動物園を廃止することを決定したコスタリカ

中米南部に位置するコスタリカ共和国、カリブ海に面し、ナマケモノなど珍しい動物が多数生息する自然豊かな国だ。国土の4分の1が自然保護区または国立公園だ。地球上の既知の動物の4%がこのコスタリカに居ると言われており、生物の多…

【署名】拘束されて動けない フクロウのカフェの撤廃を

近年、動物との「ふれあい」を目的としたビジネスが拡がっています。日本は諸外国に比べて圧倒的に動物カフェが多い国となっています*。 中でもフクロウを利用したふれあいカフェを見かけることが増えてきました。東京都内だけで29店…

DAYS JAPAN 7月号「さようなら、はな子」に寄稿

6月20日に発売された、DAYS JAPAN7月号の巻頭緊急企画「さようなら 井の頭自然文化園のゾウ はな子」に、アニマルライツセンターも記事を書かせていただきました。 日本中で話題になったゾウのはな子の死、本来のゾウと…

井の頭公園の象はな子が亡くなった、必要なのは二度と象を閉じ込めないこと

井の頭自然文化園の孤独な象(アジアゾウ)、はな子が亡くなった。 1949年からこれまでずっと、人の目に晒され、狭い檻に閉じ込められ、使役され続けた。 彼女の一生は、人間のいっときの娯楽のために、すべて奪われた。 「雨水が…

Good News フクロウカフェの生きたフクロウを景品企画、中止になりました!

フクロウカフェ3軒が、集客のためのスタンプラリーに生きたメンフクロウを景品とした事に対し、動物保護団体4団体連名(NPO法人 アニマルライツセンター・アニマルウェルフェア推進ネットワーク・NPO法人 動物実験の廃止を求め…

フクロウカフェが生きたフクロウを景品に!中止を要望

生きたフクロウを景品とすることは中止してくださいました! 早急な決断に感謝いたします。 神奈川県、東京都のフクロウカフェ3軒が、集客のためのスタンプラリーの抽選で生きたメンフクロウを景品としてプレゼントするという企画をは…

動物園の霊長類

「人工飼育だったため他の仲間に交わることができない」という理由で、1頭でつながれたまま展示されているメスのリスザル。 約20年間つなぎ飼いされています。本来自然界では、リスザルは最大500頭の複雄複雌集団で暮らす生き物で…

NO動物園バッジでアピールしよう

NO動物園を訴えるバッジが出来ました。 動物園、それは動物を狭い檻に監禁する悲しい場所。 動物園の動物たちは、本来広い森のなかや草原などで暮らすはずだったのに、人間のいっときの楽しみのために、一生を檻の中で過ごします。 …

【猛禽類カフェ】不適切な飼育は、法令や基準を利用してお店へ意見を。改善されなければ動物愛護行政へ通報を。

自分の好きなように動物を飼育することは誰にもできません。きちんとした規則が存在します。ペットショップ、動物園、ふれあいカフェ、隣の家の犬猫など、「扱いがひどい」「かわいそうだ」と感じたら動物愛護管理に関する法令・基準など…

逗子市の残念な公園 披露山公園

神奈川県逗子市の高級住宅地の上の高台にある海を見渡せる披露山公園、景色が美しいと現地の人に勧められていってみると、なんと哀れな孔雀、たくさんのインコ、アヒルとカモ、鳩、烏骨鶏、モルモット、亀、そして猿が狭い檻に囲われてい…

円山動物園へ厳しい改善勧告 – マレーグマ暴行死

2015年7月24日 札幌市円山動物園において、メスのマレーグマ「ウッチー」(推定30歳以上)が、同居中のオスのマレーグマ「ウメキチ」(5歳) から少なくとも20分にわたる激しい暴行を受け、翌日死亡。 この同居は、繁殖を…

多摩動物公園2-水鳥について

多摩動物公園に、動物の飼育環境の改善をお願いしていますが、現在のところほぼ改善いただけていない状況です。 中でも特に問題ある飼育であると判断した水鳥について、東京都動物愛護相談センターに指導をお願いしました。 写真を見て…

チンパンジーのサンクチュアリ

チンパンジーのサンクチュアリ Save the Chimps,では、東京ドーム約13個分の広さの土地に、12個の島があり、動物園などのエンターテイメントや動物実験施設などから救出したチンパンジー254人が暮らしている。 …

ゾウのダンス

(絵:羽田野ゆみ) 2014年6月3日に放送されたNHK「クローズアップ現代」 タイトルは「動物園クライシス~ゾウやキリンが消えてゆく」 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail…

多摩動物公園

2015年3月28日(視察レポート) 多摩動物公園に行ってきました。 前回に行ったときもそうですが、種による設備や環境の差が大きいという印象を強く受けました。 ゾウやオランウータンなどの大型で人気のある動物は運動スペース…

死と隣合わせ、動物園での事故事例

動物園や水族館の動物は餌をもらい安全を確保してもらっているのではないか? そんなふうに動物園のことを思っている人もいるかもしれないが、実際には動物園での死亡事故はとても多い。 動物園、水族館での事故事例を集めた。 201…

ツキノワグマの飼育管理: エンリッチメント

Animals Asia Foundation ツキノワグマの飼育管理: エンリッチメント より抜粋 エンリッチメントとは? 環境エンリッチメントとは、動物が本来持つ行動や能力を引き出す刺激を与え、飼育下の動物の福祉を増…

熊の飼育環境を豊かにするための方法

ページ数:1/1 キャプション: Strategy for enriching the environment of captive Ursidsより抜粋 野生の熊は、飼育されている熊に比べ、捕食やテリトリーを守ることに…

八幡平熊牧場の熊の今後と課題

経緯 2012年4月24日に八幡平クマ牧場のクマ2頭が逃げ出し、飼育員2名を襲い食べ、その後射殺されました。 この凄惨な事故は、クマの餌不足、ストレス過多が原因と思われ、そもそもこの牧場の悲惨さ、環境のむごさが露呈しまし…

海外12団体 八幡平熊牧場へ要望書提出

2012年4月20日、秋田県鹿角市の「秋田八幡平クマ牧場」(事故直後に廃業)でヒグマに襲われて従業員2人が死亡した痛ましい事故があったことは記憶に新しい。 経営者は逮捕され、そのずさんな管理と意識が明らかになりつつありま…