大阪関西万博協会は、エコデザイン認証センターの平飼い鶏卵第三者民間認証を、協会が認める認証スキームとして認めたことを発表しました。万博協会が定めた調達基準に対し、「要件への適合度の高い認証スキーム」として認められたということになります。実際には、万博では東京五輪の際と同じレベルのアニマルウェルフェアしか調達基準には含まれませんでした。東京五輪同様に、JGAP認証を取得していることで基準を満たしているとみなされており、このJGAP認証が規定するアニマルウェルフェアのレベルは今も低いものであり続けています。ここに平飼い卵の認証が加わっただけなので、調達量が大きく平飼いによるということも考えにくいでしょう。それでも、”平飼いが良い”という考えが入ったという点はこれまでにはなかった動きであり、一歩前進と言えます。検討を重ね、ヒアリングにも呼んでいただき、議論していただいた協会および委員の皆様に感謝します。クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article輸送の検証 -豚の輸送改善と次に続く誰かのために- Next Article市民の声で変わってきた!企業のアニマルウェルフェアの今 2024/07/07