2025年度事業報告
1 事業の成果 及び 事業の実施に関する事項
事業の成果
- 生協等に影響力のある丹沢農場が妊娠ストールフリーに向けた第1歩目の数値目標と、エンリッチメントや輸送などのアニマルウェルフェア方針を公表
- 200室ほどある都心型ホテル芝パークホテルが平飼いへの切り替え
- 大手スーパーのプライベートブランド商品におけるマヨネーズにて、ケージフリーが進む(ヤオコーが加わり3社が展開)
- ケージフリー羽数調査を実施し1.48%の結論を得る
- 七星食品が妊娠ストールフリーを達成
- コープ自然派が妊娠ストール商品ブランドを追加
- 大手ペットフード企業ヒルズが、日本で売られる多くがAW対応であり欧米同様にケージフリー、2030年にはベターチキンになることを確認
- 国内で入手可能な3つの水産認証すべてがエビの眼柄切除廃止を基準に盛り込んだ
- 老舗菓子メーカーブルボンが2030年までに全液卵の5%をケージフリーに切り替えることを発表、進捗も公表
- カルビー、イオン、ハウス食品グループ本社、あじかん、ハイディ日高が新たにアニマルウェルフェア方針を策定し発表
- 大手食鳥処理施設で放血後のAW用監視員をアニマルライツセンターの要望を通じて配備
- スターゼン、鶏卵のケージフリーを拡大することを公表
- フォアグラの輸入量がさらに削減、13,443羽分の犠牲が減少
- 国の補助金「畜産クラスター」の収益要件が外れた持続性向上タイプが作られ、アニマルウェルフェアが成果指標に加わる
- 鶏の屠殺時のガスによる意識喪失のための設備投資を促すための国の補助金が作られた
(1)特定非営利活動に係る事業
| 事業名 | 事業内容 | 期間 | 事業場所 | 従事人数 | 受益対象者 |
| アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業 | |||||
| 動物問題全般に関わる事業 | |||||
| 行政に対する取り組み | 畜産動物、実験動物にとって必要な改正内容を入れるため動物愛護法改正のロビー活動を行った超党派の犬猫の殺処分ゼロを目指す議員連盟の中の動物愛護法改正プロジェクトチームでのアドバイザーとして会議に出席 | ||||
| 啓発 | 東京都(池袋 吉祥寺 表参道 高田馬場 蒲田 錦糸町 渋谷 目白 新宿 四谷 御茶ノ水)、埼玉県(浦和 所沢 大宮 さいたま副都心 熊谷 新越谷 川口 北朝霞 志木)、岩手県、香川県、兵庫県での街頭アクションを行った畜産動物、展示動物等について、各種新聞、テレビ、雑誌等に寄稿、取材への対応を行った公式サイト、メールニュース(2165名が参加)、SNS(Facebook Twitter Instagram、youtube、Tiktik)の更新、情報発信を行ったARCニュース(会報)を年3回発行したアニマルライツに関するチラシ、毛皮反対に関するチラシ、フォアグラ反対に関するチラシ、畜産動物の現状に関するチラ、環境と健康と畜産問題に関するチラシ、牛乳の現状に関するチラシ、採卵鶏のケージフリーに関するチラシ、動物愛護法改正のチラシ、アニマルライツセンターの紹介チラシの配布を行ったボランティアのプロジェクトチーム「ポス部」にて毎月全国同時で各ボランティアのいる場所でのポスティングを行った | 通期 | 東京都、岩手、愛知、兵庫、名古屋、埼玉 | 20人 | 動物の問題、現状を知らない人約50万人 |
| 人材育成に関する取り組み | ウェビナーを含んだアニマルライツチャネルを11回行った | 通期 | 全国 | 6人 | 動物問題、持続可能性に関心のある人 |
| 持続可能性・消費者倫理に関する取り組み | 「消費から持続可能な社会を作る市民ネットワーク」で、企業のエシカル度を調査する企業(コンビニ業界)のエシカル通信簿の調査を行い、またサイトでの見え方の工夫を行った。また当ネットワークが主催してエシカル通信簿の発表会を行った日本エシカル推進協議会に理事団体および副会長として参加し、環境省への陳情を行い、またエシカルアカデミーを開催した。東京エシカルに参画し、イベント出展、交流会への参加を行った | 通期 | 東京 | 2人 | 動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人 |
| 問い合わせ対応 | 問い合わせに対応(年間およそ200件) | 通期 | 東京 | 4人 | 200人 |
| 畜産と環境に関する事業 | |||||
