人間と人間以外の動物が助けを求めていたら、どちらを助けますか?

この質問は、動物の権利への反論としてよく利用されます。容量に限りのある救命ボートに、人と動物とどちらを載せるべきかというものです。
回答内容は人によって異なると思いますが、動物の権利を支持する人も、他の人達と同様に、おそらく自分自身の愛着が強い方を助けることでしょう。また、おそらく可能であるなら両方を助けるでしょう。
そして緊急事態ではなく、通常時であれば、人間の権利も動物の権利も守ることを選択します。

非常にナンセンスな質問であるにもかかわらず、しばしば尋ねられます。しかし、このような、緊急時に状況を限定して、人の感情や愛着の強さに左右される質問は、アニマルライツの考え方を理解する助けにはならないでしょう。

この質問に対してどう答えたとしても、工場畜産や毛皮生産が廃止されるべきものであることに変わりはありません。