東京スバル立川店で、「ビンの中で生態系を再現する」ボトルアクアリウムづくりが2016年5月21日・22日と開催される予定でしたが、2016年5月19日、スバルキャンペーン事務局に確認したところ、中止が決定したとのことです。松尾芭蕉の俳句に 「行く春や鳥蹄き魚の目は泪」というのがあります。 過行く春を鳥も魚も惜しんでいる、という俳句です。感情があるのは私たち人間ではなく哺乳類や鳥類も同様です。爬虫類を飼ったことのある人なら爬虫類に感情を身近で感じたことがあると思います。魚類も同様です。陸と海という私たちとは生活圏がかけ離れていますが、彼らにも感情があり社会的生活を営みます。つがいの愛情の深い魚や、マスのように「仲間の近くにいられるなら電流が流れる場所にでもとどまった」という研究もあります。 ボトルという狭い環境に閉じ込められインテリアのような扱いをされることに、魚は苦しむでしょう。意見を届けてくださった皆様、ありがとうございます。 また、開催日の12日前という間際の要望にも関わらず中止を決断してくれたことに感謝します。 東京スバルのように倫理的な選択をする企業が増えることを願います。クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article豚のロディオ 2017年から廃止に Next Articleフランス産の羽毛布団は本当に良いのか?! 2016/05/19