2015年夏 ボリショイサーカスのバックヤードのクマ
バックヤードで保管されているクマたちの様子です。
炎天下の中、扇風機一つで、せまい檻に入れられています。
全国6ケ所。一ヶ月以上の長い公演を、クマたちはこの狭い檻の中で過ごします。移動時にはもっと狭い檻に収容されます。
奥のクマが上下に体を揺すり続けているのが分かるでしょうか?これは同じことを繰り返す異常行動です。
手前のクマが檻の中をぐるぐる回り続けているのが分かるでしょうか?これも異常行動です。
アニマルライツセンターは、2015年7月、ボリショイサーカス東京・横浜公演の、主催・後援団体に、動物利用の廃止を求める要望書を提出しました。また、会場前でのアクションを実施しました。
会場前でのアクション
会場前でサーカスの動物に目を向けてもらうための活動を行いました。
パネルの前に立ち止まるのは、子供が多かったです。
その子供たちはチラシを受け取り、真面目な顔で読んでいました。
しかし、子供だけではありません。
人が少なくなったころサーカス会場から出てきた男性が長い間立ち止まってパネルの文字を読んでいました。
そして私たちのほうに近寄ってきて「よく分かりました」と言い頭を下げて、「すいません、今見てきたんです」と、チラシを受け取って、何度も頭を下げて帰っていきました。