より思いやりのある社会の実現を目指して
2018年度事業の内容の説明
1 事業の成果 及び 事業の実施に関する事項
事業の成果
- スターバックス、マリオット・インターナショナル、フォーシーズンズホテル、サラダストップ、ユニリーバが日本でのケージフリーへの移行を確約した。
- 国内でも三陽商会、しまむら、サンコー商事、ナフコが、海外ブランドでは、シャネル、ゴルチエ、コーチ、バーバリーなどがファーフリーになった。プラダもキャンペーンにより毛皮削減を宣言した。
- アニマルライツセンターを含む3団体で行う美しさに犠牲はいらない(Cruelty Free Beauty)でのキャンペーンによりピアス株式会社が化粧品の動物実験廃止を宣言し、2018年度内に廃止した。
- 最重要である畜産の現状の把握が大きく進んだ。多数の農場と屠殺場について把握することができた。
- 東京五輪におけるアニマルウェルフェアの重要性、アニマルウェルフェアの国による推進の必要性、と畜場と輸送時のアニマルウェルフェア、動物愛護管理法の農水省での指導推進について、国会議員に対し問題提起を行い、複数名の議員により参議院・衆議院の各委員会での質問が行われた。
- アニマルウェルフェアやヴィーガン、その他個別の動物虐待事例について、多くのメディアに取り上げられた。
- アニマルライツセンターが問題提起をし、改善を促してきた廃鶏の長時間放置について3度の通知(農林水産省・厚生労働省・環境省の3省から)と、厚生労働省の調査が行われる。畜産動物の福祉に関して国が積極的に動いたのはこれまでで初めて。
- オリンピックメダリストら10名が東京五輪の畜産物のアニマルウェルフェアについて指摘。Legacy For Animalsキャンペーンを、メダリスト、アニマルライツセンター、THLジャパンとともに開始した。
- これまでまとまった情報がなかった日本の畜産動物のアニマルウェルフェアとアニマルライツに関し、日本語のテキストを作成し配布を開始。
- 鶏複数羽をレスキュー。また日本初のファームサンクチュアリの設立を支援した。
- 藤崎八旛宮の例大祭について世論喚起、および告発を行い、改善につながる一歩となった。
事業の実施状況
(1)特定非営利活動に係る事業
事業名 | 事業内容 | 期間 | 事業場所 | 従事者人数 | 受益対象者 |
1:野生動物の保護に関する事業 | |||||
なし | |||||
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業 | |||||
2-1:動物問題全般に関わる事業 | |||||
啓発 |
| 通期 | 東京都、長野県、秋田、愛知、兵庫、京都、神奈川、埼玉 | 20人 | 動物の問題、現状を知らない人約50万人 |
人材育成に関する取り組み |
| 通期 | 東京、新潟、神奈川、大阪、北海道 | 20人 | 動物問題、持続可能性に関心のある人 |
持続可能性・消費者倫理に関する取り組み |
| 通期 | 東京・京都 | 2人 | 動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人 |
動物愛護法改正に関する事業 | 3団体でのパートナーシップの元以下の活動を通年に渡り継続。
| 通期 | 東京 | 2人 | 国会議員・動物問題に関心のある人 |
問い合わせ対応 |
| 通期 | 東京 | 4人 | 200人 |
2-2:パートナー動物に関する事業 | |||||
地方行政への取り組み |
| 5/1~12/31 | 神奈川県 | 1人 | 神奈川県民 |
企業への取り組み |
| 通期 | 東京 | 2人 | ペットに関心のある人 |
不良飼い主への取り組み |
| 通年 | 東京、神奈川、山梨 | 2人 | ペットに関心のある人 |
啓発 |
| 通年 | 東京 | 5人 | 動物の現状を知らない約5万人 |
2-3:畜産と環境に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通年 | 東京 | 5人 | 動物の問題、現状を知らない人約55万万人 |
行政に向けた取り組み |
| 通年 | 東京 | 3人 | 不特定多数 |
調査 |
| 通年 | 東京・大阪 | 5人 | 不特定多数 |
企業に向けた取り組み |
| 通年 | 東京 | 20人 | 不特定多数 |
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通年 | 東京・神奈川・埼玉 | 500人 | 毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約40万人 |
企業に対する取り組み |
| 通年 | 東京 | 4人 | 毛皮動物の問題に関心を持つ人 |
国際協力 |
| 通年 | 東京・東アジア | 2人 | 東アジアの人々 |
2-5:実験に利用される動物に関する事業 | |||||
企業に対する取り組み |
| 通年 | 東京 | 1人 | 化粧品を利用する人々 |
行政に対する取り組み |
| 5/1~12/31 | 神奈川県 | 1人 | 動物実験に関わる人 |
2-6:展示動物に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通期 | 東京・神奈川 | 2人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
行政・企業等に対する取り組み |
| 通期 | 全国 | 20人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
調査 |
| 通期 | 東京 | 4人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
3:菜食と健康に関する事業 | |||||
イベント開催 |
| 6/10 | 全国 | 20人 | 100人 |
啓発 |
| 通期 | 東京 | 6人 | エシカル消費やヴィーガンに興味のある10万人 |
4:目的を達成するための広報事業 : 報告は2に含みます |
(2)その他の事業
事業名 | 事業内容 | 期間 | 事業場所 | 従事者人数 | 受益対象者 |
物品販売事業 | 通販サイト、及びイベント会場等で、動物問題を啓発することを目的としたアピールグッズ(Tシャツ、ステッカー、バッジ、バッグ、本)の制作と販売を行なった | 通期 | 東京 | 10人 | 動物問題に関心のある人々 |
