より思いやりのある社会の実現を目指して

2021年度事業報告書

2021年4月1日~2022年3月31日まで

1 事業の成果 及び 事業の実施に関する事項

事業の成果

  • ホテル松本楼、ホテル仙景、内閣府など国内事業者を含めケージフリー宣言を獲得し、2022年3月にはケージフリー宣言数が161を達成した。
  • 国内養豚最大手企業の妊娠ストールフリーへの決定を獲得。その他農場、と畜場内でのアニマルウェルフェアのためのカメラ設置、と畜場の飲水設備の整備についての改善を引き出した。
  • 話し合いを行ってきた複数の企業でアニマルウェルフェアの調達についてのポリシー策定や言及がなされた。
  • 参画しているAquatic Animal Alliance(水生動物連盟)で、国連食糧農業機関(FAO)に要望し、持続可能な養殖の開発に関する公式の政策文書において、水生動物福祉が重要な考慮事項として取り入れられた。
  • 毛皮付き製品の輸入量が前年比65%減、またピーク時の2006年と比較して98%削減された。
  • 国内でも6ブランドが、海外ブランドでは3ブランドがファーフリー宣言。
  • フォアグラ輸入量が2020年と比較して2021年は44%削減された。
  • #エビの命も大事キャンペーンを実施し、屋外看板広告を全国に掲示した。
  • 美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会としてホーユー(株)の化粧品の動物実験廃止を獲得。
  • アニマルウェルフェアについて、テレビ媒体を含め多くのメディアに取り上げられた。
  • おうちdeアクション、おみせdeアクションなど、コロナ禍でできるボランティア活動を提案し様々な成果に貢献することができるボランティアの全国ネットワークが構築できた。
  • 千葉県での違法な闘鶏賭博場を調査し警察に情報提供、鶏の保護につながった。

