動物の立場に立つことができなければ、動物について学んでいるのではなく、人間へのサービスを学んでいるだけになります。 動物の心を思いやることのできる想像力を持ち、命の真の大切さを知っているということは、何ものにもまさる大きな才能です。
その才能を忘れることなく、伸ばしていってほしいと思います。
その才能を忘れることなく、伸ばしていってほしいと思います。
動物を管理することはとても簡単なことです。ケージにいれ、水とえさを与え、注射を打てばいいのですから。
けれどもそれは、人間のための管理であって、動物のための行為では一切ありません。
自由を与えることは、ときに恐れを感じるものです。
子供が外に遊びに行くのを親が心配するのと同じだと思います。自身の不安感をぬぐうことを優先し、子供を閉じ込めておくことは子供にとっては苦痛そのものです。
管理するのではなく、動物を見守ることのできる社会になることを願っています。