会計報告
活 動 計 算 書 | |||
[税込](単位:円) | |||
自 2018年 4月 1日 至 2019年 3月31日 | |||
非営利事業 | その他事業 | 合計 | |
【経常収益】 | |||
【受取会費】 | |||
正会員受取会費 | 1,833,000 | ||
サポート正会員受取会費 | 612,000 | ||
賛助会員受取会費 | 24,000 | ||
学生正会員受取会費 | 54,000 | ||
ライト会員受取会費 | 825,000 | ||
【受取寄付金】 | |||
受取寄付金 | 11,634,644 | ||
【受取助成金等】 | |||
受取助成金 | 2,164,779 | ||
【事業収益】 | |||
事業 収益 | 743,601 | ||
講師料・原稿料 | 142,384 | ||
受託事業収益 | 285,747 | ||
その他事業収益 | 216,000 | ||
【その他収益】 | |||
受取 利息 | 87 | ||
受取手数料 | 465,536 | ||
経常収益 計 | 18,257,177 | 743,601 | 19,000,778 |
【経常費用】 | |||
事業費 | |||
給料 手当 | 77,364 | 20,000 | 97,364 |
役員報酬 | 2,665,560 | 2,665,560 | |
法定福利費 | 395,439 | 395,439 | |
業務委託費 | 55,105 | 55,105 | |
印刷製本費 | 377,270 | 204,495 | 581,765 |
チラシ費 | 722,877 | 3,340 | 726,217 |
広告・宣伝費 | 28,938 | 28,938 | |
動物医療費保護費 | 170,742 | 170,742 | |
会 議 費 | 15,180 | 15,180 | |
会場費 | 418,980 | 418,980 | |
旅費交通費 | 743,574 | 32,856 | 776,430 |
調査費 | 470,985 | 470,985 | |
車 両 費 | 186,703 | 186,703 | |
通信運搬費 | 461,882 | 219,237 | 681,119 |
新聞図書費(事業 | 10,874 | 10,874 | |
消耗品費 | 264,600 | 103,758 | 368,358 |
備品 | 102,664 | 102,664 | |
修 繕 費 | 46,426 | 2,608 | 49,034 |
IT関連費 | 494,077 | 494,077 | |
水道光熱費 | 52,696 | 2,962 | 55,658 |
地代 家賃 | 1,216,626 | 68,337 | 1,284,963 |
賃 借 料 | 2,690 | 2,690 | |
保 険 料 | 13,350 | 750 | 14,100 |
諸 会 費 | 70,866 | 70,866 | |
租税 公課 | 2,900 | 2,900 | |
支払手数料 | 45,730 | 3,530 | 49,260 |
為替 差損 | 2,358 | 133 | 2,491 |
雑 費 | 1,801 | 1,801 | |
事業費計 | 9,118,257 | 662,006 | 9,780,263 |
管理費 | |||
給料 手当 | 700,381 | 700,381 | |
役員報酬 | 82,440 | 82,440 | |
法定福利費 | 12,234 | 12,234 | |
業務委託費 | 0 | ||
印刷製本費 | 10 | 10 | |
チラシ費 | 4,009 | 4,009 | |
広告・宣伝費 | 0 | ||
動物医療費保護費 | 0 | ||
会 議 費 | 0 | ||
会場費 | 0 | ||
旅費交通費 | 970 | 970 | |
調査費 | 0 | ||
車 両 費 | 0 | ||
通信運搬費 | 59,150 | 59,150 | |
新聞図書費(事業 | 0 | ||
消耗品費 | 9,478 | 9,478 | |
備品 | 1,775 | 1,775 | |
修 繕 費 | 3,130 | 3,130 | |
IT関連費 | 20,783 | 20,783 | |
水道光熱費 | 3,552 | 3,552 | |
地代 家賃 | 82,023 | 82,023 | |
賃 借 料 | 0 | ||
保 険 料 | 900 | 900 | |
諸 会 費 | 0 | ||
租税 公課 | 0 | ||
支払手数料 | 7,946 | 7,946 | |
為替 差損 | 158 | 158 | |
雑 費 | 0 | ||
管理費計 | 988,939 | 988,939 | |
経常費用 計 | 10,769,202 | ||
当期経常増減額 | 8,231,576 | ||
【経常外収益】 | |||
経常外収益 計 | 0 | ||
【経常外費用】 | |||
経常外費用 計 | 0 | ||
税引前当期正味財産増減額 | 8,231,576 | ||
法人税、住民税及び事業税 | 70,000 | ||
経理区分振替額 | 0 | ||
当期正味財産増減額 | 8,161,576 | ||
前期繰越正味財産額 | 20,785,412 | ||
次期繰越正味財産額 | 28,946,988 |
貸 借 対 照 表 | |||
[税込](単位:円) | |||
全事業所 | 2019年 3月31日 現在 | ||
資 産 の 部 | 負 債 ・ 正 味 財 産 の 部 | ||
科 目 | 金 額 | 科 目 | 金 額 |
【流動資産】 | 【流動負債】 | ||
(現金・預金) | 預 り 金 | 14,100 | |
現 金 | 15,465 | 未払法人税等 | 70,000 |
PAYPAL円 | 307,229 | 流動負債 計 | 84,100 |
ゆうちょ・総合口座 | 1,143,402 | 負債の部合計 | 84,100 |
ゆうちょ・127583 | 16,754,967 | 正 味 財 産 の 部 | |
ゆうちょ・18536 | 613,267 | 【正味財産】 | |
ゆうちょ・189160AD | 1,086,534 | 前期繰越正味財産額 | 20,785,412 |
三菱東京UFJ銀行 | 8,811,450 | 当期正味財産増減額 | 8,161,576 |
