寄付Donate
世界中で動物性タンパク質を植物性タンパク質や培養肉などに切り替える流れが刻々と強くなっている。この原動力になるのは気候危機とアニマルウェルフェアだ。とくに日本企業は環境のためと、代替肉への取り組みを重要課題の一つに加え、…
4月22日はアースデイ。そこで、4月のアニマルライツチャンネルでは環境保護をテーマで発信します。動物性の食べ物や衣類を作るために、環境もまた犠牲になっているといえますが、その実態を知る機会にしましょう。 時間になったらy…
地球にとって重要な地域であるアマゾンを含めた南米の自然を、畜産業によって大規模に破壊されてきたが、ここ数年、もう後戻りができないという地点=ティッピングポイントを超えたのではないかと思わせる調査結果が出てくるようになった…
動物への酷い扱いは、人への酷い扱いとつながっています。人があたりまえのように動物を殺し続ける習慣から抜け出さない限り、人は人も殺すことが正当化され続けるのです。 これは”非人間化”という心理が働くためです。他人を、自分と…
ある日、こんなことを言う人が現れたらあなたはなんと答えるだろうか。 「あなたの家の隣に畜舎を建ててもいいですか」 多くの人は先入観から動物はぽかぽかな太陽の下で健やかに暮らしていると想像するかもしれないので念のため説明し…
日本において肉の消費量、特に鶏肉豚肉の消費量は過去60年上がり続けている*1。1960年、日本では牛肉はもちろん、鶏肉も食べられていなかったに等しい。鶏肉は1960年には1年間1人あたり0.8kgに過ぎない。1年で1羽に…
気候危機の震源地のひとつは南米だ。人間の意志ひとつで止めることができるのに止めない森林破壊、生態系破壊のど真ん中であるためだ。西南極氷床の氷の融解を止める方法は複雑怪奇であるが、森林破壊だけは方法が明確なのだ。壊さなけれ…
工場畜産では、女性の動物が搾取されがちです。採卵鶏は1日目に殺される男性よりもその後2年~3年を不毛なケージの中で搾取され続ける女性の苦しみのほうが大きく”死んだほうがマシ”だと分析されます。母豚も母牛も、子供を妊娠させ…
2022年10月30日、ブラジルの次期大統領が決定し、2023年1月1日からルラ大統領による新たな政権が発足することになった。ブラジルの自然をひたすらお金に変えてきたボルソナロ大統領がようやく終りを迎える。環境保護団体は…
NPO法人気候危機対策ネットワークと共同主催で、地球の未来をテーマにした講演会を11月23日(祝・水)に神奈川県川崎市で行います。 アニマルライツセンターとともに登壇するのは、気候危機対策ネットワークの代表であり、国際N…
アニマルライツセンターも参画している一般社団法人日本エシカル推進協議会は10月28日(金)にエシカルサミットを開催します。 午前中は動物や環境などへの指標でファッションブランドを評価するオーストラリアのアプリ「Good …
アニマルライツセンターも日本の代表として参加している動物保護・環境保護団体のネットワーク”Compassion Choices Network”主催のプラントベースのオンラインイベント『Plant…
持続可能な社会の実現にむけ2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、企業の持続可能性においても重要であるという認識から、最近では多くの企業が取り組みを進めています。 畜産動物のアニマルウェルフェアの取…
「アニマルウェルフェアと食」をテーマにしたフェスが開催決定! 2022年9月17日(土)SDGsの観点から世界の平和を考えるフェス「LOUD&PEACE」が横浜みどりアートパークで開催されます。 今年のテーマは「…
飼料にほとんどが使われる南米産の大豆、その生産地における人権侵害については以前もこの記事で指摘したが、この人権侵害が増加してしまっている。 先住民族に対する暴力事件は増加の一途を辿っている。 2018年には110件 20…
SDGs(持続可能な開発目標)に取り組もうという企業は多くなっています。畜産動物のアニマルウェルフェアへの取り組みと動物性たんぱく質を植物性に切り替えることはSDGsの以下の目標に対する取り組みになります。 目標2:飢餓…
2022年3月10日のアニマルライツチャンネルでは、星槎大学特任教授であり、Wildlife Conservation Societyの自然環境保全研究員である西原智昭先生をお迎えして、アフリカの野生動物に起きていること…
最終的に最も多くの利益を得る人が主犯なのではないだろうか。 ブラジルのアマゾン熱帯雨林の森林火災が2019年に大きく報道されたが、その1年後、その場所は牛の放牧地になり、そして今、大豆畑になったことが報告された*1。これ…
2022年2月1日、カリフォルニア大学バークレー校のEisen教授とインポッシブルフーズのBrown社長は畜産と温暖化を分析した論文を出版した。 彼らは世界が植物のみの食に15年間かけて移行した場合の、地球温暖化に対する…
現在植物性ミルクは世界の「ミルク」市場の約10%しかないが、急成長中だ。牛乳を多量に使う時代は終わりに向かい始めている。 植物性ミルクに参入した乳製品企業 DANON、Lactalis、BelGroup、Sodiaal、…
「大自然の中で育った」「愛情を持って鶏を育て」「のびのびと育った豚」「鶏たちはストレスフリー」「自然な味わい」いろんな曖昧な謳い文句で動物たちの悲惨な状況を誤魔化し続けています。 畜産の現場はずっと隠されてきたからこそ、…