[vc_row thb_full_width=”true” css=”.vc_custom_1559074330192{padding-top: 130px !important;padding-bottom: 130px !important;background-image: url(https://arcj.org/wp-content/uploads/2019/01/1-87.jpg?id=5307) !important;background-position: center !important;background-repeat: no-repeat !important;background-size: cover !important;}”][vc_column][vc_custom_heading text=”より思いやりのある社会の実現を目指して” font_container=”tag:h2|text_align:center|color:%23ffffff|line_height:116px” google_fonts=”font_family:Open%20Sans%3A300%2C300italic%2Cregular%2Citalic%2C600%2C600italic%2C700%2C700italic%2C800%2C800italic|font_style:700%20bold%20regular%3A700%3Anormal” css_animation=”fadeInUp”][thb_gap height=”50″][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][thb_gap height=”50″][vc_video link=”https://youtu.be/kQBw2qzopoY”][thb_gap height=”50″][vc_column_text]

2018年度事業の内容の説明

1 事業の成果 及び 事業の実施に関する事項

事業の成果
  • スターバックス、マリオット・インターナショナル、フォーシーズンズホテル、サラダストップ、ユニリーバが日本でのケージフリーへの移行を確約した。
  • 国内でも三陽商会、しまむら、サンコー商事、ナフコが、海外ブランドでは、シャネル、ゴルチエ、コーチ、バーバリーなどがファーフリーになった。プラダもキャンペーンにより毛皮削減を宣言した。
  • アニマルライツセンターを含む3団体で行う美しさに犠牲はいらない(Cruelty Free Beauty)でのキャンペーンによりピアス株式会社が化粧品の動物実験廃止を宣言し、2018年度内に廃止した。
  • 最重要である畜産の現状の把握が大きく進んだ。多数の農場と屠殺場について把握することができた。
  • 東京五輪におけるアニマルウェルフェアの重要性、アニマルウェルフェアの国による推進の必要性、と畜場と輸送時のアニマルウェルフェア、動物愛護管理法の農水省での指導推進について、国会議員に対し問題提起を行い、複数名の議員により参議院・衆議院の各委員会での質問が行われた。
  • アニマルウェルフェアやヴィーガン、その他個別の動物虐待事例について、多くのメディアに取り上げられた。
  • アニマルライツセンターが問題提起をし、改善を促してきた廃鶏の長時間放置について3度の通知(農林水産省・厚生労働省・環境省の3省から)と、厚生労働省の調査が行われる。畜産動物の福祉に関して国が積極的に動いたのはこれまでで初めて。
  • オリンピックメダリストら10名が東京五輪の畜産物のアニマルウェルフェアについて指摘。Legacy For Animalsキャンペーンを、メダリスト、アニマルライツセンター、THLジャパンとともに開始した。
  • これまでまとまった情報がなかった日本の畜産動物のアニマルウェルフェアとアニマルライツに関し、日本語のテキストを作成し配布を開始。
  • 鶏複数羽をレスキュー。また日本初のファームサンクチュアリの設立を支援した。
  • 藤崎八旛宮の例大祭について世論喚起、および告発を行い、改善につながる一歩となった。
事業の実施状況

(1)特定非営利活動に係る事業

事業名 事業内容 期間 事業場所 従事者人数 受益対象者
1:野生動物の保護に関する事業
なし
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業
2-1:動物問題全般に関わる事業
啓発
  • アースデイ東京、環境デーなごや、Vegan fest Fukuokaに出展
  • 畜産動物、毛皮、展示動物等について、各種新聞、テレビ、雑誌等に寄稿、取材への対応を行った
  • 公式サイト、メールマガジン(1671名が参加)、SNS(Facebook Twitter Instagram、youtube)の更新、情報発信を行った
  • ARCニュース(会報)を年3回発行した
  • アニマルライツに関するチラシを約9万枚、毛皮反対に関するチラシ5万枚、フォアグラ反対に関するチラシ3万枚、畜産動物の現状に関するチラシ4万枚、環境と健康と畜産問題に関するチラシ6万枚、サーカスでの動物利用に関するチラシ2万枚の配布を行った
  • パネル展を埼玉県川越で12回行い約36,000人にアプローチした
  • 秋田駅前で2回のパネル展、成人式でのチラシ配りを行った
  • 海外アーティスト(ポール・マッカートニー)のコンサート会場でチラシ配布を行った
  • アニマルライツセンター公式サイトのリニューアル(スマホ対応含む)に着手した
通期 東京都、長野県、秋田、愛知、兵庫、京都、神奈川、埼玉 20人 動物の問題、現状を知らない人約50万人
人材育成に関する取り組み
  • ボランティア会議(定例会議)を11回行った
  • 動物の問題を勉強したい学生のインターンの受け入れを行った
  • アニマルライツセンター学生部(Animal Rights Center Students)を運営、勉強会や懇親会、大学等でのチラシ配りを開催した
  • アニマルライツ勉強会を東京での11回、大阪で1回開催した
  • 大阪で動物愛護法改正勉強会を行った
  • 新潟県(新潟動物ネットワーク主催)での講演を行った
通期 東京、新潟、神奈川、大阪、北海道 20人 動物問題、持続可能性に関心のある人
持続可能性・消費者倫理に関する取り組み
  • 「消費から持続可能な社会を作る市民ネットワーク」で、企業のエシカル度を調査する企業のエシカル通信簿作成、市民が商品を選びやすくするWEBサイトぐりちょの作成に携わり、主に動物分野を担当した。また当ネットワークが主催したエシカル通信簿発表会とセミナーでの講師を務めた
  • 消費者庁および消費者教育に関係する委員に消費者教育に動物への配慮を含めることを要望、働きかけを継続した
  • 日本エシカル推進協議会に理事団体として参加、エシカルラボでの発表を行った。またサイトのリニューアルを担当しエシカル消費のナレッジベースを作成した
通期 東京・京都 2人 動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人
動物愛護法改正に関する事業 3団体でのパートナーシップの元以下の活動を通年に渡り継続。

