アニマルライツチャンネルVol71[2025年なにが変わったか]

2025年最後のアニマルライツチャンネルは、今年の振り返り企画です。畜産動物のアニマルウェルフェア推進を強力に進めてくださっているもうひとつの動物保護団体、新潟動物ネットワーク(NDN)の代表を務める岡田朋子さんと畜産動物の課題を担当される瀬川綾子さんをゲストにお呼びしました!また、アドバイザーである元衆議院議員の堀越啓仁氏と、細川幸一日本女子大学名誉教授もご一緒します。

新潟動物ネットワークはもともとは犬と猫中心の保護団体でしたが、展示動物や畜産動物のウェルフェアにも取り組みを拡大し、今年は畜産動物のアニマルウェルフェアを高めることを目的とした『NDN 2025年 アニマルウェルフェア 助成事業』を立ち上げ、生産者などへの助成を開始しました。日本で畜産動物の大きな大きな課題に向き合う動物保護団体はごく僅かです。新潟動物ネットワークは独自の手法でアニマルウェルフェアを前進させるべく、その組織力を発揮してくれています。

2025年はアニマルウェルフェアにとって重要な転換点です。世界中の企業が鶏たちをケージから解放する期限を2025年としているからです。この期限を達成させるために、アメリカ合衆国のケージフリー卵の割合は45%まで一気に増加、ケージフリー鶏舎の建築ラッシュになっています。また欧米の動物保護団体は2025年の企業によるケージフリーの約束を守らせるためのキャンペーンを行い、アニマルウェルフェア場の最大の課題、最も苦しみの大きかった採卵鶏の課題の大部分を収束させようとしているのです。

日本はどうだったのでしょうか。世界に追いつくことは夢にも見れない状況ですが、希望は会ったのでしょうか。一緒に振り返りましょう。

日時: 2025年12月11日(木曜日)
20時30分〜22時過ぎ
https://youtube.com/live/ORUO_pyq7Tw

新潟動物ネットワーク(NDN)とは?

2001年7月発足の動物保護団体。基本理念は【 犬や猫に限らず、人と動物とのかかわりを一緒に考えてみませんか?】というもの。
主な活動は、犬や猫の里親探し、猫の不妊手術助成金制度、猫の手募金、学校訪問、畜産動物や展示動物の福祉向上、過去に4回の災害支援、現在は官民連携、多機関連携で猫の多頭飼育崩壊に重点的に取り組んでいる。ワンウェルフェアの啓発活動、2025年に初めて畜産動物の福祉向上のためのアニマルウェルフェア助成事業を行っている。

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