現金・預金 計 | 28,732,314 | 正味財産 計 | 28,946,988 |
(棚卸資産) | 正味財産の部合計 | 28,946,988 | |
貯 蔵 品 | 112,774 | ||
棚卸資産 計 | 112,774 | ||
流動資産合計 | 28,845,088 | ||
【固定資産】 | |||
(投資その他の資産) | |||
敷 金 | 186,000 | ||
投資その他の資産 計 | 186,000 | ||
固定資産合計 | 186,000 | ||
資産の部合計 | 29,031,088 | 負債・正味財産の部合計 | 29,031,088 |
事業の内訳
管理費 | 988,939 | 9.18% |
動物問題全般関わる事業 | 1,638,678 | 15.22% |
パートナー動物に関する事業 | 267,248 | 2.48% |
菜食と健康に関する事業 | 767,099 | 7.12% |
畜産と環境に関する事業 | 4,636,888 | 43.06% |
ファッション素材に関する事業 | 1,113,360 | 10.34% |
実験に使われる動物に関する事業 | 235,865 | 2.19% |
展示動物に関する事業 | 457,837 | 4.25% |
野生動物の保護に関する事業 | 1,282 | 0.01% |
物品販売事業 | 662,006 | 6.15% |
2017年度事業の内容の説明
主な成果
アニマルライツセンターが創立され30周年を迎えた。過去の歴史をまとめ、30周年記念パーティーを行ない、100名が参加した。
毛皮反対に関する事業では、Fur Free Allianceとしてグッチ、CFコーポレーションのファーフリー宣言を行った。その宣言に続きフルラ、ヴェルサーチがファーフリー宣言を行った。国内でもバロックリミテッドジャパンが国内でのファーフリーをARCに対して回答した。
ファッション業界紙WWDやNHKをはじめ多くの各種メディアが毛皮について取り上げ、ARCはこれらに取材協力を行なった。
ペット用品ヤマヒサがリアルファー商品ゼロを達成し、アースペットがリアルファー商品の販売廃止をARCの働きかけにより宣言した。動物愛護法改正について、他団体とパートナーシップを結び、集中的に活動を行ってきた。働きかけや話し合いを行った議員は約100名、10ヶ月で10万1千人以上の署名を集め、9月に行ったセミナーでは衆議院議員会館多目的会議室満員の約100名が参加、3月に行った院内集会では代理出席を含め44名の国会議員と、約100名の一般市民が出席した。
畜産と環境に関する事業では、昨年同様、最重要である畜産の現状の把握が大きく進んだ。複数の方から実態が内部告発されるようになったことが大きく、多数の農場とと畜場(食鳥処理場含む)について把握することができた。
認知度調査によって特に力を入れているバタリーケージについて2年前と比較すると4%認知度が向上したことが明らかになった。妊娠ストールについては1.8%認知度が向上している。「聞いたことがある」を含めるとバタリーケージについての認知度は8.5%、妊娠ストールについての認知度は5.7%向上した。
神奈川県のと畜場に対し、アニマルライツセンター作成の福祉的に扱う資料の配布が開始された。
東京オリンピック・パラリンピックで提供される畜産物のアニマルウェルフェアを向上させるため、各所への働きかけを行うと共に、キャンペーンを開始し、国内外の37団体に賛同を頂いた。
アニマルウェルフェアの国による推進の必要性、と畜場と輸送時のアニマルウェルフェア、動物愛護管理法の農水省での指導推進について、国会議員に対し問題提起を行い、堀越啓仁衆議院議員により予算委員会分科会での質問が行われた。
調査を進めてきた食鳥処理場で起きている採卵鶏の長時間放置の問題について、調査結果を元に各所に改善を促し、その結果農林水産省、環境省、厚生労働省から改善を促す通知がなされた。
ネスレ、コンパスグループが2025年前に国内でも卵をケージフリーにすることを明確にし公表した。
民進党内でのアニマルウェルフェア研究会を開催した。
宮城県議会で境 恒春議員が畜産動物のアニマルウェルフェアについて言及した。
卵やアニマルウェルフェアについて、テレビ、新聞、雑誌、WEBメディアで多数取り上げられた。- 動物実験に反対する事業では、Cruelty Free Beautyでヤクルト本社の化粧品の動物実験及び食品の動物実験の廃止に取り組み、廃止に至った。
事業報告
管理費は6%でその他はすべて動物を救うための実質的な活動自体に割かれています。
事業名 | 事業内容 | 期間 | 事業場所 | 従事者人数 | 受益対象者 |
1:野生動物の保護に関する事業 | |||||
行政への取り組み |
| 通期 | 広島・東京 | 1人 | 不特定多数 |
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業 | |||||
2-1:動物問題全般に関わる事業 | |||||
啓発 |
| 通期 | 東京都、長野県、北海道、愛知県、兵庫県、奈良県、京都府 | 20人 | 動物の問題、現状を知らない人約40万人 |
人材育成に関する取り組み |
| 通期 | 東京都、愛知県、秋田県、神奈川県 | 20人 | 動物問題、持続可能性に関心のある人 |
持続可能性・消費者倫理に関する取り組み |
| 通期 | 東京・京都・都内飲食店/立教大学 | 2人 | 動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人 |
動物愛護法改正に関する事業 | 3団体でのパートナーシップの元以下の活動を通年に渡り継続。
| 通期 | 東京 | 15人 | 国会議員・動物問題に関心のある人 |
相談 |
| 通期 | 東京 | 5人 | 200人 |
調査 |
| 6~10月 | 東京 | 2人 | 結果を閲覧した6442人 |
2-2:パートナー動物に関する事業 | |||||
地方行政への取り組み |
| 5/1~12/31 | 神奈川県 | 1人 | 神奈川県民 |
企業への取り組み |
| 通期 | 東京 | 2人 | ペットに関心のある人 |
不良飼い主への取り組み |
| 通年 | 東京、神奈川、山梨 | 5人 | ペットに関心のある人 |
啓発 |
| 通年 | 東京 | 5人 | 動物の現状を知らない人約10万人 |