  • 動物愛護法改正について、他団体とロビー活動を展開。
  • キーとなるの国会議員に働きかけや話し合いを行った
  • 国会議員などへのお願いを呼びかけるキャンペーンを行った
  • 要望案、逐条案を検討し、作成した
  • 実験動物の規制に関し京都大学iPS細胞研究所に公開質問を行った
  • 超党派犬猫ゼロ議連のプロジェクトチーム、条文検討や、各党の検討時における情報提供を行った。
通期 東京 2人 国会議員・動物問題に関心のある人
問い合わせ対応
  • 問い合わせに対応(年間およそ200件)
通期 東京 4人 200人
2-2:パートナー動物に関する事業
地方行政への取り組み
  • 神奈川県保健福祉部、川崎市、横浜市と、不良飼い主や動物取扱業への指導マニュアル、動物の譲渡時の不妊去勢の徹底、震災時の対応等に関して交渉を行った
5/1~12/31 神奈川県 1人 神奈川県民
企業への取り組み
  • 爬虫類等エキゾチックアニマルの展示販売イベントでの調査を行い、改善を要望した
通期 東京 2人 ペットに関心のある人
不良飼い主への取り組み
  • 不良飼育状態や不正な業態の生体販売業者に対し、意見を行った。また地方行政からも指導を行っていただいた
  • 不良飼育されていた犬の里親募集を行った
通年 東京、神奈川、山梨 2人 ペットに関心のある人
啓発
  • 犬猫問題の専用サイト、SNSでの情報発信を行った
通年 東京 5人 動物の現状を知らない約5万人
2-3:畜産と環境に関する事業
啓発
  • バタリーケージの卵を食べたくないキャンペーンのサイト運用
  • 畜産動物の現状を伝える専用サイトとSNSでの情報発信、動画の編集
  • お母さん豚を閉じ込めないでキャンペーンへの著名人のメッセージを増やし、周知を図った
  • エコプロに出展、畜産と環境問題の啓蒙を行った
  • 渋谷駅前で消費者に対しフォアグラ生産、卵生産、豚肉生産、牛乳生産、鶏肉生産、畜産全般の実態を伝えるアクションを行った(毎月3回程度)
  • 渋谷駅前で動画を使用した啓発活動を毎週日曜日に行った
  • WEBマガジン、雑誌に畜産動物の現状について寄稿した
  • 著名人やメディアに畜産動物の現状について情報提供を行なった
  • SNSでの広告配信を行なった
  • ドキュメンタリー映画THE LAST PIGの上映を行った
  • ドキュメンタリー映画73Cowsの翻訳を行った
  • 屋台大学、横浜国立大学の授業、北海道、八王子(まなびつなぐ広場主催)、エシカルコンシェルジュ(エシカル協会主催)での講演を行った
  • SNSでの広告の掲示
通年 東京 5人 動物の問題、現状を知らない人約55万万人
行政に向けた取り組み
  • HSIとともに、OIE(世界動物保健機関)の鶏のアニマルウェルフェアコード案に対しての農林水産省との話し合い、及び意見提出を行った
  • アニマルウェルフェアの取り組みを要望するためのロビー活動
  • 国会議員による環境委員会、農林水産委員会、厚生労働委員会での答弁についての情報提供を行った
  • 屠殺場の調査及び改善要望を行った
  • 2020年東京オリンピック・パラリンピックの畜産物の調達コードのアニマルウェルフェア向上に向けた関係者に対する働きかけを行った。オリンピックアスリート10名の賛同を得て、キャンペーン(Leagacy for animals)を開始。さらにアニマルウェルフェア向上を求める署名提出し、話し合いを行った
  • 企業にケージフリー卵への切り替えを促す国際連合Open Wing Allianceに参加。全国サミットに参加した。またスターバックスに対する世界キャンペーンを行い、日本でのケージフリーへの移行が決定した
  • 神奈川県保健福祉部と、畜産動物に関して交渉を行ない、神奈川県下のと畜場に対し係留時の飼養面積の改善に関する資料を配布してもらった
  • 食肉加工会社株主総会 株主へ「妊娠ストール廃止」のアピール活動
通年 東京 3人 不特定多数
調査
  • 複数の畜産施設及びと畜場に関する調査を行い、情報を公開した
  • 畜産動物の飼育環境についての認知度調査を行い公開した
  • アニマルウェルフェアの研究や情報を翻訳ボランティアメンバーで多数飜訳した
  • 採卵鶏の出荷時における長時間放置の実態を調査し、公開。改善を各所に働きかけた
  • 食鳥処理場で生きたまま熱湯につけられる鶏の状況について調査し、情報を公開、改善を働きかけた
  • アニマルウェルフェアに関連する海外の法規制、国際基準等の日本語訳の充実を行った
  • アニマルウェルフェアの技術的な情報の収集を行った
通年 東京・大阪 5人 不特定多数
企業に向けた取り組み
  • フォアグラを扱っているホテル等に対しフォアグラを扱うべきではない旨の要望を行った
  • 妊娠ストール廃止、バタリーケージ廃止を含むアニマルウェルフェアの向上、及びアニマルウェルフェアポリシーの策定を求め、複数の企業と話し合いを行った
  • バタリーケージの廃止を企業に対して求める署名を開始し提出
  • 妊娠ストールの廃止を企業に対して求める署名を開始し提出
通年 東京 20人 不特定多数
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業
啓発
  • 毛皮の専用サイト、毛皮反対デモ行進用サイト、SNSでの情報発信、動画の編集
  • 毛皮反対のためのポスターの配布、掲示し(約200枚)、掲示したものをサイトに公開、ポスターも増刷した
  • 毛皮に反対するアクションを毎月、アンゴラに関するアクションを2回、9月から1月には動物性衣類全般に関するアクションを毎週渋谷駅前で行った
  • 新宿駅および原宿駅前での毛皮反対チラシ配布を行った
  • 東京ガールズコレクション会場前で動物性素材を使わないように呼びかけるアクションを行った
  • 11月10日に東京での毛皮反対デモ行進を行った
  • FUR FREE FRIDAYという世界同時イベントに参加、川越でのデモ行進を行った
通年 東京・神奈川・埼玉 500人 毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約40万人
企業に対する取り組み
  • 毛皮を扱わないメーカーに対しFUR FREE RETAILERプログラムの紹介した
  • アパレル企業にリアルファーの取扱廃止を求める要望を行なった
  • ペットグッズの企業に対しリアルファーを使った動物のおもちゃの製造販売の中止を要望した
通年 東京 4人 毛皮動物の問題に関心を持つ人
国際協力
  • FUR FREE ALLIANCEメンバーとして、日本の毛皮消費状況等について海外に向けて情報発信を行った。プラダに対するキャンペーンを行った。
通年 東京・東アジア 2人 東アジアの人々
2-5:実験に利用される動物に関する事業
企業に対する取り組み
  • 美しさに犠牲はいらない実行委員会(CFB)で、ピアス株式会社に化粧品(医薬部外品含む)での動物実験廃止を求め、キャンペーンおよび交渉を行った
通年 東京 1人 化粧品を利用する人々
行政に対する取り組み
  • 神奈川県保健福祉部と、動物実験施設の調査等に関して交渉を行ない、神奈川県下の動物実験施設に対し、動物愛護に関する法規制等の通知を毎年行うことを実行してもらった。また把握している施設へのアンケート調査を行ってもらい、1件について指導が行われた
5/1~12/31 神奈川県 1人 動物実験に関わる人
2-6:展示動物に関する事業
啓発
  • サーカスに動物利用をやめてほしいと訴えるチラシを、動物を使ったサーカス会場付近で配布
  • Empty The Tanks2018のアクションを水族館前で行った
  • 渋谷駅前で水族館の動物たちの扱いの非倫理性を訴えたアクションを行った
通期 東京・神奈川 2人 動物の問題、現状を知らない人
行政・企業等に対する取り組み
  • 沖縄県糸満市の糸満ハーレーで行われるアヒル取り競争の中止及び改善要望を行った
  • 昭島市昭和記念公園の鹿やインコ、猿、孔雀、うさぎ等の飼育改善を求め、市議会議員の協力も得て少しずつ改善が行われている
  • 熊本県藤崎八幡宮での馬追祭りの廃止と改善の要望を行った
  • フクロウカフェの飼養改善に取り組んだ
  • 全国の動物園の動物の扱いについての改善要望を行った
  • 館山市城山公園のサル、キバタンの飼育改善に取り組んだ(継続中)
  • 秋田県熊牧場と甲府市の動物園の飼育改善について英国の団体と協力して取り組んだ
通期 全国 20人 動物の問題、現状を知らない人
調査
  • 全国の水族館、動物園の動物の扱いについての現地調査を行った
通期 東京 4人 動物の問題、現状を知らない人
3:菜食と健康に関する事業
イベント開催
  • ヴィーガンランチ会を開催
6/10 全国 20人 100人
啓発
  • ヴィーガン、ベジタリアンのライフスタイルについての情報サイトHachidoryの運用を行った
  • ヴィーガンレシピの開発を行った
通期 東京 6人 エシカル消費やヴィーガンに興味のある10万人
4:目的を達成するための広報事業 : 報告は2に含みます

(2)その他の事業

事業名 事業内容 期間 事業場所 従事者人数 受益対象者
物品販売事業 通販サイト、及びイベント会場等で、動物問題を啓発することを目的としたアピールグッズ(Tシャツ、ステッカー、バッジ、バッグ、本)の制作と販売を行なった 通期 東京 10人 動物問題に関心のある人々

会計報告

活 動 計 算 書
[税込](単位:円)
自 2018年 4月 1日  至 2019年 3月31日
非営利事業 その他事業 合計
【経常収益】
  【受取会費】
    正会員受取会費 1,833,000
    サポート正会員受取会費 612,000
    賛助会員受取会費 24,000
    学生正会員受取会費 54,000
    ライト会員受取会費 825,000
  【受取寄付金】
    受取寄付金 11,634,644
  【受取助成金等】
    受取助成金 2,164,779
  【事業収益】
    事業 収益 743,601
    講師料・原稿料 142,384
    受託事業収益 285,747
    その他事業収益 216,000
  【その他収益】
    受取 利息 87
    受取手数料 465,536
        経常収益  計 18,257,177 743,601 19,000,778
【経常費用】
 事業費
      給料 手当 77,364 20,000 97,364
      役員報酬 2,665,560 2,665,560
      法定福利費 395,439 395,439
      業務委託費 55,105 55,105
      印刷製本費 377,270 204,495 581,765
      チラシ費 722,877 3,340 726,217
      広告・宣伝費 28,938 28,938
      動物医療費保護費 170,742 170,742
      会 議 費 15,180 15,180
      会場費 418,980 418,980
      旅費交通費 743,574 32,856 776,430
      調査費 470,985 470,985
      車 両 費 186,703 186,703
      通信運搬費 461,882 219,237 681,119
      新聞図書費(事業 10,874 10,874
      消耗品費 264,600 103,758 368,358
      備品 102,664 102,664
      修 繕 費 46,426 2,608 49,034
      IT関連費 494,077 494,077
      水道光熱費 52,696 2,962 55,658
      地代 家賃 1,216,626 68,337 1,284,963
      賃  借  料 2,690 2,690
      保 険 料 13,350 750 14,100
      諸 会 費 70,866 70,866
      租税 公課 2,900 2,900
      支払手数料 45,730 3,530 49,260
      為替 差損 2,358 133 2,491
      雑   費 1,801 1,801
        事業費計 9,118,257 662,006 9,780,263
 管理費
      給料 手当 700,381 700,381
      役員報酬 82,440 82,440
      法定福利費 12,234 12,234
      業務委託費 0
      印刷製本費 10 10
      チラシ費 4,009 4,009
      広告・宣伝費 0
      動物医療費保護費 0
      会 議 費 0
      会場費 0
      旅費交通費 970 970
      調査費 0
      車 両 費 0
      通信運搬費 59,150 59,150
      新聞図書費(事業 0
      消耗品費 9,478 9,478
      備品 1,775 1,775
      修 繕 費 3,130 3,130
      IT関連費 20,783 20,783
      水道光熱費 3,552 3,552
      地代 家賃 82,023 82,023
      賃  借  料 0
      保 険 料 900 900
      諸 会 費 0
      租税 公課 0
      支払手数料 7,946 7,946
      為替 差損 158 158
      雑   費 0
        管理費計 988,939 988,939
            経常費用  計 10,769,202
              当期経常増減額 8,231,576
【経常外収益】
    経常外収益  計 0
【経常外費用】
    経常外費用  計 0
        税引前当期正味財産増減額 8,231,576
        法人税、住民税及び事業税 70,000
        経理区分振替額 0
          当期正味財産増減額 8,161,576
          前期繰越正味財産額 20,785,412
          次期繰越正味財産額 28,946,988

 

貸 借 対 照 表
[税込](単位:円)
全事業所 2019年 3月31日 現在
資 産 の 部 負 債 ・ 正 味 財 産 の 部
科  目 金 額 科  目 金 額
 【流動資産】  【流動負債】
  (現金・預金)   預 り 金 14,100
   現   金 15,465   未払法人税等 70,000
   PAYPAL円 307,229    流動負債  計 84,100
   ゆうちょ・総合口座 1,143,402 負債の部合計 84,100
   ゆうちょ・127583 16,754,967 正 味 財 産 の 部
   ゆうちょ・18536 613,267  【正味財産】
   ゆうちょ・189160AD 1,086,534   前期繰越正味財産額 20,785,412
   三菱東京UFJ銀行 8,811,450   当期正味財産増減額 8,161,576
    現金・預金 計 28,732,314    正味財産 計 28,946,988
  (棚卸資産) 正味財産の部合計 28,946,988
   貯 蔵 品 112,774
    棚卸資産  計 112,774
     流動資産合計 28,845,088
 【固定資産】
  (投資その他の資産)
   敷   金 186,000
    投資その他の資産  計 186,000
     固定資産合計 186,000
資産の部合計 29,031,088 負債・正味財産の部合計 29,031,088

 

