保健所に連れて行こうとしている人を見つけたら、保健所では安楽死ではないこと、飼い主には適切な方法で、終生飼養する責任があることを説明してください。その飼い主自身が自身のしていることの重大さに気がつかない限り、またいつか不幸が生まれてしまいます。いつかその人は後悔する日が来るかもしれませんし、動物を殺したことなんて忘れ去ってまた「動物が好き」などといいながら、動物を購入してしまうかもしれません。現代社会では、動物の気持ちや苦しみを理解する想像力、命の重みを理解する道徳観念をもってない人が相当数います。そういう場合は、穏やかにお話していかなければ動物の犠牲はなくなりません。相談者がその動物を飼育できる場合はそれで解決することもあります。しかし、それでは根本的な問題は解決しません。 けれども、本来、飼い主が責任を持って、次の適切な里親を探さなくてはなりません。当たり前のことです。一度飼育を始めたら、その飼育者に責任がかかっているのです。 あなたがより多くの協力ができる場合、その動物の新しい家族を探す手伝いを申し出てください。Share This Previous Articleもし動物を使わないのなら、私たちは何を使えばいいのでしょうか? Next Article十分世話が出来るのに、保健所に連れていって殺すことは、罪にならないのですか? 2019/04/02