2-3:畜産と環境に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通年 | 東京 | 5人 | 動物の問題、現状を知らない人約66万万人 |
行政に向けた取り組み |
| 通年 | 東京 | 3人 | 不特定多数 |
調査 |
| 通年 | 東京・大阪 | 5人 | 不特定多数 |
企業に向けた取り組み |
| 通年 | 東京 | 20人 | 不特定多数 |
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通年 | 東京・神奈川・埼玉 | 500人 | 毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約50万人 |
企業に対する取り組み |
| 通年 | 東京 | 4人 | 毛皮動物の問題に関心を持つ人 |
国際協力 |
| 通年 | 東京・東アジア | 2人 | 東アジアの人々 |
2-5:実験に利用される動物に関する事業 | |||||
企業に対する取り組み |
| 通年 | 東京 | 1人 | 化粧品を利用する人々 |
行政に対する取り組み |
| 5/1~12/31 | 神奈川県 | 1人 | 動物実験に関わる人 |
2-6:展示動物に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通期 | 東京・神奈川 | 2人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
行政・企業等に対する取り組み |
| 通期 | 全国 | 20人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
調査 |
| 通期 | 東京 | 4人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
3:菜食と健康に関する事業 | |||||
イベント開催 |
| 6/10 | 全国 | 20人 | 100人 |
啓発 |
| 通期 | 東京 | 6人 | エシカル消費やヴィーガンに興味のある16万人 |
4:目的を達成するための広報事業 : 4単体では行っておらず報告は2に含みます |
(2)その他の事業
事業名 | 事業内容 | 期間 | 事業場所 | 従事者人数 | 受益対象者 |
物品販売事業 | 通販サイト、及びイベント会場等で、動物問題を啓発することを目的としたアピールグッズ(Tシャツ、ステッカー、バッジ、バッグ、本)の制作と販売を行なった | 通期 | 東京 | 10人 | 動物問題に関心のある人々 |
会計報告
活 動 計 算 書 | |||
[税込](単位:円) | |||
特定非営利活動法人アニマルライツセンター | 自 2017年 4月 1日至 2018年 3月31日 | ||
特定非営利活動 に係る事業 | その他事業 | ||
【経常収益】 | |||
【受取会費】 | |||
正会員受取会費 | 1,885,000 | ||
サポート正会員受取会費 | 576,000 | ||
学生会員受取会費 | 60,000 | ||
法人会員受取会費 | 70,000 | ||
ライト会員受取会費 | 613,000 | ||
【受取寄付金】 | |||
受取寄付金 | 11,734,106 | ||
【受取助成金等】 | |||
受取助成金 | 514,000 | ||
【事業収益】 | |||
物販 収益 | 1,037,840 | ||
講師料・原稿料 | 186,200 | ||
その他事業収益 | 372,000 | ||
【その他収益】 | |||
受取 利息 | 53 | ||
受取手数料 | 492,608 | ||
経常収益計 | 17,540,807 | ||
【経常費用】 | |||
【事業費】 | |||
(人件費) | |||
役員報酬(事業)役員に対する報酬等(使用人兼務分を除く)のうち、事業に直接かかわる部分 | 2,451,113 | 296,887 | 2,748,000 |
給料 手当(事業)使用人兼務役員の使用人部分を含む | 1,581,525 | 1,581,525 | |
法定福利費(事業) | 645,063 | 51,901 | 696,964 |
福利厚生費(事業) | 12,248 | 984 | 13,232 |
人件費計 | 4,689,949 | 349,772 | 5,039,721 |
(その他経費) | 0 | ||
諸 謝 金(事業) | 6,000 | 6,000 | |
印刷製本費(事業) | 177,916 | 601,817 | 779,733 |
チラシ費(事業) | 618,716 | 618,716 | |
動物医療費保護費 | 73,540 | 73,540 | |
会 議 費(事業) | 5,930 | 5,930 | |
会場費(事業) | 263,495 | 16,500 | 279,995 |
旅費交通費(事業) | 467,748 | 714 | 468,462 |
調査費(事業) | 91,958 | 91,958 | |
車 両 費(事業) | 185,782 | 185,782 | |
通信運搬費(事業) | 402,905 | 106,524 | 509,429 |
新聞図書費(事業 | 5,200 | 5,200 | |
消耗品費(事業) | 129,442 | 24,364 | 153,806 |
備品(事業) | 37,657 | 37,657 | |
IT関連費(事業) | 358,493 | 21,986 | 380,479 |
水道光熱費(事業) | 55,730 | 4,483 | 60,213 |
地代 家賃(事業) | 1,106,054 | 88,991 | 1,195,045 |
諸 会 費(事業) | 71,524 | 71,524 | |
租税 公課(事業) | 0 | 0 | |
支払手数料(事業) | 33,410 | 2,871 | 36,281 |
雑 費(事業) | 15,535 | 223,586 | 239,121 |
その他経費計 | 4,107,035 | 1,091,836 | 5,198,871 |
事業費計 | 8796984 | 1441608 | 10,238,592 |
【管理費】 | |||
給料 手当 | 429,675 | ||
法定福利費 | 44,487 | ||
福利厚生費 | 844 | ||