事業の内訳

管理費 988,939 9.18%
動物問題全般関わる事業 1,638,678 15.22%
パートナー動物に関する事業 267,248 2.48%
菜食と健康に関する事業 767,099 7.12%
畜産と環境に関する事業 4,636,888 43.06%
ファッション素材に関する事業 1,113,360 10.34%
実験に使われる動物に関する事業 235,865 2.19%
展示動物に関する事業 457,837 4.25%
野生動物の保護に関する事業 1,282 0.01%
物品販売事業 662,006 6.15%

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2017年度事業の内容の説明

主な成果

  • アニマルライツセンターが創立され30周年を迎えた。過去の歴史をまとめ、30周年記念パーティーを行ない、100名が参加した。

  • 毛皮反対に関する事業では、Fur Free Allianceとしてグッチ、CFコーポレーションのファーフリー宣言を行った。その宣言に続きフルラ、ヴェルサーチがファーフリー宣言を行った。国内でもバロックリミテッドジャパンが国内でのファーフリーをARCに対して回答した。
    ファッション業界紙WWDやNHKをはじめ多くの各種メディアが毛皮について取り上げ、ARCはこれらに取材協力を行なった。
    ペット用品ヤマヒサがリアルファー商品ゼロを達成し、アースペットがリアルファー商品の販売廃止をARCの働きかけにより宣言した。

  • 動物愛護法改正について、他団体とパートナーシップを結び、集中的に活動を行ってきた。働きかけや話し合いを行った議員は約100名、10ヶ月で10万1千人以上の署名を集め、9月に行ったセミナーでは衆議院議員会館多目的会議室満員の約100名が参加、3月に行った院内集会では代理出席を含め44名の国会議員と、約100名の一般市民が出席した。

  • 畜産と環境に関する事業では、昨年同様、最重要である畜産の現状の把握が大きく進んだ。複数の方から実態が内部告発されるようになったことが大きく、多数の農場とと畜場(食鳥処理場含む)について把握することができた。
    認知度調査によって特に力を入れているバタリーケージについて2年前と比較すると4%認知度が向上したことが明らかになった。妊娠ストールについては1.8%認知度が向上している。「聞いたことがある」を含めるとバタリーケージについての認知度は8.5%、妊娠ストールについての認知度は5.7%向上した。
    神奈川県のと畜場に対し、アニマルライツセンター作成の福祉的に扱う資料の配布が開始された。
    東京オリンピック・パラリンピックで提供される畜産物のアニマルウェルフェアを向上させるため、各所への働きかけを行うと共に、キャンペーンを開始し、国内外の37団体に賛同を頂いた。
    アニマルウェルフェアの国による推進の必要性、と畜場と輸送時のアニマルウェルフェア、動物愛護管理法の農水省での指導推進について、国会議員に対し問題提起を行い、堀越啓仁衆議院議員により予算委員会分科会での質問が行われた。
    調査を進めてきた食鳥処理場で起きている採卵鶏の長時間放置の問題について、調査結果を元に各所に改善を促し、その結果農林水産省、環境省、厚生労働省から改善を促す通知がなされた。
    ネスレ、コンパスグループが2025年前に国内でも卵をケージフリーにすることを明確にし公表した。
    民進党内でのアニマルウェルフェア研究会を開催した。
    宮城県議会で境 恒春議員が畜産動物のアニマルウェルフェアについて言及した。
    卵やアニマルウェルフェアについて、テレビ、新聞、雑誌、WEBメディアで多数取り上げられた。

  • 動物実験に反対する事業では、Cruelty Free Beautyでヤクルト本社の化粧品の動物実験及び食品の動物実験の廃止に取り組み、廃止に至った。

事業報告

管理費は6%でその他はすべて動物を救うための実質的な活動自体に割かれています。

事業名

事業内容

期間

事業場所

従事者人数

受益対象者

1:野生動物の保護に関する事業

行政への取り組み

  • 宮島鹿の飼養管理改善を提案(継続中)

通期

広島・東京

1人

不特定多数

2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業

2-1:動物問題全般に関わる事業

啓発

  • アースデイ東京、いのちの調律祭りアースデイ名古屋、グリーンフードフェスタ、Vegan fest Fukuokaに出展

  • 畜産動物、毛皮、展示動物等について、各種新聞、テレビ、雑誌等に寄稿、取材への対応を行った

  • 公式サイト、よくある質問集、メールマガジン(1580名が参加)、SNS(Facebook Twitter Instagram )の更新、情報発信を行った

  • ARCニュース(会報)を年3回発行した

  • アニマルライツに関するチラシを約7万5千枚、毛皮反対に関するチラシ4万枚、フォアグラ反対に関するチラシ3万枚、畜産動物の現状に関するチラシ5万枚、環境と健康と畜産問題に関するチラシ5万枚、サーカスでの動物利用に関するチラシ3万枚の配布を行った

  • パネル展を埼玉県川越で5回行い約25,000人にアプローチした

  • 秋田支部が発足し、秋田駅前でのパネル展を7回、アルヴェ市民活動フェスタへの出展を行い、約1万人にアプローチした

  • 北海道、長野、名古屋、神戸、奈良でのイベントにパネル貸出を行った

  • 海外アーティスト(ポール・マッカートニー)のコンサート会場でチラシ配布を行った

通期

東京都、長野県、北海道、愛知県、兵庫県、奈良県、京都府

20人

動物の問題、現状を知らない人約40万人

人材育成に関する取り組み

  • ボランティア会議(定例会議)を12回行った

  • 動物の問題を勉強したい学生のインターンの受け入れを行った

  • アニマルライツセンター学生部(Animal Rights Center Students)を立ち上げ、勉強会等を開催した

  • 立教大学、秋田県立大学、横浜国立大学の授業、愛知県(市民が開催)、エシカルコンシェルジュ(エシカル協会開催)での講演を行った

  • アニマルライツ勉強会を10回開催した

通期

東京都、愛知県、秋田県、神奈川県

20人

動物問題、持続可能性に関心のある人

持続可能性・消費者倫理に関する取り組み

  • 「消費から持続可能な社会を作る市民ネットワーク」で、企業のエシカル度を調査する企業のエシカル通信簿作成、市民が商品を選びやすくするWEBサイトぐりちょの作成に携わり、主に動物分野を担当した。また当ネットワークが主催したエシカル通信簿発表会とセミナーでの講師を務めた

  • 消費者庁および消費者教育に関係する委員に消費者教育に動物への配慮を含めることを要望、働きかけを継続した

  • 日本エシカル推進協議会に理事団体として参加、シンポジウムでの発表を行った

通期

東京・京都・都内飲食店/立教大学

2人

動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人

動物愛護法改正に関する事業

3団体でのパートナーシップの元以下の活動を通年に渡り継続。

  • 動物愛護法改正について、他団体とロビー活動を展開。

  • 約100名の国会議員に働きかけや話し合いを行った

  • 10ヶ月で10万1千人以上の署名を集め、33人に提出した

  • 9月に3団体合同で動物愛護法改正をどう改正すべきかについてのセミナーを行ない100名が一般市民が参加した

  • 3月に動物愛護法改正緊急院内集会を行い、代理出席を含め44名の国会議員と、約100名の一般市民が出席した

  • 要望案、逐条案を2度再検討し、リバイスした

  • 民進党の検討に関する全般、自民党のマイクロチップに関する検討委員会、犬猫ゼロ議連の検討委員会での情報提供を行なった

通期

東京

15人

国会議員・動物問題に関心のある人

相談

  • 問い合わせ、相談に対応(年間およそ200件)

通期

東京

5人

200人

調査

  • 東京都知事選挙時に動物愛護に関する候補者アンケートを、また衆議院議員選挙時に、動物愛護に関する政党アンケートを実施し公開した

6~10月

東京

2人

結果を閲覧した6442人

2-2:パートナー動物に関する事業

地方行政への取り組み

  • 神奈川県保健福祉部と、不良飼い主や動物取扱業への指導マニュアル、動物の譲渡時の不妊去勢の徹底、震災時の対応等に関して交渉を行った

5/1~12/31

神奈川県

1人

神奈川県民

企業への取り組み

  • ホームセンターや東急ハンズでの昆虫や甲殻類、魚類の販売方法の改善を提案した(継続中)

  • 爬虫類等エキゾチックアニマルの展示販売イベントレプタイルズワールドでの調査を行い、改善を要望した(継続中)

通期

東京

2人

ペットに関心のある人

不良飼い主への取り組み

  • 不良飼育状態の生体販売業者に対し、意見を行った。また地方行政からも指導を行っていただいた

  • 不良飼育状態の個人飼養者に対し、行政へ通報し指導を行っていただいた

  • 不良飼育の個人飼養者の犬を引きとり、一時保護を行い里親募集を行った(継続中)

通年

東京、神奈川、山梨

5人

ペットに関心のある人

啓発

  • 犬猫問題の専用サイト、SNSでの情報発信を行った

  • LUSH 福岡パルコ店、青山EML店とコラボレーションし、犬猫の適正飼育や殺処分減少を訴えるパネル展を開催した

通年

東京

5人

動物の現状を知らない人約10万人

2-3:畜産と環境に関する事業

啓発

  • バタリーケージの廃止をお店にお願いするためのハガキを配布

  • 畜産動物の現状を伝える専用サイトとSNSでの情報発信、動画の編集

  • 畜産動物の現状を伝える専用サイトをリニューアルした

  • お母さん豚を閉じ込めないでキャンペーンへの著名人のメッセージを増やし、周知を図った

  • エコプロに出展、畜産と環境問題の啓蒙を行った

  • 渋谷で消費者に対しフォアグラ生産、卵生産、豚肉生産、畜産全般の実態を伝えるアクションを行った(毎月3回程度)

