子どもたちが大喜びで大きなクジラを追いかけ、お腹をなで続ける- 子どもたちだけでなく、おとなもその大きさに驚き、神秘的な姿に感嘆する- おとなも思わずイルカをなで続ける- この光景を生み出したのは、3DCGでクジラなどの海の中を再現して見せるLight Animal。実物大の大きさで、大きな海を泳ぐ姿が再現されています。 近くに動きを操作する人が居るため、ちょっとしたサービスもできるようです。動物たちを傷つけることなく、動物の生態、姿形、そして動物への共感を身につけることができるプログラムを考えだしたのは、日本の海洋生物のイラストレーターでした。2016年9月にハワイで行われたIUCN World Conservation congress 2016でもこのプログラムを発表し、世界的な注目も集めているようです。これだけ子どもたちが喜び、興味を持ち、大人も感動できるのですから、水槽の中に生き物を閉じ込め不自然な姿形を展示する必要はもはやないように思います。 大海原を大きな群れで自由に泳ぎ、親が子を守る姿を、多くのフィールドワークを基礎としている研究者や写真家、一般の人々が撮影をし、私達はそれを見ることができます。 それに加え、このように間近で貴重な体験ができる時代になったのです。 しかもこのLight Animalの場合は大きな壁があればどこでもトランクひとつで出張できるそうです。すでに病院内の学校での展示をした経験も持っています。2016年、台湾の国立水族館ではすでに70.5%の水槽がバーチャルリアリティに置き換わっており、今後は残りの水槽も置き換えをしていくと発表した。海洋生物を守るため、子どもたちに誤った知識を与えないために、日本の水族館はこのようなシステムへの切り替えを進めていくべきだと思います。 いえ、水族館だけではなく、横浜の赤レンガ倉庫で行われたようなイベントで、海洋生物と出会えるのです。 クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article鳥インフルエンザ-ホロコースト 2016年 Next Articleすかいらーく2016年もフォアグラメニュー 2016/12/05