人件費計 | 475,006 | ||
(その他経費) | |||
諸 謝 金 | |||
印刷製本費 | 840 | ||
チラシ費 | |||
動物医療費保護費 | |||
会 議 費 | |||
会場費 | |||
旅費交通費 | 12,324 | ||
調査費 | |||
車 両 費 | |||
通信運搬費 | 40,313 | ||
新聞図書費 | |||
消耗品費 | 542 | ||
備品 | |||
IT関連費 | 18,847 | ||
水道光熱費 | 3,843 | ||
地代 家賃 | 76,283 | ||
諸 会 費 | |||
租税 公課 | 600 | ||
支払手数料 | 4,429 | ||
雑 費 | |||
その他経費計 | 158,021 | ||
管理費計 | 633,027 | ||
経常費用計 | 10,871,619 | ||
当期経常増減額 | 6,669,188 | ||
【経常外収益】 | |||
経常外収益計 | 0 | ||
【経常外費用】 | |||
経常外費用計 | 0 | ||
税引前当期正味財産増減額 | 6,669,188 | ||
法人税、住民税及び事業税 | 70,000 | ||
経理区分振替額 | 0 | ||
当期正味財産増減額 | 6,599,188 | ||
前期繰越正味財産額 | 14,186,224 | ||
次期繰越正味財産額 | 20,785,412 |
貸 借 対 照 表 | |||
特定非営利活動法人 アニマルライツセンター | [税込](単位:円) | ||
全事業所 | 2018年 3月31日 現在 | ||
資 産 の 部 | 負 債 ・ 正 味 財 産 の 部 | ||
科 目 | 金 額 | 科 目 | 金 額 |
【流動資産】 | 【流動負債】 | ||
(現金・預金) | 預 り 金 | 14,100 | |
現 金 | 21,310 | 未払法人税等 | 70,000 |
PAYPAL円 | 371,588 | 流動負債 計 | 84,100 |
ゆうちょ・総合口座 | 249,204 | 負債の部合計 | 84,100 |
PAYPALドル | 41,574 | 正 味 財 産 の 部 | |
ゆうちょ・127583 | 12,095,347 | 【正味財産】 | |
ゆうちょ・18536 | 515,844 | 前期繰越正味財産額 | 14,186,224 |
ゆうちょ・189160AD | 1,050,636 | 当期正味財産増減額 | 6,599,188 |
三菱東京UFJ銀行 | 6,140,235 | 正味財産 計 | 20,785,412 |
現金・預金 計 | 20,485,738 | 正味財産の部合計 | 20,785,412 |
(棚卸資産) | |||
貯 蔵 品 | 197,774 | ||
棚卸資産 計 | 197,774 | ||
流動資産合計 | 20,683,512 | ||
【固定資産】 | |||
(投資その他の資産) | |||
敷 金 | 186,000 | ||
投資その他の資産 計 | 186,000 | ||
固定資産合計 | 186,000 | ||
資産の部合計 | 20,869,512 | 負債・正味財産の部合計 | 20,869,512 |
2016年度事業の内容の説明
主な成果
- 毛皮反対に関する事業では、毛皮の輸入量が大幅に減少、2015年と比較すると2016年は352,551頭分減少という結果になった。
- ファッション業界紙WWDが「広がるファーフリー」としてファーフリートレンドを報じた(※ARCは取材協力を行った)。
- 要望を行ってきたホームセンターコーナンが2016年5月にリアルファー付きの猫じゃらしの廃止を宣言した。
- 2011年から取り組んできた国内毛皮産業について、最後の1軒だったミンク農場が閉鎖され、2016年11月に全廃宣言を出すことができた。
- 私たちの呼びかけにより中国・香港・台湾・韓国・日本の14団体が連携し、12月にFUR FREE ASIAキャンペーンを行い、東アジア一帯で同時に毛皮の残酷性を啓発し一般市民の多くのFUR FREE宣言をいただいた。
- 消費者庁が2年かけて行った倫理的消費調査研究会の中に、動物への配慮を加えてもらうための要望、ロビーイングをおこなってきたが、6月の研究会でのアニマルウェルフェアについての発表が行われ、最終報告内にも動物への配慮についての項目が追記された。
- 「エシカル消費と動物への配慮を考えるシンポジウム」を英国のエシカルコンシューマー主筆のロブ・ハリスン氏を始めとした専門家を招いて行い、250人が集まった。
- 畜産と環境に関する事業では、もっとも重要である畜産の現状の把握が大きく進んだ。複数の方から実態が内部告発されるようになったことが大きく、多数の農場とと畜場(食鳥処理場含む)について把握することができた。
- フォアグラの輸入量が2015年と比較すると2016年は40%、56,999羽分が減少した。
- と畜場での関する調査で、輸送~搬入時の暴力的な扱いをなくすことと改善提案を4つのと畜場にし、改善させた。
- アニマルウェルフェアの国による推進の必要性について、国会議員に対し問題提起を行い、小川勝也参議院議員による農林水産委員会での質問が行われた。
- 小川勝也議員の質問主意書を提出により、と畜場での飲水設備の徹底についての通知がなされた。
- バタリーケージから救出された鶏11羽を保護することができ、内3羽を里親に出すことができた。
- 鶏を焼却炉に入れて焼き殺していた企業について、警察と協力し改善させることができた。
- 世界最大のホテルチェーンであるインターコンチネンタルに対して行われた国際キャンペーンに参加しARCからもケージフリー卵への切り替えを要望し、日本を含むケージフリー宣言に至った。
- 展示動物に関する事業では、おびひろ動物園と遊亀公園付属動物園、桐生が岡動物園で今後ゾウを導入しない方向性であることを確認した。
- 昭和公園や市議会委員への要望により鹿舎のサシバエ対策が行われ、飼育エリアの拡大が行われた、またセキセイインコの雌雄分別がと、猿のエンリッチメントが行われた。
- 廃止をお願いしていた愛媛県西予市の豚のロディオの2017年からの廃止が決定した。
- 動物実験に反対する事業では、Cruelty Free Beautyで引き続き化粧品の動物実験の廃止に取り組み、富士フイルムに対する働きかけを行い、廃止および原料調達における徹底を発表してもらうに至った。
