごとに動物行動学に基づいた飼育基準を定め、適正飼育を推進するはいB:動物愛護及び管理に関する法律を、すべての動物(愛玩・展示・実験・産業等)にとって福祉が向上するよう改正することを推進するはいC:アニマルウェルフェアと食の安全の観点から世界で廃止が進む畜産動物の飼育システム(バタリーケージや拘束飼育(妊娠ストール等))について、日本でも改善を推進するはいD:”と畜場”および”食鳥処理場”でのアニマルウェルフェアの改善を推進するはいE:動物ではなく人のデータに基づく試験方法(動物実験代替法)を推進し、動物実験を減らしていくべきだという認識があるはい立憲民主党基本的な政策犬・猫などのペット動物犬猫の殺処分ゼロをめざします。畜産動物 実験動物 水族館や動物園などの展示動物人と動物が幸せに暮らす社会を実現するとの観点から、動物を飼養・管理する者の責務の強化、動物取扱業者の責任の強化、動物に不必要な苦痛を与える虐待行為に対する罰則の強化などに取り組みます。A:法律・政令・規則等において、動物の種類ごとに動物行動学に基づいた飼育基準を定め、適正飼育を推進するその他(関係者の意見を聴きながら、今後検討します)B:動物愛護及び管理に関する法律を、すべての動物(愛玩・展示・実験・産業等)にとって福祉が向上するよう改正することを推進するその他(関係者の意見を聴きながら、今後検討します)C:アニマルウェルフェアと食の安全の観点から世界で廃止が進む畜産動物の飼育システム(バタリーケージや拘束飼育(妊娠ストール等))について、日本でも改善を推進するその他(関係者の意見を聴きながら、今後検討します)D:”と畜場”および”食鳥処理場”でのアニマルウェルフェアの改善を推進するその他(関係者の意見を聴きながら、今後検討します)E:動物ではなく人のデータに基づく試験方法(動物実験代替法)を推進し、動物実験を減らしていくべきだという認識があるその他(関係者の意見を聴きながら、今後検討します)今回の候補者の動物保護に関する尽力※アニマルライツセンターで把握しているものを記載しています。希望の党から立候補されている松野頼久氏は、動物愛護法に改正にあたり、犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟(以下ゼロ議連)の会長代行を務めており、また民進党 環境・原子力部門会議 動物愛護管理法改正ワーキングチーム(以下民進党動物愛護法改正WT)の座長を務め、ヒアリングや意見交換の場への積極的な参加、発言、リーダーシップがありました。とくに伴侶動物についての問題に精通しています。 ▶ 詳細はこちら 2016年3月の環境委員会でも動物愛護推進についての質問・意見を行なっています。 ▶ 詳細はこちら希望の党から立候補されている田島一成氏は、同様に動物愛護法改正にあたり、民進党動物愛護法改正WTの事務局長を務め、このWTの実質的な主導をされています。前回改正時にリーダーシップをとっており、動物愛護法に関わる課題、実験動物を含めた問題に精通しています。▶ 詳細はこちら ▶ 民進党(離党済み)の報告書の中でも記載がある(P31) また、民進党内で開催したアニマルウェルフェア研究会にも参加しており、畜産動物の問題にも関心を寄せています。▶ 詳細はこちら無所属から立候補されている篠原孝氏は、畜産動物の実態に非常に精通しており、過去には民進党内で開催したアニマルウェルフェア研究会では小川勝也議員とともに呼びかけ人となり研究会を主導しています。▶ 詳細はこちら立憲民主党から立候補されている初鹿明博氏は、動物愛護法改正にあたり、民進党動物愛護法改正WTへの参加とともに、エキゾチックアニマルの問題に関して移動販売の現地視察、およびフクロウカフェの現地視察を行ない、この問題についての理解を深めています。▶ 詳細はこちら また、民進党内で開催したアニマルウェルフェア研究会にも参加し、畜産動物の問題にも関心を寄せています。▶ 詳細はこちら立憲民主党から立候補されている高井たかし氏は、動物愛護法改正にあたり、犬猫ゼロ議連及び民進党動物愛護法改正WTへの参加をしており、民進党WTでの畜産動物のアニマルウェルフェアに関するヒアリングについて次のように記事にしています。「来年改正予定の「動物愛護管理法」は、その名称を「動物福祉法」と改め、その対象に「畜産動物」を加えるほか、「輸送」や「屠殺」も対象とすべきです。またEUと比べて桁が4つ違うアニマルウェルフェア関連予算(EUは140億円、日本は1500万円)を増やすことが急務です。」▶ 詳細はこちら また、2015年の環境委員会のなかで動物愛護推進についての質問・意見を行なっています。 ▶ 詳細はこちら 同様に2015年の環境委員会の中では、アニマルポリスについても言及されています。 ▶ 詳細はこちら公明党から立候補されている中野洋昌氏は、2017年2月の予算委員会で、動物愛護の推進について非常に大事なテーマと述べ、殺処分ゼロの推進について意見をしています。▶ 詳細はこちら日本維新の会から立候補されている松浪健太氏は、2016年10月の第192回国会 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会において、畜産動物のアニマルウェルフェアに言及。「アニマルウエルフェアの観点からいっても、日本人が日本国内で、牛にホルモン剤まで入れてこういうことをやる、私はこれは一種の動物虐待だと思いますよ。」と述べています。▶ 詳細はこちら 2016年11月にも同様に意見をしています。▶ 詳細はこちら自由民主党から立候補されている牧原ひでき氏は、犬猫殺処分議連に参加しており、移動展示販売について強く規制を求める発言を行いました。また環境大臣政務官であった期間には「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」の立ち上げを主導しています。希望の党から立候補されている安井美沙子氏は、経済産業委員会で毛皮を自身は来ないことを述べ、また毛皮について家庭用品品質表示法で表示を義務化するべきであると述べています。▶ 詳細はこちら希望の党から立候補されている小宮山泰子氏は、2016年のHSI(ヒューメイン・ソサイエティ・インターナショナル)とインビトロ・サイエンス研究所が主催した化粧品の動物実験の廃止へ向けた規制に関する勉強会の呼びかけ人となり、化粧品の動物実験の廃止に向け尽力されています。▶ 詳細はこちら立憲民主党から立候補されている阿部知子氏は、2014年ののHSI(ヒューメイン・ソサイエティ・インターナショナル)が主催した化粧品の動物実験の廃止へ向けた科学・規制に関する勉強会の呼びかけ人となり、化粧品の動物実験の廃止に向け尽力されています。▶ 詳細はこちら その他、過去には化粧品の動物実験の廃止に向けた請願書名の紹介議員もされています。希望の党から立候補されている玉木雄一郎氏は、2017年4月の決算行政監視委員会で獣医大学の議論について「動物愛護の観点、アニマルウエルフェアの観点もしっかり考えた上で慎重に進め」るよう意見を述べています。▶ 詳細はこちらEvaの動物愛護法改正に向けたキャンペーンにメッセージを届けているのは、自民党から立候補されている野田聖子氏、希望の党から立候補されている松野頼久氏、日本維新の会から立候補されている松浪健太氏、自民党から立候補されている岩屋毅氏。2012年にアニマルライツセンター、動物実験の廃止を求める会、さよならじっけんしつ等で開催した化粧品の動物実験を考える院内集会に参加してくださった中で、今回の候補者となっているのは、立憲民主党の生方幸夫氏、高井たかし氏、希望の党の田島一成氏、安井美沙子氏。日本維新の会から立候補されている河野 正美氏は、災害対策特別委員会の中で噴火の際に、小動物などのペットも含め、家族単位で避難できるような配慮を求めています。▶ 詳細はこちら無所属から立候補されている塩村あやか氏は、言わずと知れた動物愛護活動の推進者です。その政策にも動物愛護の推進が含まれています。▶ 詳細はこちら 東京都議時代には数多く動物保護に関する活動をしており、多くの方が知る昭島市の劣悪ペットショップの業務停止に貢献されました。立憲民主党から立候補されている生方幸夫氏は、一貫して動物愛護に対しての理解を示しており、2012年には「衆議院議員生方幸夫先生の動物愛護を考えるフォーラム」を開催をしています。その他、かなり昔ですが、自由民主党から立候補されている森英介氏は、自身のサイトで「にわとり残酷物語」として鶏の処遇についての記事を掲載しています。多くの方が動物のために尽力してくださっていることがわかります。 党の方針もあるかもしれませんが、個人によるところも大きく、動物に対する理解を持つ議員が新たに国政に参加されることを願います。 そのためにも、まずは、有権者が選挙に行き、貴重な一票を無駄にしないよう投票をすることが重要です。ーー ※アニマルライツセンターはどこの政党または後援会にも属しませんクリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Articleファーフリーからアニマルフリーへ。毛皮反対サイトリニューアル Next Article日本の空の玄関、空港でVEGANは食事ができるのか? Comments (0)コメントを残す コメントをキャンセル 2017/10/02