茨城県つくば市で「森のフレンチカフェ aoioto」「カツレツカフェ アオイオト」を展開し、今年の7月にスイーツブランドamaioto(アマイオト)を誕生させた株式会社アオイオトが、2025年までにケージフリーを目指すことを決断してくれました。アニマルウェルフェアへの取り組みのきっかけは、2023年7月に誕生した「ご褒美のいりぐち、至極のひとくち。」をコンセプトにしたスイーツブランドamaioto(アマイオト)。ここで使う卵を探し、同じ茨城県にある小幡畜産を訪ね、その卵の味とともに、小幡畜産の方が鶏たちを撫でている様子を見て、ここの卵にしようと決めたそうです。小幡畜産は2022年にケージ飼育から平飼い飼育への切替をはじめた養鶏場です。生産者が変わると、地域も一緒にエシカルな方向に向かっていく、結果的には生産者の良い取り組みを支えるという良い循環が生まれはじめています。オーナーの鈴木佳代子さんは、「最初はおいしさから平飼い卵を選択しました。でもそういうアイデアが入ってきて、すごく気になってきた。命を頂いている側として、ストレスがからない環境で動物たちがいるということをちゃんと考えないといけないなぁと感じるようになった」と言います。調べていくうちに乳牛の飼育環境の問題にも気が付き、卵だけでなく、バターなどの乳製品もニュージーランド産のグラスフェッドのものに切り替えたそうです。グラスフェッドとは、本来の牛の生き方である牧草地で自由に草を食んで育ったという意味です。まだ平飼い卵の流通量は少ないため、カフェで使う卵は平飼いへの切替えができていなかったのですが、将来の調達を変えていくというケージフリーコミットメントの考え方をご説明した所、賛同をしてくださり、2025年にカフェを含めケージフリーを目指すことを決めてくれました。良いとわかったときに、良いものに切り替えるという決断するというのは、企業にとっては実はとても難しいことです。”社会課題の解決の一部”になることを決めてくれた株式会社アオイオトの取り組みが、また、アニマルウェルフェアの輪を広げていくことでしょう。▶︎200社以上!日本のケージフリー宣言企業一覧はこちら▶︎多くの市民が賛同!「バタリーケージの卵を食べたくない」キャンペーンはこちら▶︎機関投資家もアニマルウェルフェアに注目!ESG投資とアニマルウェルフェアのレポートはこちら▶︎世界の潮流に取り残されないために・・・アニマルウェルフェア・ケージフリーのお取り組みを始めたい企業様はこちらクリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article11月のアクショングループ活動報告 Next Article大王製作所、ファー、ファーウール、アンゴラフリー! 2023/12/13