事業報告
維持管理費は8%、多くが動物を救うための実質的な活動自体に割かれている。
事業名 | 事業内容 | 期間 | 事業場所 | 従事者人数 | 受益対象者 |
1:野生動物の保護に関する事業 | |||||
行政への取り組み |
| 通期 | 広島・東京 | 1人 | 不特定多数 |
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業 | |||||
2-1:動物問題全般に関わる事業 | |||||
啓発 |
| 通期 | 東京都、長野県、北海道、愛知県、兵庫県、奈良県、京都府 | 約300人 | 動物の問題、現状を知らない人約40万人 |
人材育成に関する取り組み |
| 通期 | 東京都、長野県、秋田県 | 50人 | 動物問題、持続可能性に関心のある人 |
持続可能性・消費者倫理に関する取り組み |
| 通期 | 東京・京都・都内飲食店/立教大学 | 15人 | 動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人 |
動物愛護法改正に関する事業 |
| 11/1~ 3/31 | 東京 | 2人 | 国会議員・動物問題に関心のある人 |
相談 |
| 通期 | 東京 | 4人 | 200人 |
調査 |
| 6/15~7/12 | 東京 | 2人 | 結果を閲覧した6442人 |
2-2:パートナー動物に関する事業 | |||||
地方行政への取り組み |
| 5/1~12/18 | 神奈川県 | 1人 | 神奈川県民 |
企業への取り組み |
| 通期 | 東京 | 2人 | ペットに関心のある人 |
不良飼い主への取り組み |
| 通年 | 東京、神奈川、山梨 | 5人 | ペットに関心のある人 |
啓発 |
| 通年 | 東京 | 5人 | 動物の現状を知らない人約10万人 |
2-3:畜産と環境に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通年 | 東京 | 9人 | 動物の問題、現状を知らない人約66万万人 |
行政に向けた取り組み |
| 7/1~3/31 | 東京 | 2人 | 不特定多数 |
調査 |
| 4/1~2/28 | 東京・大阪 | 3人 | 不特定多数 |
企業に向けた取り組み |
| 通年 | 東京 | 12人 | 不特定多数 |
動物の保護 |
| 通年 | 関東 | 5人 | 不特定多数 |
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通年 | 東京・神奈川・埼玉 | 500人 | 毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約50万人 |
行政に対する取り組み |
| 通年 | 東京 | 1人 | 毛皮を買いたくないと思う人 |
企業に対する取り組み |
| 通年 | 東京 | 2人 | 毛皮動物の問題に関心を持つ人 |
国際協力 |
| 通年 | 東京・東アジア | 30人 | 東アジアの人々 |
2-5:実験に利用される動物に関する事業 | |||||
企業に対する取り組み |
| 通年 | 東京 | 2人 | 化粧品を利用する人々 |
調査 |
| 通年 | 東京 | 1人 | 化粧品業界関係者 |
行政に対する取り組み |
| 5/1~12/18 | 神奈川県 | 1人 | 動物実験に関わる人 |
2-6:展示動物に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通期 | 東京・神奈川 | 20人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
行政・企業等に対する取り組み |
| 通期 | 全国 | 20人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
調査 |
| 通期 | 東京 | 4人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
3:菜食と健康に関する事業 | |||||
イベント開催 |
| 通期 | 全国 | 30人 | 130人 |
啓発 |
| 通期 | 東京 | 6人 | エシカル消費やヴィーガンに興味のある16万人 |
4:目的を達成するための広報事業 : 4単体では行っておらず報告は2に含みます |
会計報告
活 動 計 算 書 | ||
[税込](単位:円) | ||
自 2016年 4月 1日 至 2017年 3月31日 | ||
【経常収益】 | ||
【受取会費】 | ||
正会員受取会費 | 1,609,000 | |
サポート正会員受取会費 | 360,000 | |
サポート賛助会員受取会費 | 36,000 | |
学生会員受取会費 | 78,000 | |
ライト会員受取会費 | 568,000 | |
【受取寄付金】 | ||
受取寄付金 | 6,788,168 | |
【事業収益】 | ||
事業 収益 | 1,857,215 | |
【その他収益】 | ||
受取 利息 | 161 | |
雑 収 益 | 1,000 | |
経常収益 計 | 11,297,544 | |
【経常費用】 | ||
【事業費】 | ||
(人件費) | ||
給料 手当(事業) | 4,676,489 | |
法定福利費(事業) | 604,534 | |
福利厚生費(事業) | 13,176 | |
人件費計 | 5,294,199 | |
(その他経費) | ||
諸 謝 金(事業) | 4,500 | |
印刷製本費(事業) | 877,220 | |
動物医療費保護費 | 215,333 | |
会 議 費(事業) | 19,206 | |
会場費(事業) | 399,539 | |
旅費交通費(事業) | 142,980 | |
調査費(事業) | 3,722 | |
車 両 費(事業) | 297,186 | |
通信運搬費(事業) | 519,847 | |
新聞図書費(事業 | 198,217 | |
消耗品費(事業) | 127,205 | |
備品(事業) | 51,504 | |
IT関連費(事業) | 311,155 | |
水道光熱費(事業) | 48,807 | |
地代 家賃(事業) | 1,230,292 | |
保 険 料(事業) | 13,500 | |
諸 会 費(事業) | 58,492 | |