事業の実施状況

(1)特定非営利活動に係る事業 

事業名事業内容期間事業場所従事人数受益対象者
1:野生動物の保護に関する事業
調査・啓発・要望
  • 茨城県れんこん田の防鳥ネットに野鳥が引っかかり死亡していることについて、調査をおこなった。行政への意見や署名キャンペーン、提出なども行った。
通期茨城県2人野生動物保護に関心のある人々
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業
2-1:動物問題全般に関わる事業
啓発
  • 東京都、福岡県での街頭アクションを行った。
  • 畜産動物、展示動物等について、各種新聞、テレビ、雑誌等に寄稿、取材への対応を行った
  • 公式サイト、メールニュース(1793名が参加)、SNS(Facebook Twitter Instagram、youtube)の更新、情報発信を行った
  • ARCニュース(会報)を年3回発行した
  • アニマルライツに関するチラシ、毛皮反対に関するチラシ、フォアグラ反対に関するチラシ、畜産動物の現状に関するチラ、環境と健康と畜産問題に関するチラシ、サーカスでの動物利用に関するチラシ、牛乳の現状に関するチラシの配布を行った
通期東京都、岩手、愛知、兵庫、名古屋、埼玉20人動物の問題、現状を知らない人約50万人
人材育成に関する取り組み
  • ウェビナーを含んだアニマルライツチャンネルを12回行った
  • アニマルライツセンター学生部向けのオンライン講演会を9回行った
通期全国6人動物問題、持続可能性に関心のある人
持続可能性・消費者倫理にする取り組み
  • 「消費から持続可能な社会を作る市民ネットワーク」で、企業のエシカル度を調査する企業のエシカル通信簿、市民が商品を選びやすくするWEBサイトぐりちょの再構築についての議論を継続、主に動物分野を担当した。また当ネットワークが主催してエシカル通信簿のZOOM発表会を行った
  • 日本エシカル推進協議会に理事団体および運営理事団体として参加し、またJEIエシカル基準の策定に寄与した
通期東京2人動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人
問い合わせ対応
  • 問い合わせに対応(年間およそ200件)
通期東京4人200人
2-2:パートナー動物に関する事業
行政への取り組み
  • 他団体とのパートナーシップの元以下の活動を通年に渡り継続
  • すべての動物に関する適正な飼養管理の基準、動物虐待のガイドライン策定に関して要望
通期神奈川県1人国会議員、環境省、動物問題に関心のある人、神奈川県民
企業への取り組み
  • 鳥類等エキゾチックアニマルの販売の調査を行い、改善を要望した
通期千葉1人ペットに関心のある人
不良飼い主への取り組み
  • 不良飼育状態や不正な業態の生体販売業者に対し、意見を行った。また地方行政からも指導を行っていただいた
  • 不適切な飼育をする豚の飼い主に関する相談を受け、相談者とともに取り組み、改善につなげた
通年東京、山梨、宮崎、千葉3人ペットに関心のある人
啓発
  • ペット動物に関してSNSでの発信や対談を行った
通年東京3人動物の現状を知らない約1万人
2-3:畜産と環境に関する事業
啓発
  • 講演会での講師を努め、アニマルウェルフェアやアニマルライツについての知識の普及を行った。
    (エシカルコンシェルジュ講座、横浜国立大学、目黒区消費者グループ連絡会、所沢市、toitoi、創価大学のサークル、エコネットワークス、レイチェル・カーソン協会、JEI、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン、地球を守ろう、中央大学、秋田県立大学、ピースボート、㈱SEM、㈱Salesforce、八千代松陰中学校・高等学校、パルシステム、食の安全監視・市民委員会など)
  • エコプロに参加し環境と畜産についての啓発を行った
  • 畜産動物の現状を伝える専用サイトとSNSでの情報発信、動画の編集
  • バタリーケージの卵を食べたくないキャンペーンの賛同呼びかけを行った
  • WEBマガジン、雑誌に畜産動物の現状について寄稿した
  • メディアに畜産動物の現状について情報提供を行なった
  • SNSでの広告配信を行なった
  • SNSやYoutubeでの広告の掲示
  • WORLD DAY FOR FARMED ANIMALS JAPAN 2021 農用動物を守る日のキャンペーンを実施
  • Hope For Animals.orgにて畜産動物の現状や畜産を取り巻く環境や人権問題を発信した
  • 参画しているAquatic Animal Alliance(水生動物連盟)で、水棲動物の福祉にいての意見提言
  • 成鶏の保護とともにその心身の状態の発信を行った
  • タコの工場式養殖反対のキャンペーンに参加
通年東京5人動物の問題、現状を知らない人約55万万人
行政に向けた取り組み
  • OIE(世界動物保健機関)の鶏のアニマルウェルフェアコード案に対しての働きかけおよび意見提出を行った
  • アニマルウェルフェアの取り組みを要望するためのロビー活動
  • 屠殺場の改善要望を行った
  • 神奈川県、埼玉県、滋賀県と、畜産動物の福祉向上と虐待防止に関して交渉を行なった
  • 日EUEPAの動物福祉の条項に関連し、Eurogroup for animalsと協業しEU向け資料を作成
  • 廃鶏の屠殺場での長時間放置について、屠殺場や出荷側の養鶏業者との話し合いの上、行政への要望を行った
  • 畜産施設での動物虐待を警察、及び検察に告発
通年東京3人不特定多数
調査
  • 複数の畜産施設及びと畜場に関する調査を行い、情報を公開した
  • 畜産動物の飼育環境についての認知度調査を行い公開した
  • アニマルウェルフェアの研究や情報を翻訳ボランティアメンバーで飜訳した
  • 採卵鶏の出荷時における長時間放置の実態を調査し、短編ドキュメンタリー映画として公開。賞も獲得した。
  • 食鳥処理場で生きたまま熱湯につけられる鶏の状況について調査。
  • アニマルウェルフェアに関連する海外の文献、基準等の日本語訳の充実を行った
  • 企業のアニマルウェルフェアの公開情報の調査を行った
  • アニマルウェルフェアの技術的な情報の収集を行った
通年東京・大阪90人不特定多数
企業に向けた取り組み
  • 妊娠ストール廃止、ケージ飼育廃止、ベターチキンへの移行を含むアニマルウェルフェアの向上、及びアニマルウェルフェアポリシーの策定、畜産物の削減を求め、数百社へのコンタクトと、複数の企業と話し合いを行った
  • 複数の食肉加工会社との話し合いを行った
  • 乳牛の放牧飼育場のリスト化と企業への提供
  • ケージフリーの移行についてのアンケート調査を行った
  • 毎週ケージフリー会議をオンライン開催し、ボランティアメンバーとともに企業への意見を届ける活動を行った
  • 魚と甲殻類の残酷な調理に関して改善を求めた
  • 企業にケージフリー卵への切り替えを促す国際連合Open Wing Allianceに参加。全国サミットおよびグローバルサミットに参加した。またKFCを始めとする複数社に対する世界キャンペーンを行った
通年東京20人不特定多数
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業
啓発
  • 毛皮の専用サイトやSNSでの情報発信
  • 動画の編集と公開
  • 毛皮反対のためのポスターの配布し、郵便局や店舗などへの張り出しをボランティアさんに行っていただいた
  • 毛皮についてのウェビナーを行った
通年東京10人毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約40万人
企業に対する取り組み
  • アパレル企業にリアルファーの取扱廃止を求める要望を行なった
  • ファーウールの取り扱いのある企業を調査、91社に廃止の要望を行った
通年東京2人毛皮動物の問題に関心を持つ人
調査
  • コロナ禍での中国毛皮産業の動向や、ミンクの感染状況の把握を行った
通年東京1人毛皮動物の問題に関心を持つ人
国際協力
  • FUR FREE ALLIANCEメンバーとして、日本の毛皮消費状況等について海外に向けて情報発信を行った
通年東京1人毛皮動物の問題に関心を持つ世界中の人
2-5:実験に利用される動物に関する事業
企業に対する取り組み
  • 美しさに犠牲はいらない実行委員会(CFB)で、ヘアケアメーカーに化粧品(医薬部外品含む)での動物実験廃止を求める交渉
通年東京1人化粧品を利用する人々
2-6:展示動物に関する事業
啓発
  • ウェブサイトとSNSでの情報発信
  • 闘鶏を廃止するための情報発信を行った
  • 動物園についての講義
通期全国3人動物の問題、現状を知らない人
調査
  • 違法な闘鶏賭博場の調査を行い、警察に情報提供を行った
通気千葉3人違法行為をなくしたい人々
行政・企業等に対する取り組み
  • 全国の動物園の動物の扱いについての改善要望を行った
  • ばんえい競馬での虐待的扱いを告発した
  • 闘鶏賭博場から軍鶏を40羽保護した
  • 動物を闘わせることが虐待であることを明確にするよう環境省に要望、環境省が作成した動物虐待についてのガイドラインで明記された
通期全国3人動物の問題、現状を知らない人
3:菜食と健康に関する事業
啓発
  • ヴィーガン、ベジタリアンのライフスタイルについての情報サイトHachidoryの運用を行った
  • ヴィーガンレシピの開発を行った
通期全国15人エシカル消費やヴィーガンに興味のある10万人
4:目的を達成するための広報事業 : 報告は2に含みます

(2)その他の事業 

事業名事業内容期間事業場所従事者人数受益対象者
物品販売事業動物問題を啓発することを目的とした本とアピールグッズの販売を行なった通期東京3人動物問題に関心のある人々

会計報告

貸 借 対 照 表
特定非営利活動法人 アニマルライツセンター[税込](単位:円)
全事業所2022年 3月31日 現在
資 産 の 部負 債 の 部
科  目金 額科  目金 額
【流動資産】【流動負債】
(現金・預金)預 り 金64,630
現   金204,156未払法人税等70,000
PAYPAL円766,332流動負債 計134,630
ゆうちょ・総合口座7,021,153負債合計134,630
PAYPALドル89,606正 味 財 産 の 部
ゆうちょ・12758332,405,742【正味財産】
ゆうちょ・18536760,479前期繰越正味財産額64,666,275
ゆうちょ・189160AD1,194,226当期正味財産増減額6,258,740
三菱東京UFJ銀行28,351,801正味財産 計70,925,015
小口 現金5,000正味財産合計70,925,015
現金・預金 計70,798,495
(棚卸資産)
貯 蔵 品72,774
棚卸資産 計72,774
(その他流動資産)
仮 払 金2,376
その他流動資産 計2,376
流動資産合計70,873,645
【固定資産】
(投資その他の資産)
敷   金186,000
投資その他の資産 計186,000
固定資産合計186,000
資産合計71,059,645負債及び正味財産合計71,059,645

 

