2021年6月5日、イスラエルはついにリアルファー(動物の毛皮)の販売禁止を決定しました。これは国の法律としては世界初です。この法律は野生生物保護法の改正によるもので、販売禁止規定は6ヶ月後(2021年12月)に施行されます。一部の例外があり、「科学研究、教育、宗教目的または伝統」における毛皮の使用の免除を認めています。たとえば、宗教上の伝統的な衣類などがあたります。こういった例外規定は一般的で、カリフォルニア州などにも存在します。重要なことは、ファッションのための毛皮の犠牲がゼロになるという画期的な事実です。ギラ・ガムリエル、イスラエル環境保護大臣は、動物の毛皮のコートは、それらを作る野蛮な殺害を含む産業を覆い隠すことはできません。この規制に署名することで、イスラエルのファッション市場はより環境に優しく、動物にはるかに優しいものになりますと述べています。消費は凶器です。それは毛皮に限らず、畜産物なども同様です。消費という金銭を伴う取引のために、多くの動物が犠牲になり、多くの自然が犠牲になり、多くの生態系が犠牲になってきました。他国の良い取り組みを見習うことを躊躇するべきではありません。政府や政治家が毛皮の販売禁止を法律にするとは考えにくい日本ですが、消費者の力で毛皮の販売をゼロに極力近づけていくことは可能です。実際にその方向に向かっています。一人ひとりの行動にかかっています。動物を犠牲にするファッションから今すぐ離れ、そして友人や知人にもそうすることを薦めてください。アパレルメーカーやファッション雑誌に動物の毛皮の取り扱いをやめるように意見を届けてください。また動物たちの事実を知らせるために、チラシ配りにご協力ください。クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Articleニューヨークの裁判所、象の権利訴訟を審理することに同意 Next Articleネバダ州、ケージ飼育とケージ卵の販売を禁止、最小床面積やエンリッチメントも 2021/06/14