  • 大崎駅前で動物福祉の向上をお願いするアクションを行った

  • WEBマガジン、雑誌に畜産動物の現状について寄稿した

  • 著名人やメディアに畜産動物の現状について情報提供を行なった

  • SNSでの広告配信を行なった

通年

東京

5人

動物の問題、現状を知らない人約66万万人

行政に向けた取り組み

  • HSIとともに、OIE(世界動物保健機関)の鶏のアニマルウェルフェアコード案に対しての環境省、農林水産省との話し合い、及び意見提出を行った

  • アニマルウェルフェアの取り組みを要望するためのロビー活動

  • 国会議員による環境委員会、予算委員会分科会での答弁についての情報提供を行った

  • 屠殺場の調査及び改善要望を行った

  • 2020年東京オリンピック・パラリンピックの畜産物の調達コードのアニマルウェルフェア向上に向けた関係者に対する働きかけを行った。またキャンペーンを開始し、国内外37団体の賛同を得た。さらにアニマルウェルフェア向上を求める署名を開始し提出した。

  • 企業にケージフリー卵への切り替えを促す国際連合Open Wing Allianceに参加

  • 神奈川県保健福祉部と、畜産動物に関して交渉を行ない、神奈川県下のと畜場に対し、アニマルウェルフェアに配慮した取り扱い方法に関する資料を配布してもらった

通年

東京

3人

不特定多数

調査

  • 複数の畜産施設及びと畜場(食鳥処理場含む)に関する調査を行い、情報を公開した

  • 畜産動物の飼育環境についての認知度調査を行い公開した

  • アニマルウェルフェアの研究や情報を翻訳ボランティアメンバーで多数飜訳した

  • 採卵鶏の出荷時における長時間放置の実態を調査し、公開。改善を各所に働きかけた

  • 食鳥処理場で生きたまま熱湯につけられる鶏の状況について調査し、情報を公開した

  • アニマルウェルフェアに関連する海外の法規制、国際基準等の日本語訳の充実を行った

  • アニマルウェルフェアの技術的な情報の収集を行った

  • 補助金の使途に関する情報の収集を行った

通年

東京・大阪

5人

不特定多数

企業に向けた取り組み

  • フォアグラを扱っているホテル等に対しフォアグラを扱うべきではない旨の要望を行った

  • 妊娠ストール廃止、バタリーケージ廃止を含むアニマルウェルフェアの向上について複数の企業と話し合いを行った

  • バタリーケージの廃止を企業に対して求める署名を開始し提出

  • 妊娠ストールの廃止を企業に対して求める署名を開始し提出

通年

東京

20人

不特定多数

2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業

啓発

  • 毛皮の専用サイト、毛皮反対デモ行進用サイト、SNSでの情報発信、動画の編集

  • 毛皮の専用サイトをVEGAN Fashionサイトとしてリニューアルした

  • 毛皮反対のためのポスターの配布、掲示し(約200枚)、掲示したものをサイトに公開、ポスターも増刷した

  • 毛皮に反対するアクションを毎月、アンゴラに関するアクションを2回、9月から1月には動物性衣類全般に関するアクションを毎週渋谷駅前で行った

  • 新宿駅および原宿駅前での毛皮反対チラシ配布を行った

  • 成人式、東京ガールズコレクション会場前で動物性素材を使わないように呼びかけるアクションを行った

  • 12月10日に毛皮反対デモ行進を行った

  • FUR FREE FRIDAYという世界同時イベントに参加、東京でのアクションを行った

通年

東京・神奈川・埼玉

500人

毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約50万人

企業に対する取り組み

  • 毛皮を扱わないメーカーに対しFUR FREE RETAILERプログラムの紹介した

  • アパレル企業にリアルファーの取扱廃止を求める要望を行なった

  • ホームセンターのコーナンに対しリアルファーを使った動物のおもちゃの製造販売の中止を要望した

通年

東京

4人

毛皮動物の問題に関心を持つ人

国際協力

  • FUR FREE ALLIANCEメンバーとして、日本の毛皮消費状況等について海外に向けて情報発信を行った

  • 中国・韓国・台湾・香港・日本の14団体と連携しFUR FREE ASIAキャンペーンを継続した

通年

東京・東アジア

2人

東アジアの人々

2-5:実験に利用される動物に関する事業

企業に対する取り組み

  • 美しさに犠牲はいらない実行委員会(CFB)で、ヤクルト本社に化粧品及び食品分野での動物実験廃止を求め話合い、書面のやり取りを行った

通年

東京

1人

化粧品を利用する人々

行政に対する取り組み

  • 神奈川県保健福祉部と、動物実験施設の調査等に関して交渉を行ない、神奈川県下の動物実験施設に対し、動物愛護に関する法規制等の通知を毎年行うことを実行してもらった

5/1~12/31

神奈川県

1人

動物実験に関わる人

2-6:展示動物に関する事業

啓発

  • パンダ外交についてiRonnaに寄稿

  • サーカスに動物利用をやめてほしいと訴えるチラシを、動物を使ったサーカス会場付近で配布

  • 水族館付近および渋谷駅前で水族館の動物たちの扱いの非倫理性を訴えたアクションを行った

  • 日本エシカル推進協議会主催のエシカル朝食会、エシカル協会主催エシカルコンシェルジュ、名古屋での講演会、横浜国立大学での授業で動物園についての講義を行った

通期

東京・神奈川

2人

動物の問題、現状を知らない人

行政・企業等に対する取り組み

  • 沖縄県糸満市の糸満ハーレーで行われるアヒル取り競争の中止及び改善要望を行った(継続中)

  • 上げ馬祭りで馬の利用の中止、福祉向上を求める要望を行なった(継続中)

  • 昭島市昭和記念公園の鹿やインコ、猿、孔雀、うさぎ等の飼育改善を求め、市議会議員の協力も得て少しづつ改善が行われている

  • 熊本県藤崎八幡宮での馬追祭りの廃止と改善の要望を行った

  • 諏訪大社「蛙狩神事」の中止を要望した

  • フクロウカフェの飼養改善に取り組んだ

  • フクロウカフェについてWEBマガジンに寄稿した

  • 全国の動物園の動物の扱いについての改善要望を行った

  • 館山市城山公園のサル、キバタンの飼育改善に取り組んだ(継続中)

  • 秋田県くまくま園の飼育改善の要望および調査を行い、英国の団体からのエンリッチメントのための支援を仲介した

  • 木下サーカス、ボリショイサーカスに動物を利用しないことを求める要望を行なった

通期

全国

20人

動物の問題、現状を知らない人

調査

  • 全国の水族館、動物園の動物の扱いについての現地調査を行った

通期

東京

4人

動物の問題、現状を知らない人

3:菜食と健康に関する事業

イベント開催

  • アニマルライツセンター30周年記念パーティーを開催し、100名が集まった

6/10

全国

20人

100人

啓発

  • ヴィーガン、ベジタリアンのライフスタイルについての情報サイトHachidoryの運用を行った

  • ヴィーガンレシピの開発を行った

通期

東京

6人

エシカル消費やヴィーガンに興味のある16万人

4:目的を達成するための広報事業 : 4単体では行っておらず報告は2に含みます

 

(2)その他の事業

事業名

事業内容

期間

事業場所

従事者人数

受益対象者

物品販売事業

通販サイト、及びイベント会場等で、動物問題を啓発することを目的としたアピールグッズ(Tシャツ、ステッカー、バッジ、バッグ、本)の制作と販売を行なった

通期

東京

10人

動物問題に関心のある人々

会計報告

活 動 計 算 書
[税込](単位:円)
特定非営利活動法人アニマルライツセンター 自 2017年 4月 1日至 2018年 3月31日
特定非営利活動
に係る事業
その他事業
【経常収益】
【受取会費】
正会員受取会費 1,885,000
サポート正会員受取会費 576,000
学生会員受取会費 60,000
法人会員受取会費 70,000
ライト会員受取会費 613,000
【受取寄付金】
受取寄付金 11,734,106
【受取助成金等】
受取助成金 514,000
【事業収益】
物販 収益 1,037,840
講師料・原稿料 186,200
その他事業収益 372,000
【その他収益】
受取 利息 53
受取手数料 492,608
経常収益計 17,540,807
【経常費用】
【事業費】
(人件費)
役員報酬(事業)役員に対する報酬等(使用人兼務分を除く)のうち、事業に直接かかわる部分 2,451,113 296,887 2,748,000
給料 手当(事業)使用人兼務役員の使用人部分を含む 1,581,525 1,581,525
法定福利費(事業) 645,063 51,901 696,964
福利厚生費(事業) 12,248 984 13,232
人件費計 4,689,949 349,772 5,039,721
(その他経費) 0
諸 謝 金(事業) 6,000 6,000
印刷製本費(事業) 177,916 601,817 779,733
チラシ費(事業) 618,716 618,716
動物医療費保護費 73,540 73,540
会 議 費(事業) 5,930 5,930
会場費(事業) 263,495 16,500 279,995
旅費交通費(事業) 467,748 714 468,462
調査費(事業) 91,958 91,958
車 両 費(事業) 185,782 185,782
通信運搬費(事業) 402,905 106,524 509,429
新聞図書費(事業 5,200 5,200
消耗品費(事業) 129,442 24,364 153,806
備品(事業) 37,657 37,657
IT関連費(事業) 358,493 21,986 380,479
水道光熱費(事業) 55,730 4,483 60,213
地代 家賃(事業) 1,106,054 88,991 1,195,045
諸 会 費(事業) 71,524 71,524
租税 公課(事業) 0 0
支払手数料(事業) 33,410 2,871 36,281
雑 費(事業) 15,535 223,586 239,121
その他経費計 4,107,035 1,091,836 5,198,871
事業費計 8796984 1441608 10,238,592
【管理費】
給料 手当 429,675
法定福利費 44,487
福利厚生費 844
人件費計 475,006
(その他経費)
諸 謝 金
印刷製本費 840
チラシ費
動物医療費保護費
会 議 費
会場費
旅費交通費 12,324
調査費
車 両 費
通信運搬費 40,313
新聞図書費
消耗品費 542
備品
IT関連費 18,847
水道光熱費 3,843
地代 家賃 76,283
諸 会 費
租税 公課 600
支払手数料 4,429
雑 費
その他経費計 158,021
管理費計 633,027
経常費用計 10,871,619
当期経常増減額 6,669,188
【経常外収益】
経常外収益計 0
【経常外費用】
経常外費用計 0
税引前当期正味財産増減額 6,669,188
法人税、住民税及び事業税 70,000
経理区分振替額 0
当期正味財産増減額 6,599,188
前期繰越正味財産額 14,186,224
次期繰越正味財産額 20,785,412