活 動 計 算 書
[税込](単位:円)
特定非営利活動法人 アニマルライツセンター
非営利事業収益事業合計
【経常収益】
【受取会費】
一般会員(賛助)受取会費1,128,000
一般会員(正)受取会費1,344,000
ライト会員受取会費625,500
サポート会員(賛助)受取会費840,000
サポート会員(正)受取会費480,000
学生会員(賛助)受取会費24,0004,441,500
【受取寄付金】
受取寄付金18,369,26018,369,260
【受取助成金等】
受取助成金7,950,4897,950,489
【事業収益】
事業 収益233,902
講師料・原稿料917,3001,151,202
【その他収益】
受取 利息341
受取手数料652,868
雑 収 益20,750673,959
経常収益 計32,352,508233,90232,586,410
【経常費用】
【事業費】
(人件費)
給料 手当(事業)12,256,556
役員報酬(事業)2,656,40022,900
法定福利費(事業)2,068,15336,976
福利厚生費(事業)10,229105
人件費計16,991,33859,98117,051,319
(その他経費)
広告・宣伝費(事業)1,410,229
諸 謝 金(事業)40,000
印刷製本費(事業)599,39981,527
動物医療費保護費381,802
会場費(事業)33,000
旅費交通費(事業)912,974
調査費(事業)276,789
車 両 費(事業)415,587126
通信運搬費(事業)751,68345,154
新聞図書費(事業)3,610
消耗品費(事業)157,54811,136
備品(事業)264,066380
IT関連費(事業)703,0445,602
水道光熱費(事業)27,920274
地代 家賃(事業)1,346,64614,038
諸 会 費(事業)257,375
支払手数料(事業)164,63912,422
為替 差損(事業)△ 3,572△ 37
その他経費計7,742,739170,6227,913,361
事業費 計24,734,077230,60324,964,680
【管理費】
(人件費)
給料 手当(管理費)963,000
役員報酬(管理費)68,700
法定福利費(管理費)110,954
福利厚生費(管理費)320
人件費計1,142,97401,142,974
(その他経費)
印刷製本費(事業)4,588
旅費交通費(管理費)10,540
車 両 費(事業)381
通信運搬費(事業)15,441
消耗品 費(管理費)39,923
備品(事業)1,140
IT関連費(事業)16,805
水道光熱費(事業)826
地代 家賃(事業)42,081
支払手数料(管理費)18,403
為替 差損(事業)△ 112
その他経費計150,0160150,016
管理費 計1,292,99001,292,990
経常費用 計26,027,067230,60326,257,670
当期経常増減額6,325,4413,2996,328,740
【経常外収益】
経常外収益 計0
【経常外費用】
経常外費用 計0
税引前当期正味財産増減額6,328,740
法人税、住民税及び事業税70,000
経理区分振替額3,299△ 3,2990
当期正味財産増減額6,258,740
前期繰越正味財産額64,666,275
次期繰越正味財産額70,925,015

事業の内訳の割合

2020年度事業報告書

2020年4月1日~2021年3月31日まで

1 事業の成果 及び 事業の実施に関する事項

事業の成果

  • 水野家、Innovation Design、イムホテル京都、Soleil du printemps、バーガーキングなどのケージフリー宣言を獲得し、2021年2月には国内のケージフリー宣言数が100を達成した。
  • アニマルライツセンターの情報提供により、環境省から畜産動物の虐待防止に関しての国会答弁がなされ、また通知を出してもらうことができた。
  • アニマルウェルフェアについての啓発の高まりにより、環境省がバタリーケージがアニマルウェルフェアの観点から推奨されないとする答弁がなされた。
  • プリマハムが今後新設、改築する場合はストールフリーにすることを発表した。
  • 農林水産省が提示した放牧を制限する飼養衛生管理基準について、覆して放牧の継続を可能にした。
  • 毛皮の輸入量が前年比55%減、またピーク時の2006年と比較して94%削減された。
  • 国内でも5ブランドが、海外ブランドでは2ブランドがファーフリー宣言をし、カナダグースが新たな毛皮を仕入れないなど宣言。
  • フォアグラ輸入量が2019年と比較して2020年は65.8%削減された。
  • ブロイラーに生まれたメイの50日キャンペーンにより肉用鶏(ブロイラー)の飼育実態を明らかにした。ブロイラーのメイの50日のショートドキュメンタリーが東京ビデオフェスティバル2021アワードを受賞した。
  • 食鳥処理場の改善に向けて話し合いやロビー活動を行い、1社改善の見込み。
  • アニマルウェルフェアについて、多くのメディアに取り上げられた。
  • おうちdeアクション、おみせdeアクションなど、コロナ禍でできるボランティア活動を提案し様々な成果に貢献することができるボランティアの全国ネットワークが構築できた。

事業の実施状況

(1)特定非営利活動に係る事業 

 

