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前年度事業報告
2022年度事業報告書
2022年4月1日~2023年3月31日まで
1 事業の成果 及び 事業の実施に関する事項
事業の成果
毛皮輸入量は商品数で11.76%減少、毛皮付き製品は商品数で9.1%減少、動物の頭数では97,470頭分を削減した
8社からファーウールフリー、6社からファーフリーを獲得
スーパーマーケットで平飼い卵に切り替える消費行動、最大3~5%程度増加
大手企業がアニマルウェルフェアのポリシーを策定しウェブサイト等で公開
スターゼンのと畜場の飲水設備の整備が完了
企業との話し合い急増し200社を超える
殺されるはずだった5羽の採卵鶏を保護
認知度が向上し、特にこれまでなかなか上がらなかった動物福祉またはアニマルウェルフェアの認知度が2.9%上昇した
G7の会場となるマリオットホテルでG7に合わせてケージフリー達成
地域でのアニマルウェルフェア、アニマルライツの意識向上を目指した地域アクショングループが7つ誕生
アニマルウェルフェアについて、テレビ媒体を含め多くのメディアに取り上げられた。
話し合いを経て帝国ホテルでのケージフリーとプラントベースの取り組みが始まった
キャンペーンと話し合いを経てトリドールホールディングスのケージフリーに向けた計画と妊娠ストールフリーに向けた動きが始まった
笠松競馬場が要望をうけ馬の殺処分方法を消毒薬から通常の安楽死に改善
要望と議員からの質問を受け、闘鶏は違法であることを環境省があらためて明確にした
動物の未来イニシアチブを発足し、ファームアニマルウェルフェア連続講座を経てファームアニマルウェルフェアについて広めることができる知識を持った人々が94名誕生した
事業の実施状況
(1)特定非営利活動に係る事業
事業名
事業内容
期間
事業場所
従事人数
受益対象者
1:野生動物の保護に関する事業
調査・啓発・要望
茨城県れんこん田の防鳥ネットに野鳥が引っかかり死亡していることについて、調査をおこなった
茨城県との話し合いを行った
ネズミの駆除について駆除企業との話し合いを行い、改善の提案を行った
コウモリの駆除について行政や業者への改善要望を行った
通期
茨城県
2人
野生動物保護に関心のある人々
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業
2-1:動物問題全般に関わる事業
啓発
東京都、滋賀県、兵庫県、岩手県、千葉県、神奈川県での街頭アクションを行った。
畜産動物、展示動物等について、各種新聞、テレビ、雑誌等に寄稿、取材への対応を行った
公式サイト、メールニュース(
1825
名が参加)、SNS(Facebook Twitter Instagram、youtube)の更新、情報発信を行った
ARCニュース(会報)を年3回発行した
アニマルライツに関するチラシ、毛皮反対に関するチラシ、フォアグラ反対に関するチラシ、畜産動物の現状に関するチラ、環境と健康と畜産問題に関するチラシ、サーカスでの動物利用に関するチラシ、牛乳の現状に関するチラシ、採卵鶏のケージフリーに関するチラシの配布を行った
草莽の集いでこれまでのアニマルライツセンターの市民運動について講義を行った
通期
東京都、岩手、愛知、兵庫、名古屋、埼玉
20人
動物の問題、現状を知らない人約50万人
人材育成に関する取り組み
ウェビナーを含んだアニマルライツチャンネルを12回行った
通期
全国
6人
動物問題、持続可能性に関心のある人
持続可能性・消費者倫理に
関
する取り組み
「消費から持続可能な社会を作る市民ネットワーク」で、企業のエシカル度を調査する企業のエシカル通信簿の調査を行い、またサイトでの見え方の工夫を行った。また当ネットワークが主催してエシカル通信簿の発表会(日比谷)を行った
日本エシカル推進協議会に理事団体および副会長として参加し、農林水産省、経済産業省、東京都への陳情を行い、またJEIエシカルサミットの運営に携わった。またエシカルアカデミーの1回を担当し、畜産動物のアニマルウェルフェアとペットの問題についての講義をアレンジした
通期
東京
2人
動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人
