2020年8月~2021年7月 日本の屠殺場での動物の扱い 新しい調査映像を公開

アニマルライツセンターではこれまで、屠殺場での牛や豚の扱いが改善されるように取り組んできました。 2016年に改善を要望していたD屠殺場は改善したのか?2020年改善されない屠殺場の「福祉」屠殺場の回答-横たわることもで…

2021年 続く豚熱。人道的な殺処分を要望

2021年7月8日、神奈川県相模原市の養豚場において、豚熱(豚コレラ)の感染事例が発生し、殺処分が続いている(2021年7月14日時点)。 2018年以降豚熱の発生はこれで15県、80農場に広がったことになる。2018年…

EU委員会、畜産動物におけるケージ使用を廃止する立法案を提示することを約束!

2018年に登録された「End the Cage Age(ケージ時代を終わらせよう)」というEUの市民イニシアチブ、EU議会では圧倒的多数で可決され、ケージを禁止する立法案を作成するようEU委員会は要請されていた。そして…

起立不能でも弱っていても、屠殺場へ運ぶ 輸送の問題

日本では、牛や豚がどんなに弱っていても、起立不能であっても、トラックに無理やり乗せられ、病気の体には負担である輸送を強いられるという実態があります。しかしそのようなやり方はアニマルウェルフェアの観点からは認められていませ…

東京オリンピック、卵と肉のアニマルウェルフェアは低いままですか?

東京オリンピック・パラリンピックは1年の延期を経て、2021年7月から開催される見通しのようだ。コロナ禍真っ只中に開催されるのだから、より健康には気を使っておかなくてはならない。消毒をすればいいというものでもなく、やはり…

豚熱(豚コレラ)2018年-2021年 安楽殺ではなく虐殺

2018年9月に国内の養豚農場で発生して以来、今もやむ気配がない豚熱。 これまでに養豚場での感染は14都道府県に広がり、合計231,895頭の豚が殺処分されている(2021年4月末時点)   鳥インフルエンザで…

家畜伝染病(鳥インフルエンザ、アフリカ豚熱、豚熱(豚コレラ))世界で、これまで殺処分された動物数

2021年4月12日、日本も加盟するOIE(世界動物保健機関:旧称国際獣疫事務局)がOIE-WAHISをたちあげました。OIE-WAHISは世界中の動物の健康状況に関する包括的なデータベースで、2005年以降のデータが蓄…

70年続く、生徒に豚を育てさせ、殺して食べさせる授業 東京東久留米市 自由学園

2021年4月26日にABEMAテレビで配信された番組 ”出産映像は学校で必要?豚を飼育して食べる〝命の授業〟は残酷?教育と配慮は“ のなかで、東京都東久留米市の自由学園で行われている「育てた豚を…

動物の命の絶望的軽さ。畜産業者の要望で畜舎が建築基準法から外れる

社会は良くなっている、なんて感じている人はいるだろうか。 日本の畜産業者による畜産動物たちへの扱いやそれに合わせた国の動きを見ると、日本社会がますます悪くなっていっていることは間違いないようだ。 動物への暴力と人への暴力…

アニマルウェルフェアアワード
アニマルウェルフェアアワード2021を発表!

アニマルウェルフェアの広がりに貢献した企業 アニマルウェルフェアアワード(AWA)は、畜産動物、水産動物へのアニマルウェルフェア対応が世界から遅れていく日本において、動物たちのことを考え、アニマルウェルフェアへの取り組み…

2021年 畜産動物に関する認知度調査アンケート

アニマルライツセンターは2016年から毎年一回、畜産動物の飼育実態がどれほど認知されているのか、民間会社を利用して調査を行っています。 2021年度も調査を実施しましたので、結果を報告します。 質問は次の10項目です。 …

明治大学 福田邦夫名誉教授「お母さん豚を閉じ込めないで!」賛同メッセージ

お母さん豚を閉じ込めないで!キャンペーンに明治大学 福田邦夫名誉教授から賛同メッセージをいただきました。 豚肉は想像を絶するような残酷な方法=『妊娠ストール』で「生産」されている。わたしは『妊娠ストール』の使用に強く反対…

Japan pig farm
環境省農水省が通知:豚の首吊、鶏の衰弱死は不適切、告発も含めて厳正な対処を

2021年1月21日付で環境省と農林水産省は、畜産動物たちにとって重要な通知を出した。 「農場における産業動物の適切な方法による殺処分の実施について」 この通知は、畜産場内で、弱ったり淘汰する事になった鶏や豚、牛、ウズラ…

長崎の食堂「お山の地球屋」がストールフリー宣言

お山の地球屋は母豚を妊娠ストールに閉じ込めない、ストールフリーの豚肉を使用する食堂です。 日本の88.6%の養豚場で採用されている妊娠ストールとは、子取り用に飼育される母豚たちを、ストールという拘束施設に収容する飼育様式…

千葉市議会 亀井 たくま議員「お母さん豚を閉じ込めないで!」賛同メッセージ

お母さん豚を閉じ込めないで!キャンペーンに千葉市議会の亀井たくま議員から賛同メッセージをいただきました。  こどもの時より、動物が好きで、不幸な目に遭っている野良犬や野良猫たちの存在にずっと心を痛めてきました。議員になっ…

畜産業も動物虐待罪の対象、一般人の健全な常識に照らしおかしいことは犯罪

動物虐待は、人が社会の中で関わるあらゆる動物の取り扱いについて、法的にも、道義的にもあってはならないことであり、産業動物においてもなくしていかなければならないことだ小泉進次郎環境大臣 2020年11月17日の衆議院環境委…

ケージとストール廃止を求め農水委員会で質問「大臣、このままで畜産農業大丈夫でしょうか」

2020年11月11日、衆議院農林水産委員会で、串田誠一議員(神奈川)が採卵鶏のバタリーケージ飼育と豚のストール飼育について世界に合わせていくべきであること、また競走馬の引退後の扱い、犬肉の撤廃について質問しました。 冒…

2020年日本の屠殺場の実態

アニマルライツセンターは屠殺場のアニマルウェルフェアの改善を求める署名を集め、提出し、各屠殺場への働きかけ1 2 3を行ってきた。だが現在のところ、改善しているという情報はほとんどない。 屠殺場への飲水設備不備の問題も解…

日本の母豚の一生-振り返ることもできない檻に収容され続ける

母豚の一生 子どもを産むために飼育される母豚は、生後8カ月程度で初めての種付け(人工授精か、オスとの交配)が行われます。 種付け後、メスの豚たちは1頭1頭が別々の檻(後述する「妊娠ストール」)へ入れられます。 このストー…

ブタの去勢 ほぼ100%に麻酔無しでの去勢-日本

日本のオス豚の94.6%が*1麻酔なしで去勢がおこなわれています。 去勢をするのは、肉の『雄臭』を防ぐためです。 雄の子豚は、生後1週間以内に、農家の人の手により外科的去勢(物理的に睾丸を除去)されます。 外科的去勢のや…