栃木県佐野市伊賀町にあるHyper_chocolate_booksが、アニマルライツセンターからの問い合わせに対し、店で使用する卵は平飼い卵でありケージ卵の使用の予定は今後もないと、ケージフリーに賛同してくださいました!Hyper_chocolate_booksは、2022年の開店当初より、地場産の平飼い有精卵を使った『平飼い有精卵のシフォンケーキ』を提供しており人気メニューとなっているそうです。卵の臭みが全くないのが特徴で、小麦粉を使用せず、地場産の無農薬玄米粉で焼き上げているのでしっとりしているとのこと。平飼い卵を使用している理由として、以下コメントをいただきました。「平飼い有精卵を使用している理由は、食の安全性を求めた結果です。ケージの鶏に与えられる餌が非常に良くないと考えております。実際、お客様の中に卵アレルギーと診断されたが、平飼い有精卵だとアレルギー症状が起こらないという方がいらっしゃいました。ですので、卵そのもというよりもケージ卵にアレルギーの原因となりうる何かがあるのではと考え、ケージ卵は使用しないことを決めました。鶏にかかるストレスも大きなファクターなのかもしれません。」Hyper_chocolate_booksでは、グルテンフリーやヴィーガンのメニューも充実させていらっしゃるそうです。私たちの身体は私たち自身が食べたものでできています。今まさに食べようとしている卵やお肉はどういった環境で育てられたものなのか、私たち自身も意識することが必要です。世界中でケージフリーの動きが加速する中、日本は遅れをとっていますが、それでもケージフリー宣言をする企業やお店は200社を超えました。鶏が一度も地面を歩くことのできないケージ飼育は不自然であり、例え品質の良い餌を与えていたとしても、鶏たちは自分で健康を保つことができません。そんな鶏が産み落とす卵も、決して健康な卵とはいえないでしょう。アニマルウェルフェアに配慮された畜産は、私たちの健康や食の安全を守ることと直結しています。それは、世界中の企業がケージの卵から離れていっている理由の一つでもあります。日本の企業が世界から取り残されないためにも、ケージフリーの取り組みは必須となり始めています。▶︎200社以上!日本のケージフリー宣言企業一覧はこちら▶︎多くの市民が賛同!「バタリーケージの卵を食べたくない」キャンペーンはこちら▶︎SDGsの8つのゴールに貢献!アニマルウェルフェアとSDGsの深い繋がりについてはこちら▶︎世界の潮流に取り残されないために・・・アニマルウェルフェア・ケージフリーのお取り組みを始めたい企業様はこちらクリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous ArticleOECD「多国籍企業の責任ある事業行動に関するガイドライン」にアニマルウェルフェアを盛り込む Next Article6月のアクショングループ活動報告 2023/07/03