 

貸 借 対 照 表
特定非営利活動法人 アニマルライツセンター [税込](単位:円)
全事業所 2018年 3月31日 現在
資 産 の 部 負 債 ・ 正 味 財 産 の 部
科  目 金 額 科  目 金 額
 【流動資産】  【流動負債】
  (現金・預金)   預 り 金 14,100
   現   金 21,310   未払法人税等 70,000
   PAYPAL円 371,588    流動負債  計 84,100
   ゆうちょ・総合口座 249,204 負債の部合計 84,100
   PAYPALドル 41,574 正 味 財 産 の 部
   ゆうちょ・127583 12,095,347  【正味財産】
   ゆうちょ・18536 515,844   前期繰越正味財産額 14,186,224
   ゆうちょ・189160AD 1,050,636   当期正味財産増減額 6,599,188
   三菱東京UFJ銀行 6,140,235    正味財産 計 20,785,412
    現金・預金 計 20,485,738 正味財産の部合計 20,785,412
  (棚卸資産)
   貯 蔵 品 197,774
    棚卸資産  計 197,774
     流動資産合計 20,683,512
 【固定資産】
  (投資その他の資産)
   敷   金 186,000
    投資その他の資産  計 186,000
     固定資産合計 186,000
資産の部合計 20,869,512 負債・正味財産の部合計 20,869,512

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2016年度事業の内容の説明

主な成果

  • 毛皮反対に関する事業では、毛皮の輸入量が大幅に減少、2015年と比較すると2016年は352,551頭分減少という結果になった。
  • ファッション業界紙WWDが「広がるファーフリー」としてファーフリートレンドを報じた(※ARCは取材協力を行った)。
  • 要望を行ってきたホームセンターコーナンが2016年5月にリアルファー付きの猫じゃらしの廃止を宣言した。
  • 2011年から取り組んできた国内毛皮産業について、最後の1軒だったミンク農場が閉鎖され、2016年11月に全廃宣言を出すことができた。
  • 私たちの呼びかけにより中国・香港・台湾・韓国・日本の14団体が連携し、12月にFUR FREE ASIAキャンペーンを行い、東アジア一帯で同時に毛皮の残酷性を啓発し一般市民の多くのFUR FREE宣言をいただいた。
  • 消費者庁が2年かけて行った倫理的消費調査研究会の中に、動物への配慮を加えてもらうための要望、ロビーイングをおこなってきたが、6月の研究会でのアニマルウェルフェアについての発表が行われ、最終報告内にも動物への配慮についての項目が追記された。
  • 「エシカル消費と動物への配慮を考えるシンポジウム」を英国のエシカルコンシューマー主筆のロブ・ハリスン氏を始めとした専門家を招いて行い、250人が集まった。
  • 畜産と環境に関する事業では、もっとも重要である畜産の現状の把握が大きく進んだ。複数の方から実態が内部告発されるようになったことが大きく、多数の農場とと畜場(食鳥処理場含む)について把握することができた。
  • フォアグラの輸入量が2015年と比較すると2016年は40%、56,999羽分が減少した。
  • と畜場での関する調査で、輸送~搬入時の暴力的な扱いをなくすことと改善提案を4つのと畜場にし、改善させた。
  • アニマルウェルフェアの国による推進の必要性について、国会議員に対し問題提起を行い、小川勝也参議院議員による農林水産委員会での質問が行われた。
  • 小川勝也議員の質問主意書を提出により、と畜場での飲水設備の徹底についての通知がなされた。
  • バタリーケージから救出された鶏11羽を保護することができ、内3羽を里親に出すことができた。
  • 鶏を焼却炉に入れて焼き殺していた企業について、警察と協力し改善させることができた。
  • 世界最大のホテルチェーンであるインターコンチネンタルに対して行われた国際キャンペーンに参加しARCからもケージフリー卵への切り替えを要望し、日本を含むケージフリー宣言に至った。
  • 展示動物に関する事業では、おびひろ動物園と遊亀公園付属動物園、桐生が岡動物園で今後ゾウを導入しない方向性であることを確認した。
  • 昭和公園や市議会委員への要望により鹿舎のサシバエ対策が行われ、飼育エリアの拡大が行われた、またセキセイインコの雌雄分別がと、猿のエンリッチメントが行われた。
  • 廃止をお願いしていた愛媛県西予市の豚のロディオの2017年からの廃止が決定した。
  • 動物実験に反対する事業では、Cruelty Free Beautyで引き続き化粧品の動物実験の廃止に取り組み、富士フイルムに対する働きかけを行い、廃止および原料調達における徹底を発表してもらうに至った。

事業報告

維持管理費は8%、多くが動物を救うための実質的な活動自体に割かれている。

 

