避難勧告が出たときにはどうすればいいですか?

行政も誰もあなたの動物を助けてくれません。あなたが、責任を持って、動物を連れて避難してください。環境省は同行避難を推進していますが、自治体は意識が低いところも多く、動物を入れてくれない可能性があります。頼れるのはあなただけです。安全な場所に住む友人や知人、親戚に預けたり、車の中でまずは過ごしてから翌日行政と交渉するなどが考えられます。もちろん、別の誰かがすでに交渉済みの場合は、すんなり受け入れてくれることもあります。誰もなにも言わずに受け入れられたのでは決して有りません。あなた自信も、動物を守るために声を上げてください。

緊急時に動物を守れないという状況を避けるために、事前準備をしてください。

・事前に、緊急・災害時の動物避難場所を各都道府県、市町村に確認してください。
・避難勧告発令時の、ご自分の家族である動物についての対処を確認しましょう。
すでに多くの自治体では避難時には動物を連れて行くことを容認しています。もしそうではない自治体がある場合は、事前(通常時)に抗議を行い改善をしてください。
・あなたの避難袋とともに、動物用の非常避難用品もそろえておきましょう。
・犬の場合、鑑札は必ず首輪につけておきましょう。
・様々な地域の友人や知人と、災害時のネットワークを作っておきましょう。

動物の命を守れるのは家族であるあなたです。そのことを十分に理解し、事前の準備を行ってください。