問い合わせ対応
問い合わせに対応(年間およそ200件)
通期
東京
4人
200人
2-2:パートナー動物に関する事業
行政への取り組み
パートナー団体とともにすべての動物に関する適正な飼養管理の基準、動物虐待のガイドライン策定に関して要望をまとめた
哺乳類と爬虫類に関する環境省からのヒアリングをうけ、現状、課題、改善案を提案した
通期
東京
1人
国会議員、環境省、動物問題に関心のある人、
神奈川県民
企業への取り組み
魚類の問題のある販売や展示の調査を行い、改善を要望した
通期
千葉、東京
2人
ペットに関心のある人
不良飼い主への取り組み
不良飼育状態や不正な業態の生体販売業者に対し、意見を行った。また地方行政からも指導を行っていただいた
通年
東京、山梨、宮崎、千葉
3人
ペットに関心のある人
啓発
ペット動物に関してSNSでの発信や対談を行った
通年
東京
3人
動物の現状を知らない約1万人
2-3:畜産と環境に関する事業
啓発
動物の未来イニシアチブを発足し、6回の連続講座”ファームアニマルウェルフェア講座”を行い2022年夏は46名、2023年春(3~4月)は48名が受講した
講演会での講師を努め、アニマルウェルフェアやアニマルライツについての知識の普及を行った。
(千葉県での親子向け企画複数回、エシカルコンシェルジュ講座、横浜国立大学、中央大学、桜美林大学、秋田県立大学、目白大学、依田窪南部中学校、東京大学のサークル、わかもの国際支援協会、LOUD &PEACE、ロータリークラブ、サロンハウリン、自由学校遊、大手証券会社、大手IT企業、サステナビリティコンサルティング会社の企画した講演会など)
エコプロに参加し環境と畜産についての啓発を行った
畜産動物の現状を伝える専用サイトとSNSでの情報発信、動画の編集
#卵なくても大丈夫キャンペーンを開始した
オスひよこの殺処分に反対する署名とキャンペーンを開始した
生産調整のために動物を殺すことに反対するための署名を開始した
WEBマガジン、雑誌に畜産動物の現状について寄稿した
メディアに畜産動物の現状について情報提供を行なった
SNSでの広告配信を行なった
SNSやYoutubeでの広告の掲示
WORLD DAY FOR FARMED ANIMALS JAPAN 2022 農用動物を守る日に講演会とキャンペーンを実施
Hope For Animals.orgにて畜産動物の現状や畜産を取り巻く環境や人権問題を発信した
参画しているAquatic Animal Alliance(水生動物連盟)で、水棲動物の福祉にいての意見提言
成鶏の保護とともにその心身の状態の発信を行った
通年
東京
5人
動物の問題、現状を知らない人約55万万人
行政に向けた取り組み
大阪万博の調達コード策定に当たっての委員会でのヒアリングに出席しケージフリーなどについて要望した
神奈川県の農政部局とアニマルウェルフェアについての話し合いを行った
アニマルウェルフェアの取り組みを要望するためのロビー活動
農林水産副大臣、及び農林水産省のアニマルウェルフェアを担当する畜産振興課との話し合いを行った
通年
東京
3人
不特定多数
調査
複数の畜産施設及びと畜場に関する調査を行い、情報を公開した
畜産動物の飼育環境についての認知度調査を行い公開した
アニマルウェルフェアの研究や情報を翻訳ボランティアメンバーで飜訳した
食鳥処理場で生きたまま熱湯につけられる鶏の状況について調査。
アニマルウェルフェアに関連する海外の文献、基準等の日本語訳の充実を行った
企業のアニマルウェルフェアの公開情報の調査を行った
アニマルウェルフェアの技術的な情報の収集を行った
通年
東京・大阪
90人
不特定多数
企業に向けた取り組み
妊娠ストール廃止、ケージ飼育廃止、ベターチキンへの移行を含むアニマルウェルフェアの向上、及びアニマルウェルフェアポリシーの策定、畜産物の削減を求め、1000社以上へのコンタクトと、200社以上の企業と話し合いを行った
食鳥処理場のアニマルウェルフェアについてアンケート調査を行い、また複数の食鳥加工会社との話し合いを行った
月に2回ボランティア会議をオンライン開催し、ボランティアメンバーとともに企業への意見を届ける活動を行った
魚と甲殻類のアニマルウェルフェアについて要望を開始