事業名 事業内容 期間 事業場所 従事者人数 受益対象者
1:野生動物の保護に関する事業
行政への取り組み
  • 宮島鹿の飼養管理改善を提案(継続中)
通期 広島・東京 1人 不特定多数
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業
2-1:動物問題全般に関わる事業
啓発
  • アースデイ東京、アースデイ名古屋、グリーンフードフェスタ、京都ビーガングルメ祭りに出展
  • 畜産動物、毛皮、展示動物等について、各種雑誌等に寄稿、取材への対応を行った
  • 公式サイト、よくある質問集、メールマガジン(1506名が参加)、SNSの更新、情報発信を行った
  • ARCニュース(会報)を年3回発行した
  • アニマルライツに関するチラシを約6万5千枚、毛皮反対に関するチラシ7万枚、フォアグラ反対に関するチラシ3万枚、畜産動物の現状に関するチラシ5万枚、環境と健康と畜産問題に関するチラシ5万枚、サーカスでの動物利用に関するチラシ2万枚の配布を行った
  • パネル展を埼玉県川越で18回行い約86,400人にアプローチした
  • 北海道、長野、名古屋、神戸、奈良でのイベントにパネル貸出を行った
  • 通販サイト、及びイベント会場等で、動物問題のアピールグッズの物販を行った
  • 海外アーティスト(モリッシーとブライアン・アダムス)のコンサート会場でチラシ配布を行った
通期 東京都、長野県、北海道、愛知県、兵庫県、奈良県、京都府 約300人 動物の問題、現状を知らない人約40万人
人材育成に関する取り組み
  • ボランティア会議(定例会議)を12回行った
  • 動物の問題を勉強したい学生のインターンの受け入れを行った
  • 立教大学・東京都市大学・立正大学の授業、秋田県立大学(秋田哲学塾)、長野県(市民が開催)、オルタナSが企画したNPO大学での講演を行った
  • アニマルライツ懇親会を2回開催した
通期 東京都、長野県、秋田県 50人 動物問題、持続可能性に関心のある人
持続可能性・消費者倫理に関する取り組み
  • 「消費から持続可能な社会を作る市民ネットワーク」に参画し、企業のエシカル度を調査する企業のエシカル通信簿作成、市民が商品を選びやすくするWEBサイトぐりちょの作成に携わり、主に動物分野を担当した。またネットワーク内のメンバーに動物の問題について講義を行ったり、当ネットワークが主催したセミナーでの講師を務めた
  • 消費者庁および消費者教育に関係する委員に消費者教育に動物への配慮を含めることを要望、働きかけを継続した
  • 英国のエシカル・コンシューマー主筆ロブ・ハリスン氏や、専門家を招き、エシカル消費と動物への配慮を考えるシンポジウムを、他3団体と共催で行った
通期 東京・京都・都内飲食店/立教大学 15人 動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人
動物愛護法改正に関する事業
  • 2018年の動物愛護法改正に向け、3団体連名で、改正案をまとめ、議員、環境省に対しロビー活動を行い、さらに愛護法改正を求める署名を開始した
11/1~ 3/31 東京 2人 国会議員・動物問題に関心のある人
相談
  • 問い合わせ、相談に対応(年間およそ200件)
通期 東京 4人 200人
調査
  • 参議院選挙時に、動物愛護に関する政党アンケートを実施し公開した
6/15~7/12 東京 2人 結果を閲覧した6442人
2-2:パートナー動物に関する事業
地方行政への取り組み
  • 神奈川県保健福祉部と、不良飼い主や動物取扱業への指導マニュアル、動物の譲渡時の不妊去勢の徹底、震災時の対応等に関して交渉を行った
5/1~12/18 神奈川県 1人 神奈川県民
企業への取り組み
  • ホームセンターや東急ハンズでの昆虫や甲殻類、魚類の販売方法の改善を提案した(継続中)
  • 爬虫類等エキゾチックアニマルの展示販売イベントレプタイルズワールドでの調査を行い、改善を要望した(継続中)
通期 東京 2人 ペットに関心のある人
不良飼い主への取り組み
  • 不良飼育状態の生体販売業者に対し、意見を行った。また地方行政からも指導を行っていただいた
  • 不良飼育状態の個人飼養者に対し、行政へ通報し指導を行っていただいた
  • 不良飼育の個人飼養者の犬を引きとり、一時保護を行い里親募集を行った(継続中)
通年 東京、神奈川、山梨 5人 ペットに関心のある人
啓発
  • 犬猫問題の専用サイト、SNSでの情報発信を行った
  • LUSH EQUIAとコラボレーションし、「イベント 飼う前に考えよう」を店頭で開催した
通年 東京 5人 動物の現状を知らない人約10万人
2-3:畜産と環境に関する事業
啓発
  • バタリーケージの廃止をお店にお願いするためのハガキ(300枚)を配布
  • 畜産動物の現状を伝える専用サイトとSNSでの情報発信、動画の編集
  • お母さん豚を閉じ込めないでキャンペーンへの著名人のメッセージを増やし、周知を図った
  • エコプロに出展、畜産と環境問題の啓蒙を行った
  • 渋谷で消費者に対しフォアグラ生産、卵生産、豚肉生産の実態を伝えるアクションを行った(毎月3回程度)
  • 大崎駅前で毎月動物福祉の向上をお願いするアクションを行った
  • 日本消費者教育学会関東支部で日本の畜産の現状とアニマルウェルフェアの必要性についての講義を行った
通年 東京 9人 動物の問題、現状を知らない人約66万万人
行政に向けた取り組み
  • OIE(世界動物保健機関)の豚のアニマルウェルフェアコード案に対しての意見提出を他団体とともに行った
  • アニマルウェルフェアの取り組みを要望するためのロビー活動
  • 小川勝也参議院議員による農水委員会での答弁についての情報提供および質問主意書作成を行った
  • ハラル肉用の屠殺を行う、または計画する屠殺場に方法の改善及び中止の要望を行った
  • 屠殺場の調査及び改善要望を行った
  • 2020年東京オリンピック・パラリンピックの畜産物の調達コードの動物福祉向上に向けた関係者に対する働きかけを行った、また過去の大会での動物福祉の状況を調査し、資料としてまとめ配布した
  • 企業にケージフリー卵への切り替えを促す国際連合Open Wing Allianceに参加
  • 世田谷区長にMeat Free Monday導入の提案を行った(継続中)
7/1~3/31 東京 2人 不特定多数
調査
  • 複数の畜産施設に関する調査を行った
  • 畜産動物の飼育環境についての認知度調査を行い公開した
  • 全国の200のと畜場の動物福祉に関するアンケートを行い、各と畜場に結果をフィードバックした
  • ウィンドウレスのバタリーケージの内部を明らかにした動画の提供を受け、公開した
  • バタリーケージで飼育されていた鶏の体の状況を診察してもらい、その診断結果を公開、バタリーケージ内で骨折を繰り返し、カルシウム等の栄養不足に陥っている状況を明らかにした
  • 鶏の捕鳥作業、懸鳥作業の実態を明らかにし、動画を公開
  • 畜産と抗生物質および薬剤耐性菌の関係性をFAO(国連食糧農業機関)が呼びかけたWORLD ANTIBIOTIC AWARENESS WEEKに合わせて啓発した
  • 鶏を生きたまま焼却炉に入れ焼き殺していたことを立証し、警察に通報、該当の事業者にはその後警察と連携し改善させた
4/1~2/28 東京・大阪 3人 不特定多数
企業に向けた取り組み
  • フォアグラを扱ったフレッシュネスバーガー、スシロー、ベンツ、カルビー、すかいらーく、ココス等に対しフォアグラを扱うべきではない旨の要望を行った
  • 妊娠ストールの廃止についてパルシステム生活協同組合連合会と話し合いを行った
  • バタリーケージの廃止を企業に対して求める署名を開始し継続
通年 東京 12人 不特定多数
動物の保護
  • バタリーケージ飼育されていた鶏11羽を保護し、一時預かりおよび里親募集を行った
通年 関東 5人 不特定多数
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業
啓発
  • 毛皮の専用サイト、毛皮反対デモ行進用サイト、SNSでの情報発信、動画の編集
  • 毛皮反対のためのポスターの配布、掲示し(400枚)、掲示したものをサイトに公開した。
  • 毛皮に反対するアクションを毎月渋谷駅前で行った
  • 新宿駅および池袋駅付近での毛皮反対チラシ配布を行った
  • 成人式、東京ガールズコレクション会場前で動物性素材を使わないように呼びかけるアクションを行った
  • 12月11日に毛皮反対デモ行進を行った
  • FUR FREE FRIDAYという世界同時イベントに参加、東京でのアクションと、川越での毛皮反対デモ行進を行った
通年 東京・神奈川・埼玉 500人 毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約50万人
行政に対する取り組み
  • 毛皮の商品表示に関し、家庭用品品質表示法に加えてほしいという要望を消費者庁に対し行った
通年 東京 1人 毛皮を買いたくないと思う人
企業に対する取り組み
  • 毛皮を扱わないメーカーに対しFUR FREE RETAILERプログラムの紹介した
  • ホームセンターのコーナンに対しリアルファーを使った動物のおもちゃの製造販売の中止を要望、中止に至った
  • 最後のミンク農場の閉鎖を確認し、国内毛皮産業のゼロを達成した
通年 東京 2人 毛皮動物の問題に関心を持つ人
国際協力
  • FUR FREE ALLIANCEメンバーとして、日本の毛皮消費状況等について海外に向けて情報発信を行った
  • 中国・韓国・台湾・香港・日本の14団体と連携しFUR FREE ASIAキャンペーンを行った
通年 東京・東アジア 30人 東アジアの人々
2-5:実験に利用される動物に関する事業
企業に対する取り組み
  • 美しさに犠牲はいらない実行委員会(CFB)で、化粧品の動物実験の廃止に取り組み、富士フイルムに対する働きかけを行い、廃止および原料調達における徹底を発表してもらうに至った
  • 同じくCFBで、原料メーカーに対して動物実験の有無、方針についてのアンケート調査を行った(継続中)
通年 東京 2人 化粧品を利用する人々
調査
  • ラッシュジャパンの行う化粧品の動物実験に関する意識調査設計および論文の執筆に協力した
通年 東京 1人 化粧品業界関係者
行政に対する取り組み
  • 神奈川県保健福祉部と、動物実験施設の調査等に関して交渉を行ない、神奈川県下の動物実験施設に対し、動物愛護に関する法規制等の通知を毎年行うことを実行してもらった
5/1~12/18 神奈川県 1人 動物実験に関わる人
2-6:展示動物に関する事業
啓発
  • 井の頭自然文化園のゾウのはな子および昭和記念公園の鹿やインコや猿などに関してDAYS JAPANに寄稿した
  • サーカスに動物利用をやめてほしいと訴えるチラシを、動物を使ったサーカス会場付近で配布
  • 水族館付近および渋谷駅前で水族館の動物たちの扱いの非倫理性を訴えたアクションを行った
通期 東京・神奈川 20人 動物の問題、現状を知らない人
行政・企業等に対する取り組み
  • 愛媛県西予市三瓶町の奥地の海のかーにばるで行われている豚のロディオの非倫理性を指摘し、中止を求める署名運動と要望を行い2017年の開催を最後に中止に至った
  • 沖縄県糸満市の糸満ハーレーで行われるアヒル取り競争の中止及び改善要望を行った(継続中)
  • 昭島市昭和記念公園の鹿やインコ、猿、孔雀、うさぎ等の飼育改善を求め、市議会議員の協力も得て少しづつ改善が行われている
  • 熊本県藤崎八幡宮での馬追祭りの廃止と改善の要望を行った
  • 諏訪大社「蛙狩神事」の中止を要望した
  • フクロウカフェの飼養改善に取り組んだ
  • 東京スバル ビンの中につくる小さな水族館「ボトルアクアリウム」の非倫理性を指摘し、中止に至った
  • 全国の動物園の動物の扱いについての改善要望を行い、おびひろ動物園、桐生が岡動物園、遊亀公園動物園で現在のゾウを最後に今後のお導入をしないことを検討するとの回答を得た
  • 廃止の要望をしていた神戸市みのりの祭典での牛の展示が廃止されたことを確認した
  • ボリショイサーカスが行っていた特定動物との触れ合いを含む写真撮影の非倫理性と人への危険性を指摘し、神奈川、長野、所沢、幕張、名古屋、大阪で行政による指導があり、長野、所沢、幕張、名古屋で行われなかったことを確認した
通期 全国 20人 動物の問題、現状を知らない人
調査
  • 全国の水族館、動物園の動物の扱いについての現地調査を行った
通期 東京 4人 動物の問題、現状を知らない人
3:菜食と健康に関する事業
イベント開催
  • ヴィーガン料理教室の開催
  • どうぶつはごはんじゃないヴィーガンパーティーを開催し、100名が集まった
通期 全国 30人 130人
啓発
  • ヴィーガン、ベジタリアンのライフスタイルについての情報サイトHachidoryの運用を行った
  • ヴィーガンレシピの開発を行った
通期 東京 6人 エシカル消費やヴィーガンに興味のある16万人
4:目的を達成するための広報事業 : 4単体では行っておらず報告は2に含みます

会計報告

活 動 計 算 書
[税込](単位:円)
自 2016年 4月 1日  至 2017年 3月31日
【経常収益】
 【受取会費】
   正会員受取会費 1,609,000
   サポート正会員受取会費 360,000
   サポート賛助会員受取会費 36,000
   学生会員受取会費 78,000
   ライト会員受取会費 568,000
 【受取寄付金】
   受取寄付金 6,788,168
 【事業収益】
   事業 収益 1,857,215
 【その他収益】
   受取 利息 161
   雑 収 益 1,000
       経常収益  計 11,297,544
【経常費用】
 【事業費】
   (人件費)
     給料 手当(事業) 4,676,489
     法定福利費(事業) 604,534
     福利厚生費(事業) 13,176
       人件費計 5,294,199
   (その他経費)
     諸 謝 金(事業) 4,500
     印刷製本費(事業) 877,220
     動物医療費保護費 215,333
     会 議 費(事業) 19,206
     会場費(事業) 399,539
     旅費交通費(事業) 142,980
     調査費(事業) 3,722
     車 両 費(事業) 297,186
     通信運搬費(事業) 519,847
     新聞図書費(事業 198,217
     消耗品費(事業) 127,205
     備品(事業) 51,504
     IT関連費(事業) 311,155
     水道光熱費(事業) 48,807
     地代 家賃(事業) 1,230,292
     保 険 料(事業) 13,500
     諸 会 費(事業) 58,492
     租税 公課(事業) 810
     支払手数料(事業) 20,666
     雑   費(事業) 22,006
       その他経費計 4,562,187
         事業費  計 9,856,386
 【管理費】
(人件費)
     給料 手当(管理) 519,610
     法定福利費(管理) 145,725
     福利厚生費(管理) 1,464
       人件費計 666,799
   (その他経費)
     諸 謝 金(管理) 500
     通信運搬費(管理) 5,551
     新聞図書費(管理) 10,619
     消耗品費(管理) 1,952
     備品(管理) 361
     IT関連費(管理) 23,612
     水道光熱費(管理) 5,423
     地代 家賃(管理) 136,694
     保 険 料(管理) 1,500
     租税 公課(管理) 440
     支払手数料(管理) 1,172
     雑   費(管理) 11,224
       その他経費計 199,048
         管理費  計 865,847
           経常費用  計 10,722,233
             当期経常増減額 575,311
【経常外収益】
   経常外収益  計 0
【経常外費用】
   経常外費用  計 0
       税引前当期正味財産増減額 575,311
       法人税、住民税及び事業税 70,000
       経理区分振替額 0
         当期正味財産増減額 505,311
         前期繰越正味財産額 13,680,913
         次期繰越正味財産額 14,186,224