事業名事業内容期間事業場所従事者人数受益対象者
1:野生動物の保護に関する事業
調査・啓発・要望茨城県れんこん田の防鳥ネットに野鳥が引っかかり死亡していることについて、調査をおこなった。行政への意見や署名キャンペーン、提出なども行った。通期茨城県3人野生動物保護に関心のある人々
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業
2-1:動物問題全般に関わる事業
啓発
  • 港区エコプラザでのパネル展と講演会を行った。
  • 福岡県での街頭アクションを行った。
  • 畜産動物、毛皮、展示動物等について、各種新聞、テレビ、雑誌等に寄稿、取材への対応を行った
  • 公式サイト、メールニュース(1770名が参加)、SNS(Facebook Twitter Instagram、youtube)の更新、情報発信を行った
  • ARCニュース(会報)を年3回発行した
  • アニマルライツに関するチラシを約4万枚、毛皮反対に関するチラシ3万枚、フォアグラ反対に関するチラシ3万枚、畜産動物の現状に関するチラシ3万枚、環境と健康と畜産問題に関するチラシ3万枚、サーカスでの動物利用に関するチラシ1万枚、牛乳の現状に関するチラシ2万枚の配布を行った
通期東京都、岩手、愛知、兵庫、名古屋、埼玉20人動物の問題、現状を知らない人約50万人
人材育成に関する取り組み
  • ウェビナーを含んだアニマルライツチャンネルを13回行った
  • アニマルライツセンター学生部向けのオンライン講演会を2回行った
通期全国15000人動物問題、持続可能性に関心のある人
持続可能性・消費者倫理にする取り組み
  • 「消費から持続可能な社会を作る市民ネットワーク」で、企業のエシカル度を調査する企業のエシカル通信簿、市民が商品を選びやすくするWEBサイトぐりちょの再構築についての議論を継続、主に動物分野を担当した。また当ネットワークが主催してエシカル通信簿のZOOM発表会を4回に渡って行った
  • 消費者庁および消費者教育に関係する委員に消費者教育に動物への配慮を含めることを要望、国会議員等を通した働きかけを行った
  • 日本エシカル推進協議会に理事団体および運営理事団体として参加した。またエシカルサミット&ウィークの実行委員の一部をにない、マインドフルネスに関するパネルディスカッションを行った
通期東京2人動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人
問い合わせ対応
  • 問い合わせに対応(年間およそ200件)
通期東京4人200人
2-2:パートナー動物に関する事業
行政への取り組み
  • 他団体とのパートナーシップの元以下の活動を通年に渡り継続
  • すべての動物に関する適正な飼養管理の基準に関して、他団体とロビー活動を展開
  • 神奈川県保健福祉部、川崎市、横浜市と、不良飼い主や動物取扱業への指導マニュアル、動物の譲渡時の不妊去勢の徹底、震災時の対応等に関して交渉を行った
5/1~12/31神奈川県1人国会議員、環境省、動物問題に関心のある人、神奈川県民
企業への取り組み
  • 鳥類等エキゾチックアニマルの販売の調査を行い、改善を要望した
通期千葉1人ペットに関心のある人
不良飼い主への取り組み
  • 不良飼育状態や不正な業態の生体販売業者に対し、意見を行った。また地方行政からも指導を行っていただいた
  • 不適切な飼育をする豚の飼い主に関する相談を受け、相談者とともに取り組み、改善につなげた
  • 不良飼育されていた犬の里親募集を行った
通年東京、山梨、宮崎、千葉3人ペットに関心のある人
啓発
  • ペット動物に関してSNSでの発信や対談を行った
通年東京3人動物の現状を知らない約1万人
2-3:畜産と環境に関する事業
啓発
  • 畜産動物の現状を伝える専用サイトとSNSでの情報発信、動画の編集
  • バタリーケージの卵を食べたくないキャンペーンの賛同呼びかけを行い、賛同100団体を超えた
  • ブロイラーに生まれたメイの50日キャンペーンを行った
  • WEBマガジン、雑誌に畜産動物の現状について寄稿した
  • メディアに畜産動物の現状について情報提供を行なった
  • SNSでの広告配信を行なった
  • 横浜国立大学の授業、秋田県立大学の授業、桜美林大学リベラルアーツ学群の授業、イースクエアーCSRコンパス、オルタナサステナビリティ(SUS)部員塾、大妻中野中学校・高等学校秋桜祭、エシカルコンシェルジュ(エシカル協会主催)、セールスフォース、自由学校遊、生きた証セミナー等での講演を行った
  • SNSやYoutubeでの広告の掲示
  • ウズラの保護の様子と鶉の卵生産の実態を明らかにした
通年東京5人動物の問題、現状を知らない人約55万万人
行政に向けた取り組み
  • OIE(世界動物保健機関)の鶏のアニマルウェルフェアコード案に対しての働きかけおよび意見提出を行った
  • アニマルウェルフェアの取り組みを要望するためのロビー活動
  • 国会議員による環境委員会、農林水産委員会、消費者特別委員会、予算委員会等での質疑についての情報提供を行った
  • 屠殺場の改善要望を行った
  • 神奈川県保健福祉部と、畜産動物に関して交渉を行なった
  • 災害対応における避難や緊急時の対応の整備を申し入れた
  • 日EUEPAの動物福祉の条項に関連し、TSD CIVIL SOCIETY FORUM JAPANに出席、資料を作成
  • 畜産における動物虐待事例を環境省に提示し、改善通知につなげた
  • 廃鶏の屠殺場での長時間放置について、屠殺場や出荷側の養鶏業者との話し合いの上、行政への要望を行った
  • スコットランドのサーモン養殖についての抗議をする国際キャンペーンに参加し、日本版を担当した
通年東京3人不特定多数
調査
  • 複数の畜産施設及びと畜場に関する調査を行い、情報を公開した
  • 畜産動物の飼育環境についての認知度調査を行い公開した
  • アニマルウェルフェアの研究や情報を翻訳ボランティアメンバーで飜訳した
  • 採卵鶏の出荷時における長時間放置の実態を調査し、公開。改善を各所に働きかけた
  • 食鳥処理場で生きたまま熱湯につけられる鶏の状況について調査し、情報を公開、改善を働きかけた
  • アニマルウェルフェアに関連する海外の法規制、国際基準等の日本語訳の充実を行った
  • 地鶏の飼育基準の調査
  • アニマルウェルフェアの技術的な情報の収集を行った
  • 水棲動物の福祉にいてのパンフレットの翻訳、日本での飼育実態の調査を開始した
通年東京・大阪90人不特定多数
企業に向けた取り組み
  • 食肉加工会社との話し合いを行った
  • つなぎ飼いではない酪農場のリスト化を行った
  • 食鳥処理場へのガススタニングの情報提供を行った
  • 妊娠ストール廃止、ケージ飼育廃止を含むアニマルウェルフェアの向上、及びアニマルウェルフェアポリシーの策定を求め、数百社へのコンタクトと、複数の企業と話し合いを行った
  • CSRコンサルティング企業を通じて企業へアニマルウェルフェアの講演を行った
  • 毎週ケージフリー会議をオンライン開催し、ボランティアメンバーとともに企業への意見を届ける活動を行った
  • 魚と甲殻類の残酷な調理に関して改善を求めた
  • 企業にケージフリー卵への切り替えを促す国際連合Open Wing Allianceに参加。全国サミットおよびグローバルサミットに参加した。またバーガーキング、ハードロックカフェに対する世界キャンペーンを行った
通年東京20人不特定多数
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業
啓発
  • 毛皮の専用サイトやSNSでの情報発信
  • 動画の編集と公開
  • 毛皮反対のためのポスターの配布し、郵便局や店舗などへの張り出しをボランティアさんに行っていただいた
  • 毛皮についてのウェビナーを行った
  • アニマルフリーファッションについてのウェビナーを行った
通年東京10人毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約40万人
企業に対する取り組み
  • アパレル企業にリアルファーの取扱廃止を求める要望を行なった
通年東京2人毛皮動物の問題に関心を持つ人
調査
  • コロナ禍での中国毛皮産業の動向や、ミンクの感染状況の国内でできる範囲の調査を行った
国際協力
  • FUR FREE ALLIANCEメンバーとして、日本の毛皮消費状況等について海外に向けて情報発信を行った
通年東京1人毛皮動物の問題に関心を持つ世界中の人
2-5:実験に利用される動物に関する事業
企業に対する取り組み
  • 美しさに犠牲はいらない実行委員会(CFB)で、ヘアケアメーカーに化粧品(医薬部外品含む)での動物実験廃止を求める交渉を継続
通年東京1人化粧品を利用する人々
行政に対する取り組み
  • 神奈川県保健福祉部と、動物実験施設の調査等に関して交渉を行ない、神奈川県下の動物実験施設に対し、動物愛護に関する法規制等の通知を毎年行うことを実行してもらった。
5/1~12/31神奈川県1人動物実験に関わる人
2-6:展示動物に関する事業
啓発
  • ウェブサイトとSNSでの情報発信
  • 置き去りにされた動物たちキャンペーンを動物愛護週間に行った
通期東京・神奈川2人動物の問題、現状を知らない人
行政・企業等に対する取り組み
  • 全国の動物園の動物の扱いについての改善要望を行った
  • 木の下サーカスへの動物利用廃止の要望を行った
通期全国20人動物の問題、現状を知らない人
3:菜食と健康に関する事業
啓発
  • ヴィーガン、ベジタリアンのライフスタイルについての情報サイトHachidoryの運用を行った
  • #鶏肉やめて〇〇キャンペーンを行った
  • ヴィーガンレシピの開発を行った
通期全国15人エシカル消費やヴィーガンに興味のある10万人
4:目的を達成するための広報事業 : 報告は2に含みます