| 啓発 | 講演会での講師を努め、アニマルウェルフェアやアニマルライツについての知識の普及を行ったHope For Animals.orgにて畜産動物の現状や畜産を取り巻く環境や人権問題を発信したメディアに畜産動物の現状について情報提供を行なったSNSでの広告配信を行なったエコプロ、アースデイ、エシカルマルシェなどに参加し環境と畜産についての啓発を行った畜産動物の現状を伝える専用サイトとSNSでの情報発信、動画の編集音楽部でアニマルライツ音楽配信を開始参画しているAquatic Animal Alliance(水生動物連盟)で、水棲動物の福祉にいての意見提言工場畜産から救出した豚と鶏の動物の未来サンクチュアリ(アニマルライツヴィレッジ)の運営、新たに鶏の保護対面での勉強会と会議を行う「動物の未来BASE」を開催子どもプロジェクトチームにて、子供向けYoutube動画配信とチラシ配布2か月に1回のボランティア会議を開催消費者団体等へのアニマルウェルフェアについてのレクチャーを行った新聞部で農業高校、中学校、高校、大学に動物の未来新聞を配布した | 通年 | 東京 | 5人 | 動物の問題、現状を知らない人約55万人 |
| 行政に向けた取り組み | 国会議員に対して、畜産動物のアニマルウェルフェアの取り組みを要望するためのロビー活動を行った畜産動物と実験動物のための院内集会を開催アニマルウェルフェア補助金獲得チームにて都道府県や県議会議員への陳情を行った(千葉県、愛知県、神奈川県)ガススタニング導入のための仕組みについての調査や、国会議員と農林水産省との話し合いなどを行った茨城県畜産センターでの牛虐待について改善の働きかけを継続学習指導要領の改定にアニマルウェルフェアを加えるためのロビー活動を行った | 通年 | 東京 | 25人 | 畜産物の購入者、畜産の生産~小売過程に関わる人々とその影響を受ける12千万人 |
| 調査 | 複数の畜産施設及びと畜場に関する調査を行い、情報を公開した畜産動物の飼育環境についての認知度調査を行い公開した食鳥処理場で生きたまま熱湯につけられる鶏の状況について調査アニマルウェルフェアやアニマルライツ、食糧システムの変化に関連する海外の文献、基準等の日本語訳の充実を行うため、ボランティアのプロジェクトチーム「ファクト部」にて、「動物の未来FACT」を運用、多数の論文概要記事を掲載した企業のアニマルウェルフェアの公開情報の調査を行い、FARMWISE Impact2026として公開卵内雌雄鑑別、ブロイラー、採卵鶏、豚などの技術的な情報の収集を行ったケージフリー卵の流通量を知るため、ケージフリー飼育の鶏の羽数を調査屠畜場の係留所に常時飲水可能な設備があるかどうかの調査を行い結果を公表した | 通年 | 東京・大阪 | 25人 | 畜産物の購入者、畜産の生産~小売過程に関わる人々とその影響を受ける12千万人 |
| 企業に向けた取り組み | 妊娠ストール廃止、ケージ飼育廃止、ベターチキンへの移行、エビの眼柄切除廃止、魚の認証推進を含むアニマルウェルフェアの向上、及びアニマルウェルフェアポリシーの策定、畜産物の削減を求め、企業と話し合いを行った動物性タンパク質から植物性タンパク質への移行、および植物性タンパク質への取り組みについて企業との交渉を行った企業にケージフリー卵への切り替えを促す国際連合Open Wing Allianceに参加ボランティアのプロジェクトチーム「企業への意見届け隊」にて意見届を継続20件の企業や店舗からケージフリーコミットメントを得た | 通年 | 東京 | 6人 | 畜産物の購入者、畜産の生産~小売過程に関わる人々とその影響を受ける12千万人 |
| 衣類等の素材になる動物に関する事業 | |||||
| 毛皮の専用サイトやSNSでの情報発信毛皮反対のためのポスターの配布したアパレル企業にリアルファーの取扱廃止を求める要望を行なったファーフリー、アニマルフリーに関する企業交渉を行ったFUR FREE ALLIANCEメンバーとして、Woolrichに対するキャンペーンに参加、また日本の毛皮消費状況等について海外に向けて情報発信を行った | 通年 | 東京 | 2人 | 毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約40万人 | |
| 実験に利用される動物に関する事業 | |||||
| 動物実験に関するSNS上での発信を行った化粧品の動物実験廃止を求める署名運動を開始超党派のアニマルウェルフェアを考える議員連盟での化粧品の動物実験ワーキングチームの支援 | 通年 | 東京 | 1人 | 医薬、化粧品などを購入する人々とその製造関係者約とその影響を受ける12千万人 | |
| 展示動物に関する事業 | |||||
| ウェブサイトとSNSでの情報発信イベントや展示における不適切な扱いについて提言、メディアへの情報提供を行った糸満ハーレーのアヒル取り競争について開催中止を求める情報発信 | 通期 | 全国 | 2人 | 動物の問題、現状を知らない人 | |
| 菜食と健康に関する事業 | |||||
| ヴィーガン、ベジタリアンのライフスタイルについての情報サイトHachidoryの運用を行った。アニマルフレンドリーなお店・企業レポチームにて、取材や記事執筆、Hachidoryへの掲載を行ったヴィーガンレシピの開発を行った | 通期 | 全国 | 15人 | エシカル消費やヴィーガンに興味のある10万人 | |
