屠殺を題材にした作品が映画賞受賞

アニマルライツセンターに寄せられた畜産の映像と、わたしたちの調査活動をもとに、近年、一般向けの映画製作をしています。畜産の問題を広く多くの人に知ってもらい、考えてもらう試みです。 2021年12月25日に開催された「レイ…

ケージから救出された採卵鶏のりりの物語

無くなってしまった羽毛むき出しの肌青白い皮膚細い体小さな糞色の薄いとさか たった2ヶ月で彼女の体は本来の鶏の姿に戻りました。 彼女は体の健康を取り戻しただけではありませんでした。 彼女は人を怖がりました。人から逃げて隅で…

中国、ケージフリー卵の公式な基準を定義

中国には31億羽の採卵鶏がいると報告されており、世界の採卵鶏のなんと約4割だ。 そんな中、中国では既に70以上の主要の食品会社がケージフリー(平飼い)の卵のみを使用するというケージフリーポリシーを持っている。これにより、…

台湾、卵の殻にバタリーケージの表記を義務付ける

2021年9月、台湾当局は、初めてバタリーケージの卵にも飼育方法の開示を義務付ける新しい食品トレーサビリティ規制を発表した。以前はエンリッチドケージや平飼いや放し飼いはパッケージにその表記が義務付けられていたが、バタリー…

シナボンとブリオッシュ・ドーレ、 世界中で100%ケージフリーの卵を調達することを約束

Open Wing Allianceは、Focus Brands と Groupe Le Duff に世界中のレストランのサプライチェーンからバッテリーケージを排除することを説得 2021/12/7 – 大手食品企業であ…

54万羽の鶏が、生きたまま熱湯に入れられた。鶏肉、卵はここまで非人道的

改善の兆しもなく、むしろ悪化しているのが日本の畜産現場。それが裏付ける統計=2020年度の食鳥処理場の検査結果の統計が半年遅れで公開された。 2020年度、54万3372羽の肉用鶏と採卵鶏が、生きたまま熱湯処理され、熱傷…

アマン東京2023年 ARC卵サポートと共に 駆け足のケージフリー宣言!

東南アジアを中心に、欧米や中国などでリゾートホテルチェーンを展開しているアマンリゾーツ(aman resorts)は、2021年にケージフリーポリシーを公開し、その日本拠点であるアマン東京・アマン京都・アマネムは、アニマ…

大企業が市民団体とのコラボで畜産を変革! 日本ハム㈱の場合

日本の畜産が変わった日 2021年11月、日本の畜産の歴史が変わった。日本を代表する食肉会社、日本ハム株式会社が、2030年までに全農場における母豚の妊娠ストール飼育を廃止すると宣言した。日本の畜産の「暗黒の時代」が変革…

鶏は家族。神奈川県「もったいない食堂」がケージフリー宣言

2021年11月、神奈川県茅ヶ崎市と葉山町に店舗をかまえる「もったいない食堂」が、ケージフリー宣言をしてくださいました! もったいない食堂は、近隣の有機農家から規格外や廃棄寸前の野菜を仕入れ、プロの料理人がアップサイクル…

2021年、卵相場高騰の本当の理由。高騰は業界の意図通りだった

2021年、卵の相場が高騰した。昨年同時期と比べれば春~夏には1.6倍にまでなり、過去5年で最高を記録。夏場としてはこれまでにないほど高くなった。 この理由として鳥インフルエンザを思い浮かべる人が多いだろう。しかし、じつ…

日本ハム ストールフリー!
Good news! 日本ハムが妊娠ストールフリーを表明!

2021年11月11日、豚たちにとって素晴らしいニュースを届けることができます。日本ハムが、以下の発表をしたのです。 アニマルウェルフェアに配慮した取り組みの推進 全農場の妊娠ストール廃止(豚)2030年度末までに国内全…

保護鶏
生き残れますように、、大ちゃん。安らかに、、福ちゃん。

昨年アニマルライツセンターが保護し、途中で里親さんのもとに移住した大ちゃんを紹介します。大ちゃんはブロイラーです。もうひとり、少しだけお姉さんの福ちゃんと一緒に保護されました。二人合わせて大福です。 ブロイラーのメイの5…

Good news! 伊香保温泉 ホテル松本楼は2027年までにケージフリー!

2021年11月1日、ホテル松本楼は、アニマルウェルフェアとSDGsの双方を重視し、当館で使用する卵を、2027年までに100%ケージフリー、つまり平飼い又は放牧の卵に切り替えることを発表しました。 認定NPO法人アニマ…

2021年10月25日渋谷街頭アクション報告

10月25日、久しぶりに渋谷駅前で採卵鶏の実態を知らせる街頭アクションをしました! パネルを持っての啓発、チラシ配り、スピーカーを使っての演説など行い、チラシは2時間で合計で100名ほどの方に受け取って頂けて、信号待ちを…

米国の鶏卵生産業、毎年400万羽分の鶏舎をケージフリーに変換

WATT Global Media が毎年行っている Top Egg Company 調査、2021年度はアメリカの鶏卵生産者トップ37社を調査した1。 この調査によると、鶏卵生産業は2020年に、390万羽分のケージ鶏…

880,000筆の署名をG20代表団に提出。世界のリーダーに毛皮廃止を求める

2021年10月20日、アニマルライツセンターも参画している毛皮反対の国際連盟”ファーフリーアライアンス”は、今月末にローマで開催されるG20サミットにおいて、毛皮の養殖に関する世界的な緊急行動を求める880,000以上…

いくらなんでもつなぎすぎる牛舎

写真を見てください。この牛は上体を4本のロープで四方からつながれてます。さらに後ろ足はスプリットガードと呼ばれる、足かせで縛られています。いくらなんでもつなぎすぎです!これでは牛は、頭も自由に振れず、前に進むことも後ずさ…

アキタ有罪
アキタフーズ元代表は有罪、それでも鶏たちは一羽も救われないのか

2021年10月6日、鶏卵汚職事件のアキタフーズ元代表者の裁判が開かれ、有罪が確定しました。アキタフーズ元代表者は、アニマルウェルフェアの国際基準を業界に有利な方針に変えようと当時の大臣や当時の元大臣、農林水産省職員に度…

「shirado farms」(沖縄)と「お多福たまご」(鹿児島)がケージフリー宣言

この度、自社で平飼い養鶏をしながら、お菓子などの製造・販売をされているお店2店舗が、アニマルライツセンターの呼びかけに対し、ケージフリー宣言をしてくださいました。 ケージフリー宣言とは、自社で使用している卵を、ケージフリ…

World Day for Farmed Animals Japan 2021 農用動物を守る日

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