東京都町田市にある「自然食品店あしたば」、千葉県市川市にある「有機野菜と自然素材の店 玄」、埼玉県さいたま市にある昔ながらの食材とフェアトレードのお店「かぎろひ」、青森県青森市にある「自然食品の店あおぞら」の4店が、アニマルライツセンターの問い合わせに対し、現在取り扱っている卵が平飼い卵で、今後も使い続けるとして、ケージフリーに賛同してくださいました。【自然食品店 あしたば】創業1977年。以来45年ずっと平飼いしか扱っていないお店です。「平飼いは当たり前。」というとても嬉しいお言葉をいただきました。無農薬・有機野菜やオーガニック食品、生活雑貨なども販売しています。【有機野菜と自然素材の店 玄】1992年のオープンから30年以上、平飼い卵のみを取り扱ってきたとのこと。これからも平飼い以外は扱わないと力強いお言葉をいただきました。【昔ながらの食材とフェアトレードのお店 かぎろひ】「未来へ伝えたい 想いのあるたべものと品々 つくる人も手にする人もHappy!!」という思いから、フェアトレードやオーガニックのものを多く取り揃えていらっしゃいます。【自然食品の店 あおぞら】現代病の原因は食生活にあるとして、「安心・安全・こだわり」の食品を取り扱う青森の老舗店です。有機野菜や様々な自然食品を取り揃えています。どうして平飼い卵を選んだ方がいいの?日本の採卵鶏の一般的な飼育方法は、ケージ飼育という生産性を重視した飼い方で、鶏を狭いケージに詰め込み、過密状態で飼育します。鶏たちは運動不足も加え病気にかかりやすいため、薬剤を用いて病気の蔓延を防いでいます。一方で、平飼いや放牧という鶏が自らの意思で自由に動きまわれる飼育方法をしている養鶏場もあります。鶏はたくさん運動をして丈夫な身体になり、自らの健康を維持する体力があるため、薬剤などを使用する必要がない場合がほとんどです。世界ではケージ飼育の廃止が進んでいますが、日本では多くの養鶏場がまだケージ飼育をしています。ケージの中で搾取され続け、十分な運動もできないまま一生を終える採卵鶏を減らすために私たち消費者ができること、それはケージ飼育の卵を選ばないこと、そして卵の消費を減らすことです。今回ケージフリーに賛同してくれた4店は、どちらのお店も地球環境や私たち、そして子供たちの未来のことを想い、こだわりの品々を取り揃える素敵なお店です。そして動物達のアニマルウェルフェアを向上させることは、ひいては私たちの健康にも影響があるのです。現状を知った人が今日から人道的でエシカルな選択をしていくことで、持続可能な未来に繋がります。▶︎200社以上!日本のケージフリー宣言企業一覧はこちら▶︎アニマルウェルフェア、ケージフリーのお取り組みを始めたい企業様はこちらクリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article1月のアクショングループ活動報告 Next Articleこだわり食材を扱うお店、3店がケージフリー! 2024/03/04