2021年8月のアニマルライツチャンネルでは、アニマルライツセンターのアドバイザーである藤好建史医師が海外の最新研究結果を紹介してくれました。オランダグロニンゲン大学の研究結果 2021年4月「長期的な食事パターンは腸内細菌を変化させる」一つ目は長期的菜食はその人の持っている腸内細菌を組織も変え、遺伝的な力を超えて健康を作りだすことが出来ることを始めて考えさせる有名なオランダのレポートです。今まで知られていたこと欧米型の(動物性蛋白と脂肪の多い)食事は腸の炎症性疾患と関係している食事の内容は腸内細菌の形成と関係している免疫の活性化に微生物が関係している単純化された化合物(薬)の抗炎症作用は限定的今回の新しい発見動物性食物は腸内炎症のレベルを上げる植物性食品は体内の病原菌を減少させる社会にどのような影響を与えるか食事の中の野菜、豆、穀物、ナッツを増やすことが多くの慢性疾患に繋がる腸の炎症過程を予防するホールフードは腸内細菌を通して身体の炎症を抑えるポリフェノールの多用(赤ワイン、コーヒー、お茶)は健康維持に欠かせない短鎖脂肪酸の生産を強化する動物性蛋白の摂取量を抑えることで腸の炎症を軽くする可能性あり今回の衝撃的な所は、潰瘍性大腸炎・クローン病・過敏性腸症候群などを持つ人と健康な人とでは腸内細菌がはっきり異なっており、腸内細菌は長期的な食事で変化することだ。レポートが示す未来:腸内細菌は長期的には食事で変化する↓炎症性腸疾患の症状軽減の可能性↓化合物(薬)より免疫改善の可能性あり↓治癒の一つの方向性を示した。https://gut.bmj.com/content/70/7/1287ハーバード大学ポールグレン老化生物研究所の研究結果人は本来、とてもストレスフルな社会環境に適合しており、このストレスとなる、気候、運動、食物、飢餓が人には必要であることを証明している。人のサバイバル回路の不全が人に老化をもたらす↓老化↓癌、生活習慣病、免疫病などを作り出す過去には加齢と老化は生物の必然とみなされてきた↓老化は病気であることを発見↓原因は人が食べるアミノ酸にある↓必須アミノ酸9個が全て揃った食物(動物性のもの)はサバイバル回路を停止する↓サバイバル回路はアミノ酸の不足で動き始める人が動物を食べると全てのアミノ酸が揃っている為、サバイバル回路が必要でない。人が植物を食べていると9個の必須アミノ酸の中の1~2個が不足又は欠如しているため、サバイバル回路が動き始める。サバイバル回路の役目の一つに、傷ついたDNAの老廃物を分解して不足したアミノ酸を作り出すことがある。これによって老廃物の除去が可能となり細胞が若くなることを発見。(写真: Steve Jurvetson)https://books.google.co.jp/books?id=x–oDwAAQBAJクリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article署名提出・進捗状況-茨城県のレンコン 野鳥との共存を Next Article「静かな向かい風」と「風と手と土」がケージフリー宣言 2021/08/19