 

2015年度事業の内容の説明

主な成果

  • 毛皮反対に関する事業では、毛皮の輸入量が大幅に減少、2015年と比較すると2016年は352,551頭分減少という結果になった。
  • ファッション業界紙WWDが「広がるファーフリー」としてファーフリートレンドを報じた(※ARCは取材協力を行った)。
  • 要望を行ってきたホームセンターコーナンが2016年5月にリアルファー付きの猫じゃらしの廃止を宣言した。
  • 2011年から取り組んできた国内毛皮産業について、最後の1軒だったミンク農場が閉鎖され、2016年11月に全廃宣言を出すことができた。
  • 私たちの呼びかけにより中国・香港・台湾・韓国・日本の14団体が連携し、12月にFUR FREE ASIAキャンペーンを行い、東アジア一帯で同時に毛皮の残酷性を啓発し一般市民の多くのFUR FREE宣言をいただいた。
  • 消費者庁が2年かけて行った倫理的消費調査研究会の中に、動物への配慮を加えてもらうための要望、ロビーイングをおこなってきたが、6月の研究会でのアニマルウェルフェアについての発表が行われ、最終報告内にも動物への配慮についての項目が追記された。
  • 「エシカル消費と動物への配慮を考えるシンポジウム」を英国のエシカルコンシューマー主筆のロブ・ハリスン氏を始めとした専門家を招いて行い、250人が集まった。
  • 畜産と環境に関する事業では、もっとも重要である畜産の現状の把握が大きく進んだ。複数の方から実態が内部告発されるようになったことが大きく、多数の農場とと畜場(食鳥処理場含む)について把握することができた。
  • フォアグラの輸入量が2015年と比較すると2016年は40%、56,999羽分が減少した。
  • と畜場での関する調査で、輸送~搬入時の暴力的な扱いをなくすことと改善提案を4つのと畜場にし、改善させた。
  • アニマルウェルフェアの国による推進の必要性について、国会議員に対し問題提起を行い、小川勝也参議院議員による農林水産委員会での質問が行われた。
  • 小川勝也議員の質問主意書を提出により、と畜場での飲水設備の徹底についての通知がなされた。
  • バタリーケージから救出された鶏11羽を保護することができ、内3羽を里親に出すことができた。
  • 鶏を焼却炉に入れて焼き殺していた企業について、警察と協力し改善させることができた。
  • 世界最大のホテルチェーンであるインターコンチネンタルに対して行われた国際キャンペーンに参加しARCからもケージフリー卵への切り替えを要望し、日本を含むケージフリー宣言に至った。
  • 展示動物に関する事業では、おびひろ動物園と遊亀公園付属動物園、桐生が岡動物園で今後ゾウを導入しない方向性であることを確認した。
  • 昭和公園や市議会委員への要望により鹿舎のサシバエ対策が行われ、飼育エリアの拡大が行われた、またセキセイインコの雌雄分別がと、猿のエンリッチメントが行われた。
  • 廃止をお願いしていた愛媛県西予市の豚のロディオの2017年からの廃止が決定した。
  • 動物実験に反対する事業では、Cruelty Free Beautyで引き続き化粧品の動物実験の廃止に取り組み、富士フイルムに対する働きかけを行い、廃止および原料調達における徹底を発表してもらうに至った。

