3団体共同声明私どもは、「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護法)の、包括的かつ実効性ある改正を求め、2016年より連携して活動を続けてきた動物保護団体3団体です。昨年の通常国会では、実験動物・畜産動物のウェルフェア向上も含めた改正項目について、請願署名10万筆を衆参両院に提出いたしました。本日、自由民主党どうぶつ愛護議員連盟と、犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟との間の合意が公表の運びとなり、私どもが求めてまいりました多くの改正点が実現の運びとなったことを心より歓迎するものです。しかしながら、私どもが最も注力してまいりました実験動物・畜産動物のウェルフェア向上を目的とした諸条項に関しましては、改正法案に盛り込まれることがありませんでした。私たちの生活に最も深く関係しながら、人々の目の届かないところで苦しみ、最終的には命を絶たれる、おびただしい数の動物たちの取扱いについて、私たちが望んだことは諸外国のレベルには遠く及ばない最低限のルールを定めることでしたが、そもそも検討のための時間もあまりとられず、改正を迎えてしまいました。私たちはこのことを深刻な問題だと受け止めており、本則に入らなかった以下の課題について施行後1年を目途に検討する旨、附則に盛り込むことを求めています。メディアの皆様に於かれましても、ぜひ世論を盛り上げていただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。 PEACE 命の搾取ではなく尊厳を 代 表 東 さちこ認定NPO法人アニマルライツセンター(ARC) 代表理事 岡田千尋NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA) 事務局長 和崎聖子クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article欧米の食肉企業、植物性肉の生産へ取り組む Next ArticleGood news!プラダグループ、ファーフリー! 2019/05/21