(2)その他の事業 

事業名事業内容期間事業場所従事者人数受益対象者
物品販売事業動物問題を啓発することを目的とした本の販売を行なった通期東京3人動物問題に関心のある人々

会計報告

 

貸 借 対 照 表
特定非営利活動法人 アニマルライツセンター[税込](単位:円)
全事業所2021年 3月31日 現在
資 産 の 部負 債 ・ 正 味 財 産 の 部
科  目金 額科  目金 額
【流動資産】【流動負債】
(現金・預金)預 り 金65,340
現   金117,294未払法人税等70,000
PAYPAL円3,029,530流動負債 計135,340
ゆうちょ・総合口座360,774負債の部合計135,340
PAYPALドル65,845正 味 財 産 の 部
ゆうちょ・12758327,733,203【正味財産】
ゆうちょ・18536690,892前期繰越正味財産額46,414,168
ゆうちょ・189160AD1,158,329当期正味財産増減額18,252,107
三菱東京UFJ銀行31,263,574正味財産 計64,666,275
現金・預金 計64,419,441正味財産の部合計64,666,275
(棚卸資産)
貯 蔵 品82,774
棚卸資産 計82,774
(その他流動資産)
前 渡 金21,780
仮 払 金91,620
その他流動資産 計113,400
流動資産合計64,615,615
【固定資産】
(投資その他の資産)
敷   金186,000
投資その他の資産 計186,000
固定資産合計186,000
資産の部合計64,801,615負債・正味財産の部合計64,801,615

 

活 動 計 算 書
[税込](単位:円)
特定非営利活動法人 アニマルライツセンター自 2020年 4月 1日 至 2021年 3月31日
非営利事業収益事業合計
【経常収益】
【受取会費】
一般会員(賛助)受取会費747,000747,000
一般会員(正)受取会費1,592,0001,592,000
ライト会員受取会費659,500659,500
サポート会員(賛助)受取会費495,000495,000
サポート会員(正)受取会費1,648,0001,648,000
学生会員(賛助)受取会費12,00012,000
学生会員(正)受取会費18,00018,000
【受取寄付金】
受取寄付金17,027,69917,027,699
【受取助成金等】
受取助成金14,627,33314,627,333
【事業収益】
事業 収益114,579114,579
講師料・原稿料783,376783,376
【その他収益】
受取 利息298298
受取手数料690,576690,576
雑 収 益25,76625,766
経常収益 計38,326,548114,57938,441,127
【経常費用】
【事業費】
(人件費)
給料 手当(事業)9,784,13024,8199,808,949
役員報酬(事業)2,424,96025,2602,450,220
法定福利費(事業)1,530,5705,1521,535,722
人件費計13,739,66055,23113,794,891
(その他経費)
広告・宣伝費(事業)50,00050,000
業務委託費(事業)195,186195,186
諸 謝 金(事業)109,560109,560
印刷製本費(事業)731,52610,000741,526
動物医療費保護費38,06038,060
旅費交通費(事業)33,53967234,211
調査費(事業)31,63831,638
車 両 費(事業)297,500213297,713
通信運搬費(事業)616,4172,573618,990
新聞図書費(事業15,43315,433
消耗品費(事業)19,09312,02231,115
備品(事業)95,3021095,312
IT関連費(事業)651,8404,588656,428
水道光熱費(事業)25,96326826,231
地代 家賃(事業)1,233,00112,8531,245,854
諸 会 費(事業)244,533244,533
租税 公課(事業)2,352152,367
支払手数料(事業)89,4856,71496,199
その他経費計4,480,42849,9284,530,356
事業費 計18,220,088105,15918,325,247
【管理費】
(人件費)
給料 手当(管理費)74,44474,444
役員 報酬(管理費)304,780304,780
アルバイト給料(管理費)1,129,1681,129,168
法定福利費(管理費)15,47422,274
福利厚生費(管理費)7,1697,169
人件費計1,531,03501,531,035
(その他経費)
印刷製本費(管理費)3,4903,490
旅費交通費(管理費)8,3608,360
車 両 費(管理費)1,0401,040
通信運搬費(管理費)113,216113,216
消耗品 費(管理費)7,1457,145
備品(管理費)3,3093,309
IT関連費(管理費)13,78213,782
水道光熱費(管理費)4,5094,509
保 険 料(管理費)52,13552,135
地代 家賃(管理費)38,53038,530
租税 公課(管理費)5050
支払手数料(管理費)17,17217,172
その他経費計262,7380262,738
管理費 計1,793,77301,793,773
経常費用 計20,013,861105,15920,119,020
当期経常増減額18,312,6879,42018,322,107
【経常外収益】
経常外収益 計0
【経常外費用】
経常外費用 計0
税引前当期正味財産増減額18,322,107
法人税、住民税及び事業税70,000
経理区分振替額9,420△ 9,4200
当期正味財産増減額18,252,107
前期繰越正味財産額46,414,168
次期繰越正味財産額64,666,275
事業の内訳

