スウェーデンの学校給食における代替肉食品の栄養価と原材料、計画担当者の見解

論文概要

 

本研究では、スウェーデンの学校給食で広く使われている代替肉食品の原材料と原産地、加工度と栄養価について現状を調査し、さらに代替肉に関する給食担当者の見解について調査を実施した。定量データおよび定性データを使用し、19ブランドの59種類の代替肉食品について、スウェーデンの学校給食における栄養素寄与率(%NC)とNOVA加工度分類によって評価を行った。栄養素の摂取状況については10代で推奨される摂取量および最大摂取量の30%を基準とした。

代替肉は、ひき肉やミートボール、衣付き、バーガー、細切れ、ソーセージなどの形で使われていた。計画担当者7名を対象とした聞き取り調査では、学校給食における代替肉の使用状況が明らかになった。ほとんどの代替肉製品は超加工食品に分類され(86%)、飽和脂肪酸や遊離糖に関する寄与率は低かったものの、食物繊維や塩分の摂取量への寄与率は高かった。

微量栄養素に関するデータは限られていたが、カリウム・葉酸・鉄分の寄与率が高いことが示唆された。給食の計画担当者が代替肉を選ぶ理由としては、気候変動に関する取り組み、よく知っていること、受容度が高いことが挙げられていた。代替肉食品には将来性があるが、加工による影響、生体利用率、栄養強化についてはさらなる検証が必要である。

 

原文タイトル:Meat substitutes in Swedish school meals: nutritional quality, ingredients, and insights from meal planners

論文著者:Josephine Pettersson, Anna Post, Maja Elf, Mari Wollmar, Agneta Sjöberg

公開日: 2024/09/04 

論文URL:https://doi.org/10.1080/09637486.2024.2395810

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