投資や融資において、アニマルウェルフェアは徐々に重視される社会になってきた。アニマルウェルフェアへの取り組みがあるかないかが、企業の長期的な価値を左右するからだろう。アニマルライツセンターでは、2022年から2023年春にかけて、銀行、信用金庫、機関投資家とのエンゲージメントを行った。その中で重要なことは多くの銀行、信用金庫、機関投資家がしっかりとアニマルウェルフェアを理解しビジネスに活かすのだとしたことである。エンゲージメントを経てアニマルウェルフェアを理解した後は、約4割がアニマルウェルフェアの必要性を顧客に伝えることができるとし、1割が投融資の指標に組み込みたいとし、1割弱が企業に情報開示を求めると答えるなど、9割以上がアニマルウェルフェアの情報を積極的にビジネスに活かすことを示唆した。 ESG投資とアニマルウェルフェア(アニマルライツセンター) より引用これは私達が普段話をする食品企業も同じことであるが、アニマルウェルフェアを知ったとき、それを無視はできなくなる。動物への共感、自分の感情と、そして社会への大きな影響、こういったことが今後ビジネスをエシカルなものに変えていくだろう。金融という冷たく見える世界に動物への配慮が根付き始めている。レポートのダウンロードは下記から。レポート:ESG投資とアニマルウェルフェア(PDF)クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article8月のアクショングループ活動報告 Next Article認定を取得:認定NPO法人アニマルライツセンターをよろしくお願いします 2023/09/21