2019年度事業の内容の説明

1 事業の成果 及び 事業の実施に関する事項

事業の成果

  • ヒルトン、ベストウェスタン、リッコジェラート、ホライズンファームズ、旅の宿斉川が日本でのケージフリーへの移行を確約した。
  • 国内初のストールフリー宣言を獲得し、また大手食肉企業が期限は区切っていないものの妊娠ストールからの切り替えを行うことを確認した。
  • 大手食肉企業が植物性タンパク質の開発に取り組みはじめ、動物性食品の減少に向けて大きく社会が変化した。
  • スーパーマーケット調査を行い、平飼い卵の設置率が2015年22%であったものが51%に増加した事がわかった。イオンが2022年までに全店舗にプライベートブランドの平飼い卵を設置することを発表しすでに販売を開始した。
  • 毛皮の輸入量がピーク時の2006年と比較して89%削減された。
  • 国内でもミキハウスをはじめ13企業が、海外ブランドでは、プラダなどがファーフリーになった。その他、ファーフリーを公表しないが複数のアパレル企業がリアルファーを使わなくなった。
  • フォアグラ輸入量が2018年と比較して2019年は33%削減された。
  • 牛乳を考え直そうキャンペーンが話題となり多くの人に牛乳が抱える動物福祉の課題を共有することができた。
  • 最重要である畜産の現状の把握が大きく進んだ。多数の農場と屠殺場について把握することができた。
  • 超党派のアニマルウェルフェアを考える議員連盟の設立がなされた
  • アニマルウェルフェアやヴィーガン、その他個別の動物虐待事例について、多くのメディアに取り上げられた。
  • 動物愛護管理法が成立し、畜産動物に関して地方行政との連携強化が追加された、その他多くの点に私達の提言が取り入れられた。
  • 藤崎八旛宮の例大祭の福祉が改善された。
  • March for Animalsを開催し、様々な分野で活躍する多くの団体、人々と動物の苦しみをなくすという一つの目的だけで広く集まり力を合わせるということを体現することができた。今後につながる大きな一歩であったと考える。

事業の実施状況

(1)特定非営利活動に係る事業 

事業名事業内容期間事業場所従事者人数受益対象者
1:野生動物の保護に関する事業
なし
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業
2-1:動物問題全般に関わる事業
啓発
  • アースデイ東京、環境デーなごや、Vegan fest Fukuoka、Ethical VEGAN Fest、コープ自然派奈良フェスタ、九州ヴィーガンフェスに出展
  • パネル展を埼玉県川越で、岩手県盛岡市で成人式でのチラシ配りを行った
  • 畜産動物、毛皮、展示動物等について、各種新聞、テレビ、雑誌等に寄稿、取材への対応を行った
  • 公式サイト、メールニュース(1702名が参加)、SNS(Facebook Twitter Instagram、youtube)の更新、情報発信を行った
  • ARCニュース(会報)を年3回発行した
  • アニマルライツに関するチラシを約8万枚、毛皮反対に関するチラシ4万枚、フォアグラ反対に関するチラシ4万枚、畜産動物の現状に関するチラシ4万枚、環境と健康と畜産問題に関するチラシ4万枚、サーカスでの動物利用に関するチラシ2万枚の配布を行った
  • アニマルライツセンター公式サイトのリニューアル(スマホ対応含む)を行った
  • March for Animals(デモ行進)を主催団体として企画実行し、5つの団体に共催、42の団体に賛同をいただき、326名の参加者とともに渋谷・表参道・原宿を歩いた
通期東京都、岩手、愛知、兵庫、名古屋、埼玉20人動物の問題、現状を知らない人約50万人
人材育成に関する取り組み
  • ボランティア会議(定例会議)を9回行った
  • アニマルライツ勉強会を9回行った
  • 歴史を動かす一部になる!~アニマルライツ活動実践講習を開催し60名が参加した
  • 動物愛護法改正報告会&動物実験と畜産動物の勉強会を3団体合同で開催した
  • アニマルライツ勉強会特別版 PETA Asia [もっと動物のために]をPETA Asiaと共催で開催した
  • 動物の問題を勉強したい学生へのレクチャーを行った
  • アニマルライツセンター学生部(Animal Rights Center Students)を運営、勉強会や懇親会、チラシ配りを開催した
通期東京、神奈川20人動物問題、持続可能性に関心のある人
持続可能性・消費者倫理にする取り組み
  • 「消費から持続可能な社会を作る市民ネットワーク」で、企業のエシカル度を調査する企業のエシカル通信簿作成、市民が商品を選びやすくするWEBサイトぐりちょの作成に携わり、主に動物分野を担当した。また当ネットワークが主催したエシカル通信簿の大阪報告会での発表を行った
  • 消費者庁および消費者教育に関係する委員に消費者教育に動物への配慮を含めることを要望、国会議員等を通した働きかけを行った
  • 日本エシカル推進協議会に理事団体および運営理事団体として参加し、またエシカルラボでの発表を行った。またサイト運用を行った
通期東京・京都2人動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人
動物愛護法改正に関する事業他団体とのパートナーシップの元以下の活動を通年に渡り継続

