薬剤耐性菌の抑制に必要なアニマルウェルフェアと畜産物の削減

抗生物質(抗菌剤)が効かない薬剤耐性菌(多剤耐性菌)は畜産から多く発生し、これを抑えるためにはアニマルウェルフェアの向上が必要だということは、世界では常識だ。しかし日本政府はなぜか薬剤耐性菌とアニマルウェルフェアの関係性…

盛岡洋食りんご屋、築地リムクラッソはケージフリー

岩手県盛岡市にある「盛岡洋食りんご屋」がアニマルライツセンター の問い合わせに対し、既に使用している卵が平飼いであること、またケージフリーに賛同してくださると回答いただきました。 以下はオーナーの方のお話しです。 うちは…

保護うずら~その後

こちらのうずらの一生についてまとめたサイトで、保護したうずらについて書きました。このうずらについて、少し詳しく報告しようと思います。 保護したうずらは2羽です。 この2羽を保護した時の様子と、その後の新しい家族の元での様…

ヴィーガン元年
今年を人類のヴィーガン新年に!

アニマルライツセンターアドバイザー・藤好クリニック藤好建史 12月20日、「人と動物たちが生き延びるために」というテーマでZOOMと会場のコンビネーション会議を開催しました。 出席は、熊本日産自動車ルノー主任萩原久美さん…

ニホンザル
様々な場所で不適切に飼育される猿:改善のヒント

無料動物公園や城址公園、神社など、様々な場所に戦後まもなく建てられたと思われる猿の檻が、日本中に点在しています。ニホンザル、タイワンザル(マカクザル)などが当時の安易な”娯楽”の犠牲になり檻に閉じ込められました。 その後…

養殖における水生動物福祉に関する主要勧告

Aquatic Animal Alliance(水生動物連盟)による原文を翻訳しました。 はじめに 本書は、Aquatic Animal Alliance(水生動物連盟)が世界中の専門家と協議した上で、養殖に用いられる動…

福の樹、ほっこりかふぇ はケージフリーでエッグスマート

札幌市中央区にある「福の樹」がアニマルライツセンター の問い合わせに対し、既に使用している卵が平飼いであること、またケージフリーに賛同してくださると回答いただきました。 こちらは、トマトをベースとしたラーメン屋さんで、ヴ…

アニマルライツチャンネル[ファッションと動物]@エシカルウィーク

2021年2月のアニマルライツチャンネルも、YouTubeライブでお届けします。この日は日本エシカル推進協議会が行うエシカルサミット&ウィークの一環として行います。エシカルウィークの木曜日はファッション✕エシカルというこ…

小さな犠牲者 ウズラの卵とその実態

小さなウズラの卵。その卵を産むウズラもとても小さい。手のひらに乗るくらいの大きさしかなく、保護した時の体重は100gしかなかった。 保護した「廃うずら」日本 「うずらの水煮」「味付けうずら」。うずらの生卵もスーパーで販売…

効果的利他主義:なぜケージフリー運動が大事か

概要 畜産動物のアニマルウェルフェアは、その問題の規模が膨大な割りに無視されていること、一方で取り組みし易いということから、効果的利他主義の考えでは優先度の高い分野と見なされている。 採卵鶏は、日本でも世界的にも最も飼育…

どこのウールでも同じ。動物性素材=動物虐待と思ったほういい理由

2017年の末、南オーストラリアとビクトリアの16か所の刈り取りの現状が明らかにされました。これまで何度も暴露してきたものと同様の虐待が行われていました。 オーストラリアだけではありません。アメリカでも、チリでも、アルゼ…

河井克之・案里被告から吉川・西川元農林水産大臣へ続く疑惑のアキタフーズ 国庫交付金で鶏卵施設整備 

2019年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、河井克之被告(衆議院議員 元法相 選挙区広島3区)・河井案里被告(参議院議員 選挙区広島県)の審理が、現在行われている。 河井克之被告・河井案里被告裏金疑惑 公選法違反…

「鶏肉」の脂肪調査-「鶏肉」は本当にヘルシーなのか?

スーパーの鶏肉は、ほぼ100%が急激に成長するブロイラーです。「鶏肉」コーナーで、このような白い縞が入っている「胸肉」を見たことがないでしょうか? スーパーの肉コーナーは、肉が新鮮できれいに見えるような照明管理がされてい…

2016年に改善を要望していたD屠殺場は改善したのか?

結論から言うと改善されていません。 2016年 アニマルライツセンターは2016年、D屠殺場(と畜場)で豚に対して「電気スタンガンの多用」「耳や尻尾をつかんで引っ張る」「体を蹴る」「豚の上に乗り顔を蹴る」「脅かすような大…

MISATOYA、自然素材オリジンはケージフリー

東京都調布市にある「MISATOYA」がアニマルライツセンター の問い合わせに対し、既に使用している卵が平飼いであること、またケージフリーに賛同してくださると回答いただきました。 こちらは、有機野菜、無添加食品等を扱って…

OIEに世界の動物保護団体から採卵鶏のアニマルウェルフェア規約案の再考を要望

OIEのアニマルウェルフェア規約の信頼を取り戻すために! プレスリリース:2020年12月25日 日本国内で活動をする動物保護団体認定NPO法人アニマルライツセンターとザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパン、そして鶏の福祉向…

長崎の食堂「お山の地球屋」がストールフリー宣言

お山の地球屋は母豚を妊娠ストールに閉じ込めない、ストールフリーの豚肉を使用する食堂です。 日本の88.6%の養豚場で採用されている妊娠ストールとは、子取り用に飼育される母豚たちを、ストールという拘束施設に収容する飼育様式…

エッグスマート&ケージフリー 二つの宣言をしたイムホテルの知恵

イムホテル京都とアニマルライツセンターは、コロナ期をはさんだこの1年にわたって、ときに厳しい討論をしながらケージフリーへの道筋をたどってきました。もともとヴィーガン対応のオプションがあり、さらにアニマルウェルフェアを含め…

農林水産省は事実を正確に伝えているのか?

2020年12月21日、吉川貴盛元農林水産大臣が議員を辞職するむねを公表し、22日には大島理森衆院議長に辞職願を提出し受理されたと報じられました。折しも大島理森衆院議長も文春にアキタフーズとの関わりがあったと名指しされた…

『ブロイラーの50日 メイの見た世界』3分ショートムービー公開

『ブロイラーの50日 メイの見た世界』は2020年8月にアニマルライツセンターが公式サイト上に公開した、50日間にわたる、国産鶏肉になるブロイラー飼育の刻銘な記録です。 それをもとに3分間のショートムービーを制作し、外部…