Animal Rights Center
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2024年生協とアニマルウェルフェア

アニマルライツセンターは、生産者に影響力の大きい各生協にアニマルウェルフェアの取り組みを進めるよう働きかけ、定期的に進捗を確認しています。2024年は、生協業界にとってアニマルウェルフェアの足元を耕す一年となりました。 …

クリスマス読み物:ノアの箱舟と動物倫理

クリスマスになるとテレビで放映される古い映画『ノアの箱舟』を知っていますか?旧約聖書の洪水物語を題材にした映画です。知らない方のために少しだけ説明をすると、堕落した人間に怒った神が、ノアという善良な人間とつがいの動物たち…

子どもと動物カフェ

あまりの猛暑のため、夏休みの親子が遊ぶ場所がないと聞きました。たとえば屋外の動物園も、例年より来園者を減らしているようですが、その分屋内施設は大盛況です。 たとえば東京郊外の商業施設内にある動物カフェは、親子連れであふれ…

「豚の声を聴く」サンクチュアリと企業交渉

アニマルライツセンターのクラウドファンディング挑戦にご支援をありがとうございます。今回はじめて知り合えた方々に少し説明をすると、わたしたちは畜産動物という社会経済の支配下にある動物たちの苦しみを救うために、普段は経済の主…

株式会社シャトレーゼYATSUDOKIで自社放牧養鶏始まる

手頃な価格が魅力の株式会社シャトレーゼは、高級ライン『YATSUDOKI』で自社農場で生産した平飼い卵を使ったプリンの販売を始めました。構想が発表されてから販売開始が待たれていましたが、このたび長い時間をかけて生産の体制…

動物を景品に使わないで 糸満市長へ要望

2024年1月27~28日に行われた「糸満フェア」において、参加者への景品として生きたヤギが贈呈された件について、アニマルライツセンターは祭りの実行委員長である糸満市長(當銘真栄氏)と糸満観光協会に対し、今後は動物を景品…

令和6年能登半島地震 畜産動物・養殖水生生物被害速報

★本記事内容について、被災地への電話問い合わせはお控えください。被災地ボランティアを志望する方は、各自治体ホームページの募集要項を必ずご確認ください。 令和6年元旦夕方に起こった能登半島地震は、災害発生から救助の目安とさ…

将来の平飼い100%を目指す!サスティナブルなお菓子屋さん2店

平飼い卵100%を目指す素敵なお店を2店紹介します。 京都市北区の和菓子いけだでは、平飼い卵を使用したどら焼きを作っています。平飼い卵の生産者として定評ある、わびすけの卵を使用しており、将来この卵の供給が間に合えば、20…

昭和公園 動物たちの今 〈アニマルライツセンター多摩アクション企画〉

アニマルライツセンターには地域で活動するアクショングループがあります。2023年12月3日アニマルライツセンター多摩は、かつて飼育上の問題が大きくクローズアップされた東京昭島市昭和公園の動物たちの今を視察してきました。 …

今年のレンコン畑野鳥被害対応策につき茨城県に質問提出

年末年始に需要が上がるレンコンは、これからの冬の季節が収穫~販売のかき入れ時となり、野鳥被害も増大するシーズンとなります 長年この問題に取り組んできたアニマルライツセンターは、この件についての対応策の進捗状況を伺う質問書…

卵の特売 百害あって一利ない理由

鳥インフルエンザによる卵の供給不安定、さらに世界的な飼料高騰の影響から、日本国内での卵の価格の高騰が続いています。 しかし高騰しているといっても、10個入り1パック340円程度であれば、その卵は生産者と小売店双方に平等に…

老舗百貨店 アニマルウェルフェアな取り組み

高島屋ファームは老舗百貨店の信頼の上に、農業と食品の先進性を取り入れた直営自然食品売り場です。このたびバイヤー様とアニマルライツセンターとの対話の機会を持ち、殻付き卵は平飼い使用であることを確認しました。老舗百貨店バイヤ…

卵の価格 絶対に下げてはならない理由

昨年秋から今年の初夏にかけて、これまでになく卵の価格上がったこと、同時に卵が品薄になったことの原因が、鳥インフルエンザであることは、メディアでたびたび報道される通りです。しかしアニマルライツセンターのサイトを読んでくださ…

窓の外にいるコウモリは駆除してよいか? 

今回のコロナ禍において注目をあつめた動物がいます。コウモリです。もう忘れた人もいるかもしれませんが、コロナ禍がはじまった2019年には、コロナウィルスの発生にコウモリがかかわったことが、未知の感染症を恐れる流言飛語も混ざ…

水も足らないビニールで売られる観賞魚たち

千葉県睦沢町「道の駅むつざわ」花木販売コーナーには、金魚やメダカの販売があります。ここでは魚たちがビニール袋にいれられて販売されています。とくに「らんちゅう」という金魚の一種は、体全体を覆う水も無い少ない水量のビニール袋…

レンコン畑野鳥被害 茨城県と話し合い報告

アニマルライツセンターは茨城県霞ケ浦周辺のレンコン栽培における野鳥被害に、 要望書を出すなど14年間にわたり取り組んできました。この問題はなぜ解決しないのか。農業と食害という問題は、駆除した動物を無駄にしないで利用する方…

G7国際会議はケージフリーのステップになるか

コロナ禍で閉塞状況にあった国際会議が、以前のように華やかに開催されるようになりました。各国要人をもてなしたり、関係者の交流やメディアの往来が盛んになる国際イベントは、アニマルウェルフェアが進捗する大きなチャンスであること…

茨城県霞ケ浦レンコン畑 野鳥被害

茨城県土浦市の霞ケ浦周辺は湿原地を利用したレンコン栽培が盛んです。このレンコン畑に2004年に防鳥ネット(天井型防鳥網)が張られるようになってから、野鳥が被害にあるようになったことはアニマルライツセンターが2009年に報…

帝国ホテルの動物の苦しみを減らす取り組み

人・地球・動物共通の課題解決にむけて必要なのは、動物性たんぱく質を良いものに、そして少量に変えてくことです。アニマルウェルフェアとヴィーガンは、動物を救う取り組みの両輪なのです。企業には本業で社会課題を解決する取り組みが…

元養鶏業者はかく語りき

東京郊外でアニマルウェルフェアを訴える、パネルアクションをしたときのことです。駅前の人通りから良く見える位置にパネルを置くと、さまざまな人が通りすがりに足を止めてくれます。 ふとそのなかの一人の男性が、鶏のパネルの前で足…