現在の日本の有機畜産は、まだ生まれたばかりで発展途上です。多くの場合、倫理的飼育とはいえません。また、殺し方にまではまだあまり言及はされていません。また、放し飼いなどのうたい文句であったとしても、その飼育現場を見て驚くケースも多々あります。ぎゅうぎゅうの状態でも放し飼いは放し飼い、不衛生で暗闇の中であったとしても放し飼いは放し飼いなのです。一時動物に自然に似た環境を提供したからといって、種差別や搾取、苦痛を強いる事が正当化されるわけではありません。ただし、今まさに苦しんでいる動物にとって、福祉的な飼育をうたう有機畜産は重要です。肉食を否定しない人は、有機畜産をより発展させるべきです。Share This Previous Article動物は瞬時に殺されるため苦痛は感じないのではないですか? Next Article工場畜産に反対する運動を進めると、畜産業に従事する人は困るのではないでしょうか 2019/04/02