維持管理費は8%、多くが動物を救うための実質的な活動自体に割かれている。

事業名 事業内容 期間 事業場所 従事者人数 受益対象者
1:野生動物の保護に関する事業
行政への取り組み
  • 宮島鹿の飼養管理改善を提案(継続中)
通期 広島・東京 1人 不特定多数
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業
2-1:動物問題全般に関わる事業
啓発
  • アースデイ東京、アースデイ名古屋、グリーンフードフェスタ、京都ビーガングルメ祭りに出展
  • 畜産動物、毛皮、展示動物等について、各種雑誌等に寄稿、取材への対応を行った
  • 公式サイト、よくある質問集、メールマガジン(1506名が参加)、SNSの更新、情報発信を行った
  • ARCニュース(会報)を年3回発行した
  • アニマルライツに関するチラシを約6万5千枚、毛皮反対に関するチラシ7万枚、フォアグラ反対に関するチラシ3万枚、畜産動物の現状に関するチラシ5万枚、環境と健康と畜産問題に関するチラシ5万枚、サーカスでの動物利用に関するチラシ2万枚の配布を行った
  • パネル展を埼玉県川越で18回行い約86,400人にアプローチした
  • 北海道、長野、名古屋、神戸、奈良でのイベントにパネル貸出を行った
  • 通販サイト、及びイベント会場等で、動物問題のアピールグッズの物販を行った
  • 海外アーティスト(モリッシーとブライアン・アダムス)のコンサート会場でチラシ配布を行った
通期 東京都、長野県、北海道、愛知県、兵庫県、奈良県、京都府 約300人 動物の問題、現状を知らない人約40万人
人材育成に関する取り組み
  • ボランティア会議(定例会議)を12回行った
  • 動物の問題を勉強したい学生のインターンの受け入れを行った
  • 立教大学・東京都市大学・立正大学の授業、秋田県立大学(秋田哲学塾)、長野県(市民が開催)、オルタナSが企画したNPO大学での講演を行った
  • アニマルライツ懇親会を2回開催した
通期 東京都、長野県、秋田県 50人 動物問題、持続可能性に関心のある人
持続可能性・消費者倫理に関する取り組み
  • 「消費から持続可能な社会を作る市民ネットワーク」に参画し、企業のエシカル度を調査する企業のエシカル通信簿作成、市民が商品を選びやすくするWEBサイトぐりちょの作成に携わり、主に動物分野を担当した。またネットワーク内のメンバーに動物の問題について講義を行ったり、当ネットワークが主催したセミナーでの講師を務めた
  • 消費者庁および消費者教育に関係する委員に消費者教育に動物への配慮を含めることを要望、働きかけを継続した
  • 英国のエシカル・コンシューマー主筆ロブ・ハリスン氏や、専門家を招き、エシカル消費と動物への配慮を考えるシンポジウムを、他3団体と共催で行った
通期 東京・京都・都内飲食店/立教大学 15人 動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人
動物愛護法改正に関する事業
  • 2018年の動物愛護法改正に向け、3団体連名で、改正案をまとめ、議員、環境省に対しロビー活動を行い、さらに愛護法改正を求める署名を開始した
11/1~ 3/31 東京 2人 国会議員・動物問題に関心のある人
相談
  • 問い合わせ、相談に対応(年間およそ200件)
通期 東京 4人 200人
調査
  • 参議院選挙時に、動物愛護に関する政党アンケートを実施し公開した
6/15~7/12 東京 2人 結果を閲覧した6442人
2-2:パートナー動物に関する事業
地方行政への取り組み
  • 神奈川県保健福祉部と、不良飼い主や動物取扱業への指導マニュアル、動物の譲渡時の不妊去勢の徹底、震災時の対応等に関して交渉を行った
5/1~12/18 神奈川県 1人 神奈川県民
企業への取り組み
  • ホームセンターや東急ハンズでの昆虫や甲殻類、魚類の販売方法の改善を提案した(継続中)
  • 爬虫類等エキゾチックアニマルの展示販売イベントレプタイルズワールドでの調査を行い、改善を要望した(継続中)
通期 東京 2人 ペットに関心のある人
不良飼い主への取り組み
  • 不良飼育状態の生体販売業者に対し、意見を行った。また地方行政からも指導を行っていただいた
  • 不良飼育状態の個人飼養者に対し、行政へ通報し指導を行っていただいた
  • 不良飼育の個人飼養者の犬を引きとり、一時保護を行い里親募集を行った(継続中)
通年 東京、神奈川、山梨 5人 ペットに関心のある人
啓発
  • 犬猫問題の専用サイト、SNSでの情報発信を行った
  • LUSH EQUIAとコラボレーションし、「イベント 飼う前に考えよう」を店頭で開催した
通年 東京 5人 動物の現状を知らない人約10万人
2-3:畜産と環境に関する事業
啓発
  • バタリーケージの廃止をお店にお願いするためのハガキ(300枚)を配布
  • 畜産動物の現状を伝える専用サイトとSNSでの情報発信、動画の編集
  • お母さん豚を閉じ込めないでキャンペーンへの著名人のメッセージを増やし、周知を図った
  • エコプロに出展、畜産と環境問題の啓蒙を行った
  • 渋谷で消費者に対しフォアグラ生産、卵生産、豚肉生産の実態を伝えるアクションを行った(毎月3回程度)
  • 大崎駅前で毎月動物福祉の向上をお願いするアクションを行った
  • 日本消費者教育学会関東支部で日本の畜産の現状とアニマルウェルフェアの必要性についての講義を行った
通年 東京 9人 動物の問題、現状を知らない人約66万万人
行政に向けた取り組み
  • OIE(世界動物保健機関)の豚のアニマルウェルフェアコード案に対しての意見提出を他団体とともに行った
  • アニマルウェルフェアの取り組みを要望するためのロビー活動
  • 小川勝也参議院議員による農水委員会での答弁についての情報提供および質問主意書作成を行った
  • ハラル肉用の屠殺を行う、または計画する屠殺場に方法の改善及び中止の要望を行った
  • 屠殺場の調査及び改善要望を行った
  • 2020年東京オリンピック・パラリンピックの畜産物の調達コードの動物福祉向上に向けた関係者に対する働きかけを行った、また過去の大会での動物福祉の状況を調査し、資料としてまとめ配布した
  • 企業にケージフリー卵への切り替えを促す国際連合Open Wing Allianceに参加
  • 世田谷区長にMeat Free Monday導入の提案を行った(継続中)
7/1~3/31 東京 2人 不特定多数
調査
  • 複数の畜産施設に関する調査を行った
  • 畜産動物の飼育環境についての認知度調査を行い公開した
  • 全国の200のと畜場の動物福祉に関するアンケートを行い、各と畜場に結果をフィードバックした
  • ウィンドウレスのバタリーケージの内部を明らかにした動画の提供を受け、公開した
  • バタリーケージで飼育されていた鶏の体の状況を診察してもらい、その診断結果を公開、バタリーケージ内で骨折を繰り返し、カルシウム等の栄養不足に陥っている状況を明らかにした
  • 鶏の捕鳥作業、懸鳥作業の実態を明らかにし、動画を公開
  • 畜産と抗生物質および薬剤耐性菌の関係性をFAO(国連食糧農業機関)が呼びかけたWORLD ANTIBIOTIC AWARENESS WEEKに合わせて啓発した
  • 鶏を生きたまま焼却炉に入れ焼き殺していたことを立証し、警察に通報、該当の事業者にはその後警察と連携し改善させた
4/1~2/28 東京・大阪 3人 不特定多数
企業に向けた取り組み
  • フォアグラを扱ったフレッシュネスバーガー、スシロー、ベンツ、カルビー、すかいらーく、ココス等に対しフォアグラを扱うべきではない旨の要望を行った
  • 妊娠ストールの廃止についてパルシステム生活協同組合連合会と話し合いを行った
  • バタリーケージの廃止を企業に対して求める署名を開始し継続
通年 東京 12人 不特定多数
動物の保護
  • バタリーケージ飼育されていた鶏11羽を保護し、一時預かりおよび里親募集を行った
通年 関東 5人 不特定多数
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業
啓発
  • 毛皮の専用サイト、毛皮反対デモ行進用サイト、SNSでの情報発信、動画の編集
  • 毛皮反対のためのポスターの配布、掲示し(400枚)、掲示したものをサイトに公開した。
  • 毛皮に反対するアクションを毎月渋谷駅前で行った
  • 新宿駅および池袋駅付近での毛皮反対チラシ配布を行った
  • 成人式、東京ガールズコレクション会場前で動物性素材を使わないように呼びかけるアクションを行った
  • 12月11日に毛皮反対デモ行進を行った
  • FUR FREE FRIDAYという世界同時イベントに参加、東京でのアクションと、川越での毛皮反対デモ行進を行った
通年 東京・神奈川・埼玉 500人 毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約50万人
行政に対する取り組み
  • 毛皮の商品表示に関し、家庭用品品質表示法に加えてほしいという要望を消費者庁に対し行った
通年 東京 1人 毛皮を買いたくないと思う人
企業に対する取り組み
  • 毛皮を扱わないメーカーに対しFUR FREE RETAILERプログラムの紹介した
  • ホームセンターのコーナンに対しリアルファーを使った動物のおもちゃの製造販売の中止を要望、中止に至った
  • 最後のミンク農場の閉鎖を確認し、国内毛皮産業のゼロを達成した
通年 東京 2人 毛皮動物の問題に関心を持つ人
国際協力
  • FUR FREE ALLIANCEメンバーとして、日本の毛皮消費状況等について海外に向けて情報発信を行った
  • 中国・韓国・台湾・香港・日本の14団体と連携しFUR FREE ASIAキャンペーンを行った
通年 東京・東アジア 30人 東アジアの人々
2-5:実験に利用される動物に関する事業
企業に対する取り組み
  • 美しさに犠牲はいらない実行委員会(CFB)で、化粧品の動物実験の廃止に取り組み、富士フイルムに対する働きかけを行い、廃止および原料調達における徹底を発表してもらうに至った
  • 同じくCFBで、原料メーカーに対して動物実験の有無、方針についてのアンケート調査を行った(継続中)
通年 東京 2人 化粧品を利用する人々
調査
  • ラッシュジャパンの行う化粧品の動物実験に関する意識調査設計および論文の執筆に協力した
通年 東京 1人 化粧品業界関係者
行政に対する取り組み
  • 神奈川県保健福祉部と、動物実験施設の調査等に関して交渉を行ない、神奈川県下の動物実験施設に対し、動物愛護に関する法規制等の通知を毎年行うことを実行してもらった
5/1~12/18 神奈川県 1人 動物実験に関わる人
2-6:展示動物に関する事業
啓発
  • 井の頭自然文化園のゾウのはな子および昭和記念公園の鹿やインコや猿などに関してDAYS JAPANに寄稿した
  • サーカスに動物利用をやめてほしいと訴えるチラシを、動物を使ったサーカス会場付近で配布
  • 水族館付近および渋谷駅前で水族館の動物たちの扱いの非倫理性を訴えたアクションを行った
通期 東京・神奈川 20人 動物の問題、現状を知らない人
行政・企業等に対する取り組み
  • 愛媛県西予市三瓶町の奥地の海のかーにばるで行われている豚のロディオの非倫理性を指摘し、中止を求める署名運動と要望を行い2017年の開催を最後に中止に至った
  • 沖縄県糸満市の糸満ハーレーで行われるアヒル取り競争の中止及び改善要望を行った(継続中)
  • 昭島市昭和記念公園の鹿やインコ、猿、孔雀、うさぎ等の飼育改善を求め、市議会議員の協力も得て少しづつ改善が行われている
  • 熊本県藤崎八幡宮での馬追祭りの廃止と改善の要望を行った
  • 諏訪大社「蛙狩神事」の中止を要望した
  • フクロウカフェの飼養改善に取り組んだ
  • 東京スバル ビンの中につくる小さな水族館「ボトルアクアリウム」の非倫理性を指摘し、中止に至った
  • 全国の動物園の動物の扱いについての改善要望を行い、おびひろ動物園、桐生が岡動物園、遊亀公園動物園で現在のゾウを最後に今後のお導入をしないことを検討するとの回答を得た
  • 廃止の要望をしていた神戸市みのりの祭典での牛の展示が廃止されたことを確認した
  • ボリショイサーカスが行っていた特定動物との触れ合いを含む写真撮影の非倫理性と人への危険性を指摘し、神奈川、長野、所沢、幕張、名古屋、大阪で行政による指導があり、長野、所沢、幕張、名古屋で行われなかったことを確認した
通期 全国 20人 動物の問題、現状を知らない人
調査
  • 全国の水族館、動物園の動物の扱いについての現地調査を行った
通期 東京 4人 動物の問題、現状を知らない人
3:菜食と健康に関する事業
イベント開催
  • ヴィーガン料理教室の開催
  • どうぶつはごはんじゃないヴィーガンパーティーを開催し、100名が集まった
通期 全国 30人 130人
啓発
  • ヴィーガン、ベジタリアンのライフスタイルについての情報サイトHachidoryの運用を行った
  • ヴィーガンレシピの開発を行った
通期 東京 6人 エシカル消費やヴィーガンに興味のある16万人
4:目的を達成するための広報事業 : 4単体では行っておらず報告は2に含みます

会計報告

活 動 計 算 書
[税込](単位:円)
自 2016年 4月 1日  至 2017年 3月31日
【経常収益】
 【受取会費】
   正会員受取会費 1,609,000
   サポート正会員受取会費 360,000
   サポート賛助会員受取会費 36,000
   学生会員受取会費 78,000
   ライト会員受取会費 568,000
 【受取寄付金】
   受取寄付金 6,788,168
 【事業収益】
   事業 収益 1,857,215
 【その他収益】
   受取 利息 161
   雑 収 益 1,000
       経常収益  計 11,297,544
【経常費用】
 【事業費】
   (人件費)
     給料 手当(事業) 4,676,489
     法定福利費(事業) 604,534
     福利厚生費(事業) 13,176
       人件費計 5,294,199
   (その他経費)
     諸 謝 金(事業) 4,500
     印刷製本費(事業) 877,220
     動物医療費保護費 215,333
     会 議 費(事業) 19,206
     会場費(事業) 399,539
     旅費交通費(事業) 142,980
     調査費(事業) 3,722
     車 両 費(事業) 297,186
     通信運搬費(事業) 519,847
     新聞図書費(事業 198,217
     消耗品費(事業) 127,205
     備品(事業) 51,504
     IT関連費(事業) 311,155
     水道光熱費(事業) 48,807
     地代 家賃(事業) 1,230,292
     保 険 料(事業) 13,500
     諸 会 費(事業) 58,492
     租税 公課(事業) 810
     支払手数料(事業) 20,666
     雑   費(事業) 22,006
       その他経費計 4,562,187
         事業費  計 9,856,386
 【管理費】
(人件費)
     給料 手当(管理) 519,610
     法定福利費(管理) 145,725
     福利厚生費(管理) 1,464
       人件費計 666,799
   (その他経費)
     諸 謝 金(管理) 500
     通信運搬費(管理) 5,551
     新聞図書費(管理) 10,619
     消耗品費(管理) 1,952
     備品(管理) 361
     IT関連費(管理) 23,612
     水道光熱費(管理) 5,423
     地代 家賃(管理) 136,694
     保 険 料(管理) 1,500
     租税 公課(管理) 440
     支払手数料(管理) 1,172
     雑   費(管理) 11,224
       その他経費計 199,048
         管理費  計 865,847
           経常費用  計 10,722,233
             当期経常増減額 575,311
【経常外収益】
   経常外収益  計 0
【経常外費用】
   経常外費用  計 0
       税引前当期正味財産増減額 575,311
       法人税、住民税及び事業税 70,000
       経理区分振替額 0
         当期正味財産増減額 505,311
         前期繰越正味財産額 13,680,913
         次期繰越正味財産額 14,186,224

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