動物性タンパク質から植物性タンパク質への移行、および植物性タンパク質への取り組みの開始を要望
企業にケージフリー卵への切り替えを促す国際連合Open Wing Allianceに参加。またトリドールに対する世界キャンペーンを行った
通年
東京
20人
不特定多数
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業
啓発
毛皮の専用サイトやSNSでの情報発信
動画の編集と公開
毛皮反対のためのポスターの配布し、郵便局や店舗などへの張り出しをボランティアさんに行っていただいた
通年
東京
10人
毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約40万人
企業に対する取り組み
アパレル企業にリアルファーの取扱廃止を求める要望を行なった
ファーウールの取り扱いのある企業に廃止を求める要望を行った
通年
東京
2人
毛皮動物の問題に関心を持つ人
国際協力
FUR FREE ALLIANCEメンバーとして、日本の毛皮消費状況等について海外に向けて情報発信を行った
通年
東京
1人
毛皮動物の問題に関心を持つ世界中の人
2-5:実験に利用される動物に関する事業
啓発
動物実験に関するSNS上での発信を行った
化粧品、食品の動物実験についての情報収集を行った
通年
東京
1人
不特定多数
2-6:展示動物に関する事業
啓発
ウェブサイトとSNSでの情報発信
闘鶏を廃止するための情報発信を行った
通期
全国
2人
動物の問題、現状を知らない人
調査
群馬県高崎公園の猿などについて調査を行った
通気
群馬、千葉
2人
違法行為をなくしたい人々
行政・企業等に対する取り組み
群馬県高崎公園の猿などについて高崎市と話し合いを行い改善を申し入れた
東京立川市に動物サーカスの興行に協力しない話し合いを行った
内部告発を受け、岐阜県は岐阜県地方競馬組合(笠松競馬場)に競馬馬の殺処分方法について改善を申し入れ改善に至った
国会議員を通し、動物を闘わせることは違法であることを環境省から改めて答弁を引き出した
通期
全国
2人
動物の問題、現状を知らない人
3:菜食と健康に関する事業
啓発
ヴィーガン、ベジタリアンのライフスタイルについての情報サイトHachidoryの運用を行った
ヴィーガンレシピの開発を行った
通期
全国
15人
エシカル消費やヴィーガンに興味のある10万人
4:目的を達成するための広報事業 : 報告は2に含みます
(2)その他の事業
事業名
事業内容
期間
事業場所
従事者人数
受益対象者
物品販売事業
動物問題を啓発することを目的とした本とアピールグッズの販売を行なった
通期
東京
3人
動物問題に関心のある人々
会計報告
活 動 計 算 書
[税込](単位:円)
特定非営利活動法人 アニマルライツセンター
自 2022年 4月 1日 至 2023年 3月31日
【経常収益】
【受取会費】
一般会員(賛助)受取会費
1,080,000
一般会員(正)受取会費
1,104,000
ライト会員受取会費
550,000
サポート会員(賛助)受取会費
612,000
サポート会員(正)受取会費
492,000
学生会員(賛助)受取会費
12,000
3,850,000
【受取寄付金】
受取寄付金
16,497,681
【受取助成金等】
受取助成金
40,683,702
【事業収益】
事業 収益
199,284
講師料・原稿料
1,372,074
1,571,358
【その他収益】
受取 利息
482
受取手数料
599,596
為替 差益
40,738
雑 収 益
109,821
750,637
経常収益 計
63,353,378
【経常費用】
【事業費】
(人件費)
給料 手当(事業)
13,153,419
役員報酬(事業)
2,928,070
法定福利費(事業)
2,251,284
人件費計
18,332,773
(その他経費)
広告・宣伝費(事業)
413,561
諸 謝 金(事業)
50,000
印刷製本費(事業)
946,300
動物医療費保護費
161,639
会 議 費(事業)
6,000
会場費(事業)
69,928
旅費交通費(事業)
813,501
調査費(事業)
26,390
車 両 費(事業)
256,566
通信運搬費(事業)