| パートナー動物に関する事業 | |||||
| 悪質なエキゾチックペット販売業者についての改善を求める行動を行ったペット動物に関してSNSでの発信を行った | 通期 | 東京 | 1人 | 国会議員動物問題に関心のある人、動物の現状を知らない約1万人 | |
| 目的を達成するための広報事業 : 報告は上記に含みます | |||||
(2)その他の事業
| 事業名 | 事業内容 | 期間 | 事業場所 | 従事者人数 | 受益対象者 |
| 物品販売事業 | 動物問題を啓発することを目的とした本とアピールグッズの販売を行なった | 通期 | 東京 | 3人 | 動物問題に関心のある人々 |
| 活 動 計 算 書 | |||
| [税込](単位:円) | |||
| 特定非営利活動法人 アニマルライツセンター | 自 2025年 4月 1日 至 2026年 3月31日 | ||
| 【経常収益】 | 非営利事業 | 収益事業 | 合計 |
| 【受取会費】 | |||
| 一般会員(賛助)受取会費 | 1,704,000 | ||
| 一般会員(正)受取会費 | 816,000 | ||
| ライト会員受取会費 | 445,000 | ||
| サポート会員(賛助)受取会費 | 960,000 | ||
| サポート会員(正)受取会費 | 324,000 | ||
| 学生会員(賛助)受取会費 | 12,000 | ||
| 法人会員(賛助)受取会費 | 72,000 | 4,333,000 | |
| 【受取寄付金】 | |||
| 受取寄付金 | 28,795,937 | 28,795,937 | |
| 受取寄付金・豚 | 2,419,700 | 2,419,700 | |
| 【受取助成金】 | |||
| 受取助成金 | 24,488,403 | 24,488,403 | |
| 【事業収益】 | |||
| 事業 収益 | 234,796 | 234,796 | |
| 講師料・原稿料 | 305,240 | 305,240 | |
| 【その他収益】 | |||
| 受取 利息 | 202,221 | 202,221 | |
| 受取手数料 | 426,079 | 426,079 | |
| 経常収益 計 | 60,970,580 | 234,796 | 61,205,376 |
| 【経常費用】 | |||
| 【事業費】 | |||
| (人件費) | |||
| 給料 手当(事業) | 12,280,920 | 15,000 | 12,295,920 |
| 役員報酬(事業) | 3,625,071 | 3,625,071 | |
| 法定福利費(事業) | 1,809,178 | 1,809,178 | |
| 福利厚生費(事業) | 5,280 | 5,280 | |
| 人件費計 | 17,720,449 | 15,000 | 17,735,449 |
| (その他経費) | |||
| 業務委託費(事業) | 830,080 | 830,080 | |
| 広告・宣伝費(事業) | 235,053 | 235,053 | |
| 諸 謝 金(事業) | 21,600 | 21,600 | |
| 印刷製本費(事業) | 1,131,194 | 74,466 | 1,205,660 |
| 動物医療費保護費 | 1,850,011 | 1,850,011 | |
| 会 議 費(事業) | 87,407 | 87,407 | |
| 会場費(事業) | 166,450 | 166,450 | |
| 旅費交通費(事業) | 1,736,955 | 13,052 | 1,750,007 |
| 調査費(事業) | 26,400 | 26,400 | |
| 通信運搬費(事業) | 1,590,876 | 60,533 | 1,651,409 |
| 新聞図書費(事業 | 6,834 | 6,834 | |
| 消耗品費(事業) | 345,733 | 79 | 345,812 |
| 備品(事業) | 216,201 | 216,201 | |
| 修 繕 費(事業) | 28,111 | 28,111 | |
| IT関連費(事業) | 1,320,364 | 7,812 | 1,328,176 |
| 水道光熱費(事業) | 577,950 | 440 | 578,390 |
| 地代 家賃(事業) | 1,251,068 | 12,948 | 1,264,016 |
| 保 険 料(事業) | 64,970 | 64,970 | |
| 諸 会 費(事業) | 19,690 | 19,690 | |
| 租税 公課(事業) | 154,041 | 29 | 154,070 |