租税 公課(事業) | 810 | |
支払手数料(事業) | 20,666 | |
雑 費(事業) | 22,006 | |
その他経費計 | 4,562,187 | |
事業費 計 | 9,856,386 | |
【管理費】 | ||
(人件費) | ||
給料 手当(管理) | 519,610 | |
法定福利費(管理) | 145,725 | |
福利厚生費(管理) | 1,464 | |
人件費計 | 666,799 | |
(その他経費) | ||
諸 謝 金(管理) | 500 | |
通信運搬費(管理) | 5,551 | |
新聞図書費(管理) | 10,619 | |
消耗品費(管理) | 1,952 | |
備品(管理) | 361 | |
IT関連費(管理) | 23,612 | |
水道光熱費(管理) | 5,423 | |
地代 家賃(管理) | 136,694 | |
保 険 料(管理) | 1,500 | |
租税 公課(管理) | 440 | |
支払手数料(管理) | 1,172 | |
雑 費(管理) | 11,224 | |
その他経費計 | 199,048 | |
管理費 計 | 865,847 | |
経常費用 計 | 10,722,233 | |
当期経常増減額 | 575,311 | |
【経常外収益】 | ||
経常外収益 計 | 0 | |
【経常外費用】 | ||
経常外費用 計 | 0 | |
税引前当期正味財産増減額 | 575,311 | |
法人税、住民税及び事業税 | 70,000 | |
経理区分振替額 | 0 | |
当期正味財産増減額 | 505,311 | |
前期繰越正味財産額 | 13,680,913 | |
次期繰越正味財産額 | 14,186,224 |
2015年度事業の内容の説明
主な成果
- 毛皮反対に関する事業では、毛皮の輸入量が大幅に減少、2015年と比較すると2016年は352,551頭分減少という結果になった。
- ファッション業界紙WWDが「広がるファーフリー」としてファーフリートレンドを報じた(※ARCは取材協力を行った)。
- 要望を行ってきたホームセンターコーナンが2016年5月にリアルファー付きの猫じゃらしの廃止を宣言した。
- 2011年から取り組んできた国内毛皮産業について、最後の1軒だったミンク農場が閉鎖され、2016年11月に全廃宣言を出すことができた。
- 私たちの呼びかけにより中国・香港・台湾・韓国・日本の14団体が連携し、12月にFUR FREE ASIAキャンペーンを行い、東アジア一帯で同時に毛皮の残酷性を啓発し一般市民の多くのFUR FREE宣言をいただいた。
- 消費者庁が2年かけて行った倫理的消費調査研究会の中に、動物への配慮を加えてもらうための要望、ロビーイングをおこなってきたが、6月の研究会でのアニマルウェルフェアについての発表が行われ、最終報告内にも動物への配慮についての項目が追記された。
- 「エシカル消費と動物への配慮を考えるシンポジウム」を英国のエシカルコンシューマー主筆のロブ・ハリスン氏を始めとした専門家を招いて行い、250人が集まった。
- 畜産と環境に関する事業では、もっとも重要である畜産の現状の把握が大きく進んだ。複数の方から実態が内部告発されるようになったことが大きく、多数の農場とと畜場(食鳥処理場含む)について把握することができた。
- フォアグラの輸入量が2015年と比較すると2016年は40%、56,999羽分が減少した。
- と畜場での関する調査で、輸送~搬入時の暴力的な扱いをなくすことと改善提案を4つのと畜場にし、改善させた。
- アニマルウェルフェアの国による推進の必要性について、国会議員に対し問題提起を行い、小川勝也参議院議員による農林水産委員会での質問が行われた。
- 小川勝也議員の質問主意書を提出により、と畜場での飲水設備の徹底についての通知がなされた。
- バタリーケージから救出された鶏11羽を保護することができ、内3羽を里親に出すことができた。
- 鶏を焼却炉に入れて焼き殺していた企業について、警察と協力し改善させることができた。
- 世界最大のホテルチェーンであるインターコンチネンタルに対して行われた国際キャンペーンに参加しARCからもケージフリー卵への切り替えを要望し、日本を含むケージフリー宣言に至った。
- 展示動物に関する事業では、おびひろ動物園と遊亀公園付属動物園、桐生が岡動物園で今後ゾウを導入しない方向性であることを確認した。
- 昭和公園や市議会委員への要望により鹿舎のサシバエ対策が行われ、飼育エリアの拡大が行われた、またセキセイインコの雌雄分別がと、猿のエンリッチメントが行われた。
- 廃止をお願いしていた愛媛県西予市の豚のロディオの2017年からの廃止が決定した。
- 動物実験に反対する事業では、Cruelty Free Beautyで引き続き化粧品の動物実験の廃止に取り組み、富士フイルムに対する働きかけを行い、廃止および原料調達における徹底を発表してもらうに至った。
維持管理費は8%、多くが動物を救うための実質的な活動自体に割かれている。

事業名 | 事業内容 | 期間 | 事業場所 | 従事者人数 | 受益対象者 |
1:野生動物の保護に関する事業 | |||||
行政への取り組み |
| 通期 | 広島・東京 | 1人 | 不特定多数 |
2:アニマルライツ・アニマルウェルフェアに関する事業 | |||||
2-1:動物問題全般に関わる事業 | |||||
啓発 |
| 通期 | 東京都、長野県、北海道、愛知県、兵庫県、奈良県、京都府 | 約300人 | 動物の問題、現状を知らない人約40万人 |
人材育成に関する取り組み |
| 通期 | 東京都、長野県、秋田県 | 50人 | 動物問題、持続可能性に関心のある人 |
持続可能性・消費者倫理に関する取り組み |
| 通期 | 東京・京都・都内飲食店/立教大学 | 15人 | 動物問題、エシカル消費、環境問題等に関心のある人 |
動物愛護法改正に関する事業 |
| 11/1~ 3/31 | 東京 | 2人 | 国会議員・動物問題に関心のある人 |
相談 |
| 通期 | 東京 | 4人 | 200人 |
調査 |
| 6/15~7/12 | 東京 | 2人 | 結果を閲覧した6442人 |
2-2:パートナー動物に関する事業 | |||||
地方行政への取り組み |
| 5/1~12/18 | 神奈川県 | 1人 | 神奈川県民 |
企業への取り組み |
