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日本は未だに99%の卵がバタリーケージから生み出されているような状況で、業界はこの旧式の飼育方法にしがみついています。しかしそこに未来はないでしょう。 米国ではマサチューセッツ州を皮切りに、カリフォルニア州、ワシントン州…
国際獣疫事務局OIEが策定しようとしている採卵鶏のアニマルウェルフェアの勧告の規定にあたって、日本は「多様な生産様式を考慮して妥当な柔軟性が確保されるべき」と、ネガティブな意見を出し続けています。 業界と国の姿勢に対して…
満員の為、受付を締め切りました。 アニマルライツセンターが行う勉強会【アニマルライツ勉強会】、9月は海外団体での研修体験についてです。 [海外団体でのアニマルライツ研修体験談] 海外の様々な団体との体験をご…
沖縄宮古島と東京で店舗を展開する株式会社リッコジェラートは、 アイス好きを飽きさせない、さまざまな味の展開で人気があります。 正確なアレルゲン表示も魅力のひとつで、乳や卵を使わないアイスの種類も豊富です。 オンラインスト…
バタリーケージからの保護鶏ヤッチーが2019年8月10日の朝、永眠しました。 オープンセサミさんからご連絡をいただきました。 相棒のチッヒーとともに扉が開いた瞬間に外に飛び出し、柵を超えて草むらで探索して虫を食べ、まさに…
国の実施する畜産業界への支援制度には様々なものがありますが、そのうちの一つに強い農業・担い手づくり総合支援交付金というものがあります。 以前別の記事でお知らせしましたが、2018年からは、この交付金を使って産地食肉センタ…
アニマルライツセンターが行う勉強会【アニマルライツ勉強会】、8月は卵についてです。 [卵を徹底的に知る] 1年ぶりの卵の勉強会です。 卵は肉より残酷、というのがアニマルライツセンターの考えです。卵のために使い捨てられる鶏…
屠殺場の動物福祉への取り組み 日本では、多くの屠殺場で飲水設備が設置されていません(詳しくはコチラ)。飲水設備がない屠殺場では、どんなに暑い日でも、畜産動物はのどの渇きに耐えなければなりません。前日搬入で翌日屠殺の場合、…
5月31日、衆議院環境委員会において、堀越啓人議員(群馬)が、鶏たちを生きたまま茹で殺す”放血不良”の問題について改善を、またOIEの動物福祉規約の動物愛護担当職員への周知徹底を求めました。 生きたまま茹で殺される鶏たち…
世界最大規模のホテルチェーンであるベストウェスタンは、使用している卵を2025年までに全てケージフリーの卵(平飼いや放牧などの鶏をケージに閉じ込めずに生産した卵)に切り替えると発表しました。 ケージの卵の問題点はこちらか…
2018年にバタリーケージから救出され、アニマルライツセンターが引き取った2羽の鶏、歩(あゆみ)と希(のぞみ)。当初バタリーケージの中で負傷した足と足の付根の傷により、歩けませんでした。 とくにのぞみは足の付根を骨折した…
2年半ロビー活動を続けてきました動物愛護法の改正。私達はJAVAとPEACEの3団体でパートナーシップを組み、すべての動物を守れる法律をと働きかけてきました。 改正された動物愛護法には、私達の提案内容が多く反映されていま…
台湾で差し止めとなった日本の卵 2018年度、卵の供給オーバーで価格が下がり成鶏更新・空舎延長事業が発動され、数百万羽の採卵鶏が屠殺された(詳細はコチラ)。過去10年で最低水準に落ち込むほど卵の価格は低迷し、生産量は過剰…
2018年度、5年ぶりに発動された成鶏更新・空舎延長事業をご存知だろうか? この事業は農林水産省の「鶏卵生産者経営安定対策事業」の一つで、同省の資料*1には次のように書かれている。 成鶏更新・空舎延長事業 鶏卵の標準取引…
株式会社ななくさの郷は「松田のマヨネーズ」という自然派のマヨネーズを生産している企業です。 今回問い合わせをして、ななくさの郷で使用している卵は全て平飼い卵であり、今後も会社としてこの方針を続ける予定であるということが分…
2019年5月9日、参議院農林水産委員会での小川勝也議員(北海道)が行った東京オリンピックにおけるアニマルウェルフェアが守られないことに対する質問に対する、農林水産省の答弁は驚くべきものでした。 驚きの回答1 もしかして…
2019年4月26日、日本サブウェイ合同会社とアニマルウェルフェアの取り組みについて意見交換させていただきました。 サブウェイは2010年以降、ヨーロッパにおいてケージフリーの卵のみを使用しています。オーストラリアでも2…
マッケイン・フーズ マッケイン・フーズは、業務用のポテト製品や冷凍食品などを扱う世界最大規模の食品製造メーカーです。マッケイン・フーズのホームページ(英語)には以下のような記載があります。 マッケイン・フーズはフライドポ…
成鶏の屠殺場が鶏たちをギュウギュウ詰めのかごに入れっぱなして長時間放置している問題に関し、2018年11月、厚生労働省の調査結果がだされた。 驚きの72時間放置 2018年11月21日の農林水産委員会の答弁の中で示された…
畜産動物のアニマルウェルフェア(ファームアニマルウェルフェア)は、今や日本においても食品企業や金融機関にとっては無視できない次なるリスク、そしてチャンスになっています。農林水産省も”言われなくても推進するんだ”と豪語する…