  • 動物愛護法改正について、他団体とロビー活動を展開
  • 国会議員や政党に働きかけや話し合いを行った
  • 超党派犬猫ゼロ議連のプロジェクトチーム、条文検討や、各党の検討時における情報提供を行った
  • 基本指針、施行規則の問題点を指摘し、何点かの改善してもらうに至った
通期東京2人国会議員・動物問題に関心のある人
問い合わせ対応
  • 問い合わせに対応(年間およそ200件)
通期東京4人200人
2-2:パートナー動物に関する事業
地方行政への取り組み
  • 神奈川県保健福祉部、川崎市、横浜市と、不良飼い主や動物取扱業への指導マニュアル、動物の譲渡時の不妊去勢の徹底、震災時の対応等に関して交渉を行った
5/1~12/31神奈川県1人神奈川県民
企業への取り組み
  • 爬虫類等エキゾチックアニマルの展示販売イベントでの調査を行い、改善を要望した
通期東京2人ペットに関心のある人
不良飼い主への取り組み
  • 不良飼育状態や不正な業態の生体販売業者に対し、意見を行った。また地方行政からも指導を行っていただいた
  • 不良飼育されていた犬の里親募集を行った
通年東京、神奈川、山梨2人ペットに関心のある人
啓発
  • 犬猫問題の専用サイト、SNSでの情報発信を行った
通年東京5人動物の現状を知らない約5万人
2-3:畜産と環境に関する事業
啓発
  • 畜産動物の現状を伝える専用サイトとSNSでの情報発信、動画の編集・バタリーケージの卵を食べたくないキャンペーンのサイト運用
  • アニマルウェルフェア企業向け専用サイトAnimal Welfare.Asiaサイトの立ち上げ
  • 牛乳を考え直そう RethinkMilkキャンペーンを行った
  • 鶏の魅力コンテストを開催
  • エコプロに出展、畜産と環境問題の啓蒙を行った
  • 渋谷駅前で消費者に対しフォアグラ生産、卵生産、豚肉生産、牛乳生産、鶏肉生産、畜産全般の実態を伝えるアクションを行った(毎月3回程度※2月後半~3月は行っていない)
  • 渋谷駅前で動画を使用した啓発活動を毎週日曜日に行った
  • WEBマガジン、雑誌に畜産動物の現状について寄稿した
  • 著名人やメディアに畜産動物の現状について情報提供を行なった
  • SNSでの広告配信を行なった
  • 横浜国立大学の授業、マーキュリーアカデミー、エシカルコンシェルジュ(エシカル協会主催)、セールスフォース、生きた証セミナー、岩手での勉強会等での講演を行った
  • SNSでの広告の掲示
  • 動物はごはんじゃないデモ行進を開催し、251名が参加
通年東京5人動物の問題、現状を知らない人約55万万人
行政に向けた取り組み
  • HSIとともに、OIE(世界動物保健機関)の鶏のアニマルウェルフェアコード案に対しての農林水産省との話し合い、及び意見提出を行った
  • アニマルウェルフェアの取り組みを要望するためのロビー活動
  • 国会議員による環境委員会、農林水産委員会、消費者特別委員会での答弁についての情報提供を行った
  • 屠殺場の調査及び改善要望を行った
  • 神奈川県保健福祉部と、畜産動物に関して交渉を行ない、神奈川県下のと畜場に対し係留時の飼養面積の改善に関する資料を配布してもらった
  • 豚コレラ等防疫に寄る殺処分時の方法の改善を申し入れる
  • 災害対応における避難や緊急時の対応の整備を申し入れる
  • 東京オリンピックパラリンピックにおける食材のアニマルウェルフェアについてロビー活動を行い農林水産委員会、文部科学委員会で追求していただく
  • 日EUEPAの動物福祉の条項に関連し、EU側のヒアリング(the Symposium on Trade and sustainable development in the EU-Japan EPA)で意見を述べる
通年東京3人不特定多数
調査
  • 複数の畜産施設及びと畜場に関する調査を行い、情報を公開した
  • 畜産動物の飼育環境についての認知度調査を行い公開した
  • アニマルウェルフェアの研究や情報を翻訳ボランティアメンバーで飜訳した
  • スーパーマーケット調査を全国のボランティアの力を借り行った。
  • 採卵鶏の出荷時における長時間放置の実態を調査し、公開。改善を各所に働きかけた
  • 食鳥処理場で生きたまま熱湯につけられる鶏の状況について調査し、情報を公開、改善を働きかけた
  • アニマルウェルフェアに関連する海外の法規制、国際基準等の日本語訳の充実を行った
  • アニマルウェルフェアの技術的な情報の収集を行った
通年東京・大阪90人不特定多数
企業に向けた取り組み
  • 企業にケージフリー卵への切り替えを促す国際連合Open Wing Allianceに参加。全国サミットおよびアジアサミットに参加した。またヒルトンとベストウェスタン、鼎泰豊に対する世界キャンペーンを行った
  • 食肉加工会社株主総会 株主へ「妊娠ストール廃止」のアピール活動、また食肉加工会社との話し合いを行った
  • 乳業メーカーへのアンケート調査を行った
  • 食鳥処理場へのアンケート調査を行った
  • 妊娠ストール廃止、バタリーケージ廃止を含むアニマルウェルフェアの向上、及びアニマルウェルフェアポリシーの策定を求め、複数の企業と話し合いを行った
  • CSRコンサルティング企業への勉強会と意見交換を3社に対して開催
  • アニマルウェルフェアポリシーの策定を提案するため複数の企業を訪問し話し合いを行った
  • バタリーケージの廃止を企業に対して求める署名を開始し提出
  • 妊娠ストールの廃止を企業に対して求める署名を開始し提出
  • ケージフリー、ベターチキン日本版の基準を策定した
通年東京20人不特定多数
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業
啓発
  • 毛皮の専用サイト、毛皮反対デモ行進用サイト、SNSでの情報発信、動画の編集
  • 毛皮反対のためのポスターの配布、掲示し(約200枚)、掲示したものをサイトに公開、ポスターも増刷した
  • 毛皮やその他衣類素材に関しWEB媒体に寄稿した
  • 毛皮、アンゴラに反対する関するアクションを渋谷駅前で行った
  • 東京ガールズコレクション会場前で動物性素材を使わないように呼びかけるアクションを行った
  • FUR FREE FRIDAYという世界同時イベントに参加、川越でのデモ行進を行った
通年東京・神奈川・埼玉500人毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約40万人
企業に対する取り組み
  • アパレル企業にリアルファーの取扱廃止を求める要望を行なった
通年東京4人毛皮動物の問題に関心を持つ人
調査
  • 中国毛皮産業の実態の調査を行った
国際協力
  • FUR FREE ALLIANCEメンバーとして、日本の毛皮消費状況等について海外に向けて情報発信を行った。
通年東京・東アジア2人東アジアの人々
2-5:実験に利用される動物に関する事業
企業に対する取り組み
  • 美しさに犠牲はいらない実行委員会(CFB)で、ヘアケアメーカーに化粧品(医薬部外品含む)での動物実験廃止を求める交渉を行った
通年東京1人化粧品を利用する人々
行政に対する取り組み
  • 神奈川県保健福祉部と、動物実験施設の調査等に関して交渉を行ない、神奈川県下の動物実験施設に対し、動物愛護に関する法規制等の通知を毎年行うことを実行してもらった。
5/1~12/31神奈川県1人動物実験に関わる人
2-6:展示動物に関する事業
啓発
  • サーカスに動物利用をやめてほしいと訴えるチラシを、動物を使ったサーカス会場付近で配布
  • Empty The Tanks2019のアクションを水族館前で行った
  • 渋谷駅前で水族館の動物たちの扱いの非倫理性を訴えたアクションを行った
通期東京・神奈川2人動物の問題、現状を知らない人
行政・企業等に対す東漁る取り組み
  • 沖縄県糸満市の糸満ハーレーで行われるアヒル取り競争の調査を行った
  • 熊本県藤崎八幡宮での馬追祭りの廃止と改善の要望を行った
  • 全国の動物園の動物の扱いについての改善要望を行った
  • 館山市城山公園のサル、キバタンの飼育改善に取り組み、キバタンはより良い施設へ引き取られた、サルは継続
  • 沖縄県に闘鶏の禁止をクックハウスと協力し求めた
  • 姫路動物園で今後二度と象を飼育しないことを確約させた
  • 犬吠埼マリンパーク(閉館)の動物のための働きかけを継続した
  • 伊東漁協へのイルカ猟廃止の申し入れ、ユネスコへの抗議を行った
通期全国20人動物の問題、現状を知らない人
調査
  • 全国の水族館、動物園の動物の扱いについての現地調査を行った
  • 闘鶏の実態の調査を行った
通期東京4人動物の問題、現状を知らない人
3:菜食と健康に関する事業
啓発
  • ヴィーガン、ベジタリアンのライフスタイルについての情報サイトHachidoryの運用を行った
  • ヴィーガンレシピの開発を行った
  • ヴィーガン21というヴィーガンライフスタイルを試すためのメール配信を開始した
通期全国15人エシカル消費やヴィーガンに興味のある10万人
4:目的を達成するための広報事業 : 報告は2に含みます