| 通期 | 東京 | 2人 | ペットに関心のある人 |
不良飼い主への取り組み |
| 通年 | 東京、神奈川、山梨 | 5人 | ペットに関心のある人 |
啓発 |
| 通年 | 東京 | 5人 | 動物の現状を知らない人約10万人 |
2-3:畜産と環境に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通年 | 東京 | 9人 | 動物の問題、現状を知らない人約66万万人 |
行政に向けた取り組み |
| 7/1~3/31 | 東京 | 2人 | 不特定多数 |
調査 |
| 4/1~2/28 | 東京・大阪 | 3人 | 不特定多数 |
企業に向けた取り組み |
| 通年 | 東京 | 12人 | 不特定多数 |
動物の保護 |
| 通年 | 関東 | 5人 | 不特定多数 |
2-4:衣類等の素材になる動物に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通年 | 東京・神奈川・埼玉 | 500人 | 毛皮の問題、ファッションに関心を持つ人約50万人 |
行政に対する取り組み |
| 通年 | 東京 | 1人 | 毛皮を買いたくないと思う人 |
企業に対する取り組み |
| 通年 | 東京 | 2人 | 毛皮動物の問題に関心を持つ人 |
国際協力 |
| 通年 | 東京・東アジア | 30人 | 東アジアの人々 |
2-5:実験に利用される動物に関する事業 | |||||
企業に対する取り組み |
| 通年 | 東京 | 2人 | 化粧品を利用する人々 |
調査 |
| 通年 | 東京 | 1人 | 化粧品業界関係者 |
行政に対する取り組み |
| 5/1~12/18 | 神奈川県 | 1人 | 動物実験に関わる人 |
2-6:展示動物に関する事業 | |||||
啓発 |
| 通期 | 東京・神奈川 | 20人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
行政・企業等に対する取り組み |
| 通期 | 全国 | 20人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
調査 |
| 通期 | 東京 | 4人 | 動物の問題、現状を知らない人 |
3:菜食と健康に関する事業 | |||||
イベント開催 |
| 通期 | 全国 | 30人 | 130人 |
啓発 |
| 通期 | 東京 | 6人 | エシカル消費やヴィーガンに興味のある16万人 |
4:目的を達成するための広報事業 : 4単体では行っておらず報告は2に含みます |
会計報告
活 動 計 算 書 | ||
[税込](単位:円) | ||
自 2016年 4月 1日 至 2017年 3月31日 | ||
【経常収益】 | ||
【受取会費】 | ||
正会員受取会費 | 1,609,000 | |
サポート正会員受取会費 | 360,000 | |
サポート賛助会員受取会費 | 36,000 | |
学生会員受取会費 | 78,000 | |
ライト会員受取会費 | 568,000 | |
【受取寄付金】 | ||
受取寄付金 | 6,788,168 | |
【事業収益】 | ||
事業 収益 | 1,857,215 | |
【その他収益】 | ||
受取 利息 | 161 | |
雑 収 益 | 1,000 | |
経常収益 計 | 11,297,544 | |
【経常費用】 | ||
【事業費】 | ||
(人件費) | ||
給料 手当(事業) | 4,676,489 | |
法定福利費(事業) | 604,534 | |
福利厚生費(事業) | 13,176 | |
人件費計 | 5,294,199 | |
(その他経費) | ||
諸 謝 金(事業) | 4,500 | |
印刷製本費(事業) | 877,220 | |
動物医療費保護費 | 215,333 | |
会 議 費(事業) | 19,206 | |
会場費(事業) | 399,539 | |
旅費交通費(事業) | 142,980 | |
調査費(事業) | 3,722 | |
車 両 費(事業) | 297,186 | |
通信運搬費(事業) | 519,847 | |
新聞図書費(事業 | 198,217 | |
消耗品費(事業) | 127,205 | |
備品(事業) | 51,504 | |
IT関連費(事業) | 311,155 | |
水道光熱費(事業) | 48,807 | |
地代 家賃(事業) | 1,230,292 | |
保 険 料(事業) | 13,500 | |
諸 会 費(事業) | 58,492 | |
租税 公課(事業) | 810 | |
支払手数料(事業) | 20,666 | |
雑 費(事業) | 22,006 | |
その他経費計 | 4,562,187 | |
事業費 計 | 9,856,386 | |
【管理費】 | ||
(人件費) | ||
給料 手当(管理) | 519,610 | |
法定福利費(管理) | 145,725 | |
福利厚生費(管理) | 1,464 | |
人件費計 | 666,799 | |
(その他経費) | ||
諸 謝 金(管理) | 500 | |
通信運搬費(管理) | 5,551 | |
新聞図書費(管理) | 10,619 | |
消耗品費(管理) | 1,952 | |
備品(管理) | 361 | |
IT関連費(管理) | 23,612 | |
水道光熱費(管理) | 5,423 | |
地代 家賃(管理) | 136,694 | |
保 険 料(管理) | 1,500 | |
租税 公課(管理) | 440 | |
支払手数料(管理) | 1,172 | |
雑 費(管理) | 11,224 | |
その他経費計 | 199,048 | |
管理費 計 | 865,847 | |
経常費用 計 | 10,722,233 | |
当期経常増減額 | 575,311 | |
【経常外収益】 | ||
経常外収益 計 | 0 | |
【経常外費用】 | ||
経常外費用 計 | 0 | |
税引前当期正味財産増減額 | 575,311 | |
法人税、住民税及び事業税 | 70,000 | |
経理区分振替額 | 0 | |
当期正味財産増減額 | 505,311 | |
前期繰越正味財産額 | 13,680,913 | |
次期繰越正味財産額 | 14,186,224 |