環境・人権・食糧・平和問題

IPBES 人獣共通感染症予防に、肉食の削減を。

新型コロナウィルスの拡大にともない、人獣共通感染症に注目が集まっている。 人獣共通感染症の要因の一つが畜産にあることは多くの人が認識しはじめてきているだろう。2020年7月6日に国連環境計画(UNEP)らが発表した「次の…

2019年に燃えたアマゾンは牧草地に、そして飼料用の畑になる

2019年8月10日「Dia do Fogo=火の日」と言われるこの日にアマゾンの森林でたくさんの火災が人為的に発生し一気に広がった。 火の日に放火された土地は1年後に牧草地に変わり、牛が放牧され始めているという。そして…

畜産と人権侵害の密接な関係

森林がなくなるということは、その土地で暮らしていた人や動物が住めなくなるということだ。 畜産業がいかに熱帯雨林やサバンナ地域で自然を破壊してきたかは多くの人が知っているが、そこには人も住んでいることを忘れてはならないだろ…

「牛肉」よりも負荷が高く、あらゆる面で有害な「鶏肉」 

畜産業がリスクの多い産業だということは広く認知されるようになってきている。多くの人が知るようになっているのは特に「地球温暖化」への影響だろう。 畜産業から排出される温室効果ガスは、畜産は人為的な世界の温室効果ガス排出量の…

アニマルライツチャンネルVol9[畜産を取り巻く課題盛り沢山]

10月のアニマルライツチャンネルは、YouTubeライブでお届けします。 配信URL: https://youtu.be/aI9T6rWVPHU YouTubeでのライブ配信ですので、いつでも出入り出来ます。チャットでの…

【署名】ファストフードさん!鶏肉を代替肉に切り替えて!

「国産鶏肉」にされる鶏(ブロイラー)の苦しみを少しでも減らせるよう、署名を立ち上げました。 増体を目的とした過酷な育種の結果、ブロイラーの1/4が一生の1/3を慢性的な疼痛の中で暮らしていると言われています。あまりに急激…

国連環境計画「温室効果ガス削減目標(NDC)には、持続可能な食品システムへの移行が重要」

2020年9月1日、国連環境計画(UNEP)、WWF、EAT、Climate Focusはレポート「意思決定者のための食品システムでNDCを強化する( ENHANCING NDCS FOR FOOD SYSTEMS RE…

人獣共通感染症の要因-畜産 国連環境計画レポート

新型コロナ(covid-19)を機に、次にいつ発生するか分からない人獣共通感染症(動物と人間の間で伝染する病気)への対策が急務となっている。 新型コロナ(covid-19)、ニパウィルス、日本脳炎、豚インフルエンザ、鳥イ…

2197兆円の投資家ネットワークFAIRR 日本の畜産企業を「高リスク」と評価

FAIRR(FARM ANIMAL INVESTMENT RISK & RETURN)は、畜産の抱えるリスクを啓発し、投資意志決定のプロセスに畜産のリスクを組み込むよう、投資家に促すグローバルネットワークだ。この…

新型コロナウイルスで米国の屠殺場、総崩れ

アメリカ合衆国の新型コロナウイルスの闘い方は他の国と少し異なっている。屠殺場でのクラスターが各所で発生しているのだ。 米国疾病管理予防センターは2020/5/1時点で、19州の115の屠殺場(食鳥処理場含む)で働く130…

COVID-19の被害を拡大する可能性のある薬剤耐性菌:緊急の課題では?

COVID-19による医療崩壊が警戒され、すでにいくつかの国では医療機関が適切に機能できないほどに感染者でいっぱいになっている。 そんな中で警戒されているのが薬剤耐性菌(多剤耐性菌)の存在だ。4月16日にScience*…

新型コロナウイルスによる世界の畜産業への影響 第1弾

世界は新型コロナウイルスで騒いでいるが、畜産業へはどのような影響があるのだろう。 あちこちで外出制限のため飲食店が閉まり、スーパーマーケットで食材が買い占められている。問題は、飲食店用の食材とスーパー用ではパッケージなど…

野生動物だけではない、動物を食べること自体が感染症を作る

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の脅威が世界全体に広がっていき、世界は新型コロナウイルスのもたらす悲しみで溢れている。しかし、その根本原因である”動物利用”にまだ人々の目が行き渡っていないことを危惧している。 …

新型コロナのつぎは何の新型?野生動物取引をやめるべき時が来ている

新型コロナウイルスCovid-19が、世界の経済も、人々の健康も、社会の持続可能性もおびやかしている。SARSのときよりも、より人々に与える影響は大きいように思える。そんな中、いくつかの国が根本的な解決に向かうための1歩…

「食料・農業・農村基本計画」5年に一回。国にご意見を!

食料・農業・農村基本計画は、食料・農業・農村基本法に基づき、食料・農業・農村に関し、政府が中長期的に取り組むべき 方針を定めたものであり、情勢変化等を踏まえ、概ね5年ごとに変更することとされています(農林水産省サイトより…

肉税- 環境にも健康にも悪い「肉」には課税を

肉税を今のところ導入している国はありません。 しかし、たばこや酒や砂糖と同じように、肉に対しても税金を課すべきではないかという議論がはじまっています。これは畜産業が根本的に抱えるリスクが広く認識されるようになったためです…

ESG投資/金融における「動物への配慮」

ESG投資 環境・社会・企業統治に配慮する企業を選んで投資するESG投資が拡がっています。ESG投資の中心的な流れをつくっているのが、国連がサポートし2006年に作られた責任投資原則(PRI)。この原則に2019年時点で…

抗生物質耐性菌、代替肉の台頭、動物福祉・・生き残りに必死な畜産業界

近年、畜産業界への風当たりが強まってきている。 昔のように、ごく少数の畜産動物を裏庭で飼い、ごくわずかの価格の高い畜産物を買って食べる、という形態ならそんなに問題はなかっただろう。だが今は違う。ごく一部の農場を除き、近代…

満員:アニマルライツ勉強会[なぜ宇宙の夢から動物の問題に?]

【お申込みは締め切りました。キャンセルされる場合は、必ずこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください:https://arcj.org/contact/ 】 アニマルライツセンターが毎月行う勉強会【アニマルライツ勉強会…

アニマルライツ勉強会[畜産を取り巻く問題]

アニマルライツセンターが行う勉強会【アニマルライツ勉強会】、10月は畜産を取り巻く問題についてです。 [畜産を取り巻く問題] ますます注目されてきている環境問題、SDGs、持続可能性、水資源枯渇、、、アマゾンも毎年燃えて…