(2)その他の事業 

事業名事業内容期間事業場所従事者人数受益対象者
物品販売事業通販サイト、及びイベント会場等で、動物問題を啓発することを目的としたアピールグッズ(Tシャツ、ステッカー、バッジ、バッグ、本)の制作と販売を行なった通期東京・兵庫・福岡10人動物問題に関心のある人々

会計報告

活 動 計 算 書
[税込](単位:円)
特定非営利活動法人 アニマルライツセンター自 2019年 4月 1日  至 2020年 3月31日
非営利事業収益事業合計
【経常収益】
  【受取会費】
    一般会員(賛助)受取会費312,000312,000
    一般会員(正)受取会費1,507,0001,507,000
    ライト会員受取会費511,000511,000
    サポート会員(賛助)受取会費360,000360,000
    サポート会員(正)受取会費612,000612,000
    学生会員(賛助)受取会費12,00012,000
    学生会員(正)受取会費30,00030,000
  【受取寄付金】
    受取寄付金13,866,55213,866,552
  【受取助成金等】
    受取助成金14,939,62114,939,621
  【事業収益】
    事業 収益469,900469,900
    講師料・原稿料220,690220,690
    その他事業収益328,950328,950
  【その他収益】
    受取 利息173173
    受取手数料549,902549,902
    雑 収 益12,77512,775
33,262,663469,90033,732,563
        経常収益  計33,732,563
【経常費用】
  【事業費】
    (人件費)
      給料 手当2,737,75830,6142,768,372
      役員報酬2,610,79054,9642,665,754
      法定福利費709,29515,098724,393
      福利厚生費17,97537618,351
        人件費計6,075,818101,0526,176,870
    (その他経費)
      広告・宣伝費56,55956,559
      業務委託費2,564,9792,564,979
      印刷製本費153,740181,620335,360
      チラシ費640,333640,333
      動物医療費保護費289,504289,504
      会 議 費217,310217,310
      会場費188,420188,420
      旅費交通費494,638420495,058
      調査費167,087167,087
      車 両 費298,085298,085
      通信運搬費561,053122,340683,393
      新聞図書費20,26520,265
      消耗品費365,62221,346386,968
      備品531,3993,833535,232
      IT関連費559,2736,934566,207
      水道光熱費51,2301,07652,306
      地代 家賃1,220,79925,7071,246,506
      諸 会 費234,308234,308
      租税 公課57012582
      支払手数料54,9193,99458,913
        その他経費計8,670,093367,2829,037,375
          事業費  計14,745,911468,33415,214,245
  【管理費】
    (人件費)
      給料 手当651,497651,497
      役員報酬82,44682,446
      法定福利費22,65822,658
      福利厚生費567567
      人件費計757,168757,168
    (その他経費)
      業務委託費9,7239,723
      印刷製本費1,0241,024
      チラシ費0
      動物医療費保護費0
      会 議 費0
      会場費0
      旅費交通費66,03266,032
      調査費0
      車 両 費300300
      通信運搬費75,89575,895
      新聞図書費0
      消耗品費4,5224,522
      備品6,7396,739
      IT関連費11,70511,705
      水道光熱費1,6171,617
      地代 家賃38,54938,549
      諸 会 費0
      租税 公課1818
      支払手数料7,8467,846
        その他経費計223,970223,970
          管理費  計981,1380981,138
            経常費用  計17,535,6141,56616,195,383
              当期経常増減額17,537,180
【経常外収益】
    経常外収益  計0
【経常外費用】
    経常外費用  計0
        税引前当期正味財産増減額17,537,180
        法人税、住民税及び事業税70,000
        経理区分振替額1,566△ 1,5660
          当期正味財産増減額17,467,180
          前期繰越正味財産額28,946,988
          次期繰越正味財産額46,414,168

 

貸 借 対 照 表
特定非営利活動法人 アニマルライツセンター[税込](単位:円)
全事業所2020年 3月31日 現在
資 産 の 部負 債 ・ 正 味 財 産 の 部
科  目金 額科  目金 額
 【流動資産】 【流動負債】
  (現金・預金)  預 り 金152,669
   現   金245,388  未払法人税等70,000
   PAYPAL円1,341,496   流動負債  計222,669
   ゆうちょ・総合口座1,821,876負債の部合計222,669
   PAYPALドル60,504正 味 財 産 の 部
   ゆうちょ・12758322,639,767 【正味財産】
   ゆうちょ・18536650,480  前期繰越正味財産額28,946,988
   ゆうちょ・189160AD1,122,432  当期正味財産増減額17,467,180
   三菱東京UFJ銀行18,474,120   正味財産 計46,414,168
    現金・預金 計46,356,063正味財産の部合計46,414,168
  (棚卸資産)
   貯 蔵 品94,774
    棚卸資産  計94,774
     流動資産合計46,450,837
 【固定資産】
  (投資その他の資産)
   敷   金186,000
    投資その他の資産  計186,000
     固定資産合計186,000
資産の部合計46,636,837負債・正味財産の部合計46,636,837

 

事業の内訳