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増え続ける乳量 今日、日本の乳牛が1頭あたり何キロの乳を出すか、ご存知でしょうか? 2018年の1頭あたり年間乳量は8,636kg(農林水産省牛乳乳製品統計調査参照) この数字が多いのか少ないのか、ピンとこない人もいると…
人工授精 肉牛はほぼ100%、人工授精で妊娠します。 自然界であれば動物は自分で繁殖相手を選び、双方の合意のもとに交尾を行います。しかし畜産利用される牛は、自分が望んだ相手のものではない精子を植え付けられ、強制的に妊娠さ…
子牛には母牛の乳を吸いたいという強い欲求があります。 実際には乳を飲まずにしゃぶっているだけということもありますが、その行為は子牛に心の安寧をもたらします。 酪農での引き離し 現代の酪農では、子牛はその願いをかなえること…
日本のスーパー、ファーストフード、レストラン、コンビニで売られている鶏の肉のほとんど100%は、チャンキーやコブといった鶏種です。それらの鶏種はファストグローイング(fast-growing)と呼ばれ、本来の4-5倍にま…
一日でも早く太るよう品種改変された鶏たちは、自らの重い体重を支えることができず、一度ひっくり返ると自力で起き上がることができなくなってしまうことがある。 ひっくり返った鶏を起こすと、何度も起き上がろうともがいたのだろう、…
OIE(世界動物保健機関・国際獣疫事務局)の陸生動物衛生規約の7章はアニマルウェルフェアについてですが、日本政府はこの作成に携わり税金を使っているにも関わらず、日本語訳を公開していません。OIEは獣医師が集まり科学的根拠…
平飼い卵を置くスーパーマーケットは51%に上昇 アニマルウェルフェア、日本でも広がる アニマルライツセンターでは、2019年8月1日~9月31日までの期間、全国24都道府県のボランティア77名の協力を得て、270店舗のア…
2019年10月30日(水)、ニューヨーク市議会はフォアグラ(ガチョウ/アヒルの肝臓)の販売を違法にする条例を可決しました。この法案はカリーナ・リベラ市議会議員(民主党)により同年1月24日に法案が提出されていました。 …
非洗浄国になって輸出ができなくなるのが嫌で始まらなかった豚コレラワクチンがようやく始まりました。 豚コレラをワクチンを使わずに畜産から根絶させることはできなかった。現代畜産業の完敗といった状況でした。 多くの犠牲を出しま…
農林水産省も畜産動物の災害対策に関する通知やマニュアルを出しているが、よりわかりやすく詳細な情報を載せているカナダのガイドラインを翻訳した。ぜひ参考に、災害に備え、動物の犠牲、苦しみを減らしてほしい。 原文:https:…
やさしくて、知能が高く、生きているだけで価値がある、そう実感させてくれるたくさんの鶏たちの動画、写真、エピソードを送ってくださってありがとうございました。どの鶏もすばらしく、愛らしく、選ぶのは困難でしたが、アニマルライツ…
この豚のために気持ちをさいてくださる方から救いたい、なにかしたいと言っていただくことは動物たちにとってありがたいことですし、「この子だけでも助けたい」と感じることはごく自然な欲求であり、私達もそう思いましたし、理解できま…
2019年9月14日 盛岡市 いわて県民情報交流センターアイーナにて「スーパーの卵はどこからやってくるの?日本の畜産動物たちの現状」の勉強会が参加者16名で開催されました。 盛岡クロステラス前では、パネル展・チラシ配りを…
畜産業は、日々動物を利用するとともに、死と隣り合わせの業だ。閉じ込められた動物たちは人間が給餌給水をやめればそれは死を意味する。不適切な扱いは虐待であり、雑な扱いでいちいち動物は苦しむ。畜産農家の采配一つ、気配り一つ、怠…
コンクリートの上に敷かれた薄いゴムマットがあっても、牛たちは毎日寝起きするたび、寝返りをうつたび、700キロの体重を関節、骨にかけ、しかも運動ができず、筋肉は弱るばかりです。 牛たちの関節の毛はすり減り、肌が露出し、これ…
肉用鶏ほど多く利用される陸生動物はいないのではないでしょうか。国内でも7億羽/年以上が飼育されています。そのため肉用鶏のアニマルウェルフェアの向上は、最もインパクトの大きな改善になるでしょう。また薬剤耐性菌の産出とも深く…
日本は未だに99%の卵がバタリーケージから生み出されているような状況で、業界はこの旧式の飼育方法にしがみついています。しかしそこに未来はないでしょう。 米国ではマサチューセッツ州を皮切りに、カリフォルニア州、ワシントン州…
国際獣疫事務局OIEが策定しようとしている採卵鶏のアニマルウェルフェアの勧告の規定にあたって、日本は「多様な生産様式を考慮して妥当な柔軟性が確保されるべき」と、ネガティブな意見を出し続けています。 業界と国の姿勢に対して…
犬猫の殺処分ゼロを目指す超党派議連の中に作られている動物愛護法改正プロジェクトチーム(PT)は2023年8月25日を皮切りに、21回のPTが開催された。関係者からのヒアリングと議論を行い、方向性を定めてきている。しかし、…