「人工飼育だったため他の仲間に交わることができない」という理由で、1頭でつながれたまま展示されているメスのリスザル。 約20年間つなぎ飼いされています。本来自然界では、リスザルは最大500頭の複雄複雌集団で暮らす生き物です。後半のチンパンジーもメス。つながれてはいませんが単独飼育されています。 「チンパンジーは多数の成獣のオスとメスとその子で構成される20~100個体の複雄複雌集団を形成する。しかし集団内では日常的に離合集散を繰り返し、単独、親子、オスたち、メスたち、数頭のオスとメスなどの小集団に分かれて遊動し、ときに全構成員が集まることもある。個体間には明瞭な優劣関係が存在するが、その中で様々な駆け引きが展開され、変化にとんだ複雑な社会関係を持つ。」(動物行動図説 2011年)動物園で動物本来の生命にあふれた姿を見ることはできません。 かれらはそこに収容され、展示されているだけです。クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article採卵鶏のクチバシの切断(デビーク) - 日本の切断率:83.7% Next Article海外Good News シーワールドはシャチの飼育の終わりを宣言 2016/03/15