876,308
新聞図書費(事業
4,630
消耗品費(事業)
150,473
備品(事業)
233,373
修 繕 費(事業)
800
IT関連費(事業)
1,140,115
水道光熱費(事業)
38,406
地代 家賃(事業)
1,392,289
減価償却費(事業)
28,152
保 険 料(事業)
15,000
諸 会 費(事業)
257,785
租税 公課(事業)
10
支払手数料(事業)
236,668
外 注 費(事業)
132,000
雑 費(事業)
2,200
その他経費計
7,252,094
事業費 計
25,584,867
【管理費】
(人件費)
給料 手当(管理費)
996,000
人件費計
996,000
(その他経費)
旅費交通費(管理費)
31,220
車 両 費(管理費)
4,373
通信運搬費(管理費)
68,211
消耗品 費(管理費)
32,468
支払手数料(管理費)
4,309
その他経費計
140,581
管理費 計
1,136,581
経常費用 計
26,721,448
当期経常増減額
36,631,930
【経常外収益】
経常外収益 計
0
【経常外費用】
経常外費用 計
0
税引前当期正味財産増減額
36,631,930
法人税、住民税及び事業税
70,000
当期正味財産増減額
36,561,930
前期繰越正味財産額
70,925,015
次期繰越正味財産額
107,486,945
事業の内訳の割合
管理
動物全般
パートナー動物
0.74%
3.67%
0.32%
菜食と健康
畜産と環境
ファッション
3.45%
87.14%
1.95%
実験動物
展示動物
野生動物
0.45%
1.12%
0.39%
物品販売
0.77%
貸借対照表
貸 借 対 照 表
特定非営利活動法人 アニマルライツセンター
[税込](単位:円)
全事業所
2023年 3月31日 現在
資 産 の 部
負 債 の 部
科 目
金 額
科 目
金 額
【流動資産】
【流動負債】
(現金・預金)
未 払 金
37,430
現 金
314,202
預 り 金
129,589
PAYPAL円
497,975
未払法人税等
70,000
ゆうちょ・総合口座
5,345,919
流動負債 計
237,019
PAYPALドル
229,065
負債合計
237,019
ゆうちょ・127583
37,693,240
正 味 財 産 の 部
ゆうちょ・18536
838,454
【正味財産】
ゆうちょ・189160AD
1,226,676
前期繰越正味財産額
70,925,015
三菱東京UFJ銀行
61,169,251
当期正味財産増減額
36,561,930
現金・預金 計
107,314,782
正味財産 計
107,486,945
(棚卸資産)
正味財産合計
107,486,945
貯 蔵 品
67,774
棚卸資産 計
67,774
(その他流動資産)
前 払 金
42,800
その他流動資産 計
42,800
流動資産合計
107,425,356
【固定資産】
(有形固定資産)
什器 備品
112,608
有形固定資産 計
112,608
(投資その他の資産)
敷 金
186,000
投資その他の資産 計
186,000
固定資産合計
298,608
資産合計
107,723,964
負債及び正味財産合計
107,723,964
それ以前の事業報告
2015~2018年度の事業報告
もっとアニマルライツセンターを知る
私達について
2022年度事業報告
私達について
2023年度事業報告
私達について
メディア掲載実績
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2015~2018年事業報告
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活動の成果
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私達について
定款
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ja
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