OIE陸生動物衛生規約 7.14.章 皮、肉、その他の製品のための爬虫類の殺害(日本語訳)

2019年にOIE(世界動物保健機関)は、商業利用される爬虫類の殺し方についての動物福祉規約をリリースしました。日本では哺乳類や鳥類も驚くべき残酷な方法で殺されていますが、爬虫類やその他の種は更にひどい方法が取られており…

週刊金曜日 動物の飼い方Q&Aを執筆しました

週刊金曜日 8月24日号(週刊誌)は動物愛護管理法と動物福祉特集が組まれました。 アニマルライツセンターと、JAVA、PEACEで動物福祉を考えてもらえるきっかけにと、 「あなたは大丈夫?知っておきたい動物の飼い方、接し…

なぜ犬を繋いで飼うことが虐待なのか?

米国農務省(USDA)は1996年7月2日、犬の繋ぎ飼いについて、連邦官報の中で次の声明を発表しました。 動物福祉法を実施した私たちの経験から、繋ぎによる犬の継続的な監禁は非人道的であると結論づけました。 繋ぎは犬の動き…

マイクロチップ議論 野良猫の命脅かされる

マイクロチップを犬と猫に入れることは、日本でも一部の飼い主の間で徐々に広がってきました。 特定動物はすでに義務であり、また特定外来生物(アライグマなど)もすでに義務化されています。 アニマルライツセンターも飼い主がいざと…

神奈川県とのパートナー動物に関する施策ついての交渉

アニマルライツセンターも参加している県民のいのちとくらしを守る共同行動委員会(神奈川県)で2017年度の神奈川県との交渉を行いました。 家庭動物、動物取扱業について 動物取扱業の福祉はOK? 第一種、第二種取扱業に関して…

犬猫以外の哺乳類・鳥類・爬虫類・両性類等のペットの災害対策

災害時、犬や猫の避難や救助については大きく取り上げられ、未だ不足はあるにしても行政の対応も行われるようになってきた。 アニマルライツセンターも1991年から災害時の動物救助に携わっており、市民の意識の変化、行政の対応につ…

熱湯・ガスバーナーなどで猫を虐待死

熱湯をかけるなどして猫を殺したとして、警視庁は、さいたま市見沼区御蔵の税理士を動物愛護法違反の疑いで逮捕したと8月29日に発表した。 熱湯やガスバーナーで猫殺した疑い 動画で通報、男逮捕(朝日新聞デジタルニュース2017…

フジテレビ[警視庁いきもの係]遺伝病のスコティッシュフォールド使用

2017年7月9日から9月10日まで放送されたフジテレビ『警視庁いきもの係』では、スコティッシュフォールドがレギュラー出演した。 耳が前に垂れ下がっていることが特徴的な猫だ。 見た目の「愛らしさ」からブリーディング(繁殖…

2017年5月20日~21日 苦悩する爬虫類たち 東京レプタイルズワールド

2016年から改善要望を続けている、エキゾチックアニマル(おもに爬虫類)の展示即売会「東京レプタイルズワールド」が2017年5月20日~21日も池袋で開催されました。 前回に続き、今回もアニマルライツセンターは視察に行っ…

家庭動物、動物取扱業についての神奈川県との交渉報告[いのくら]

アニマルライツセンターも参加している県民のいのちとくらしを守る共同行動委員会(神奈川県)で2016年度の神奈川県との交渉を行いました。 家庭動物、動物取扱業について 動物取扱業の不適切な飼育についての福祉的な指導について…

2016年12月3日~4日 苦悩する爬虫類たち 東京レプタイルズワールド

2016年12月3日、4日、東京で開催された『日本最大級の爬虫類展』がうたい文句のエキゾチックアニマル展示即売会「東京レプタイルズワールド」。 2日目の夕方、展示された動物たちは疲れきっているように見えた。 多くの動物が…

LUSH EQUIA×ARC埼玉コラボイベント『飼う前に考えよう!』活動報告

2016.9.10 LUSHとのコラボイベント『飼う前に考えよう!』 無事に終わりました。 参加して下さった皆様 いつも、ありがとうございます! 川越で保護猫カフェを営んでる『ねこかつ』さんからもチラシを頂き、配布させて…

LUSH EQUIA✕アニマルライツセンターイベント 飼う前に考えよう

9月10日土曜日にLUSH EQUIA店さんとのコラボイベント『飼う前に考えよう!』を開催致します。 今回のコラボイベントは、犬猫に特化しました。 安易に迎え入れず、飼う前に考えて頂く事、飼わない選択もある事、安易にショ…

責任ある安楽死を

これはある獣医師が診たカラスの話です。   最近、環境ホルモンの影響か、産まれた時から先天的に立てないカラスがいるそうです。 巣立ちの時に飛ぶことができても着地できません。そうやって巣から飛び降りたまま地面でド…

「行動基準を用いた爬虫類の福祉評価法」-爬虫類も広い空間が必要

爬虫類の展示販売場に行くと、スーパーのおかずのように簡易パック詰めされて陳列されているトカゲや蛇をみることがあります。また、体の大きさほどしかないケースのでオオトカゲを展示しているペットショップや、狭い水槽にカメを閉じ込…

危険な犬種の飼育禁止は殺処分をなくすために通らなくてはならない道

海外の法規制を見ると、危険な犬種の飼育禁止や行動の禁止、ライセンス制や、高額な税金がかけられる、があることに気がつくだろう。 危険な犬種とされているのは、主に下記のような闘犬などに使役されてきた犬たち。 イングリッシュ・…

孤独なパートナー動物を救いたい

長い一生を繋がれたまま、一生の殆どの時間を孤独に過ごし、 ひとりで死んでいくペットと呼ばれる動物たちが、 日本にはたくさんいます。 時に、彼らは家族とすら呼ばれるにもかかわらず、 ほとんど愛情を受けません。 相手の立場に…

神奈川県との交渉2015:パートナー動物

2015年11月20日、(神奈川)県民のいのちとくらしを守る共同委員会を通しての神奈川県との交渉に臨んだ。 神奈川県保健福祉局 生活衛生部 食品衛生課のグループリーダーの担当者を通じ、神奈川県の動物愛護(動物実験含む)及…

11/7(土)8(日)「たちかわ楽市2015」パネル展

東京、立川楽市というイベントに2日間、出展しました。 犬と猫の飼育環境問題と、毛皮問題を中心に啓発をおこないました。  毛皮にされる動物たちのパネルを見てくださった方はひどい、、と涙する方もいらっしゃいました。…

殺処分0の周辺 引き取り拒否は動物を救うのか?

昨今、ペットの「殺処分ゼロ」運動が盛んです。芸能人の団体立ち上げなどもあり、犬猫に無縁な人々もこの問題を目にする機会が増えてきました。殺処分ゼロはペットを想うすべての人々の願いですが、拙速な殺処分ゼロ運動は意に反して動物…