プラントベース食を選ぶ意図に行動選択理論を応用する

Applying the theory of behavioral choice to plant-based dietary intentions

Robert Gifford, Karine Lacroix, Zahra Asgarizadeh, Emily Ashford Anderson, Madison Milne-Ives, Peter Sugrue

2024/02/19

https://doi.org/10.1016/j.appet.2024.107271

論文概要

 

プラントベース食品を選択する意思について理解を深めることは、気候変動を緩和するための重要な要素である。北米の成人454人を対象とした横断調査において、参加者が食生活を変える意図に関して、計画行動理論(theory of planned behavior, TPB)および最近提唱されている行動選択理論(theory of behavioral choice, TBC)を用いて予測を行った。

TPBでは意図のばらつきの65%を説明できたが、TBCではそれよりも有意に大きな割合(80%)を説明できた。意思を予測する最も強い因子は、TBCにおける義務感、態度-価値-影響、習慣であり、TBPにおける社会規範であった。5つの相互作用もまた、食品選択に関する意図の算出において、わずかではあるが有意に寄与していた。政策的な意義について考察する。

 

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