| 支払手数料(事業) | 145,789 | 10,476 | 156,265 |
| その他経費計 | 11,806,777 | 179,835 | 11,986,612 |
| 事業費 計 | 29,527,226 | 194,835 | 29,722,061 |
| 【管理費】 | |||
| (人件費) | |||
| 給料 手当(管理費) | 1,059,274 | 1,059,274 | |
| 役員 報酬(管理費) | 30,000 | 30,000 | |
| 業務委託費(管理費) | 110,000 | 110,000 | |
| 人件費計 | 1,199,274 | 0 | 1,199,274 |
| (その他経費) | |||
| 印刷製本費(管理費) | 936 | 936 | |
| 旅費交通費(管理費) | 28,860 | 28,860 | |
| 通信運搬費(管理費) | 19,202 | 19,202 | |
| 消耗品 費(管理費) | 15,393 | 15,393 | |
| IT関連費(管理費) | 23,429 | 23,429 | |
| 水道光熱費(管理費) | 5,004 | 5,004 | |
| 地代 家賃(管理費) | 38,844 | 38,844 | |
| 租税 公課(管理費) | 89 | 89 | |
| 支払手数料(管理費) | 45,072 | 45,072 | |
| その他経費計 | 176,829 | 0 | 176,829 |
| 管理費 計 | 1,376,103 | 0 | 1,376,103 |
| 経常費用 計 | 30,903,329 | 194,835 | 31,098,164 |
| 当期経常増減額 | 30,067,251 | 39,961 | 30,107,212 |
| 【経常外収益】 | |||
| 経常外収益 計 | 0 | ||
| 【経常外費用】 | |||
| 経常外費用 計 | 0 | ||
| 税引前当期正味財産増減額 | 30,067,251 | 39,961 | 30,107,212 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 70,000 | ||
| 経理区分振替額 | 39,961 | △ 39,961 | |
| 当期正味財産増減額 | 30,037,212 | ||
| 前期繰越正味財産額 | 159,180,156 | ||
| 次期繰越正味財産額 | 189,217,368 | ||
| 貸 借 対 照 表 | |||
| 特定非営利活動法人 アニマルライツセンター | [税込](単位:円) | ||
| 全事業所 | 2026年 3月31日 現在 | ||
| 資 産 の 部 | 負 債 の 部 | ||
| 科 目 | 金 額 | 科 目 | 金 額 |
| 【流動資産】 | 【流動負債】 | ||
| (現金・預金) | 未 払 金 | 1,426,196 | |
| 現 金 | 248,665 | 預 り 金 | 258,141 |
| PAYPAL円 | 309,442 | 未払法人税等 | 70,000 |
| ゆうちょ・総合口座 | 16,024,606 | 流動負債 計 | 1,754,337 |
| ゆうちょ・127583 | 63,494,789 | 負債合計 | 1,754,337 |
| ゆうちょ・18536 | 1,046,259 | 正 味 財 産 の 部 | |
| ゆうちょ・189160AD | 1,333,026 | 【正味財産】 | |
| 三菱東京UFJ銀行 | 98,978,188 | 前期繰越正味財産額 | 159,180,156 |
| 小口 現金 | 32,126 | 当期正味財産増減額 | 30,037,212 |
| 現金・預金 計 | 181,467,101 | 正味財産 計 | 189,217,368 |
| (棚卸資産) | 正味財産合計 | 189,217,368 | |
| 貯 蔵 品 | 184,828 | ||
| 棚卸資産 計 | 184,828 | ||
| 流動資産合計 | 181,651,929 | ||
| 【固定資産】 | |||
| (有形固定資産) | |||
| 建 物 | 1,105,072 | ||
| 車両運搬具 | 540,000 | ||
| 什器 備品 | 67,565 | ||
| 土 地 | 7,421,139 | ||
| 有形固定資産 計 | 9,133,776 | ||
| (投資その他の資産) | |||
| 敷 金 | 186,000 | ||
| 投資その他の資産 計 | 186,000 | ||
| 固定資産合計 | 9,319,776 | ||
| 資産合計 | 190,971,705 | 負債及び正味財産合計 | 190,971,705 |

