屠殺、かならず失敗は発生している

豚と牛の屠殺場では、日本でも基本的には気絶処理をしてから、首を切り失血死させます。しかし、この気絶処理は100%なされているわけではありません。失敗するからです。 気絶処理が正しく機能すれば、動物は最後の段階における苦痛…

鳥インフルエンザの基礎知識

過去にないペースで猛威を振るう鳥インフルエンザ、2023年1月10日の宮崎県と広島県での発生により殺処分数が1シーズンで初めて1000万羽を超えたことが大きく報じられたが、その後も1月13日に新潟県上越市で59例目、1月…

帝国ホテルの動物の苦しみを減らす取り組み

人・地球・動物共通の課題解決にむけて必要なのは、動物性たんぱく質を良いものに、そして少量に変えてくことです。アニマルウェルフェアとヴィーガンは、動物を救う取り組みの両輪なのです。企業には本業で社会課題を解決する取り組みが…

#オスひよこの殺処分を廃止しよう
#オスひよこの殺処分を廃止しよう

オスヒヨコの殺処分廃止のキャンペーンを開始しました

過去最大のパンデミック=鳥インフルエンザが増え続ける背景

2022年10月28日に岡山県と北海道で発生して以来、過去にないペースで発生が相次ぐ今季の鳥インフルエンザ。2023年1月9日の茨城県での発生により56事例約998万羽となり発生件数・殺処分数共に過去最多となった。(20…

元養鶏業者はかく語りき

東京郊外でアニマルウェルフェアを訴える、パネルアクションをしたときのことです。駅前の人通りから良く見える位置にパネルを置くと、さまざまな人が通りすがりに足を止めてくれます。 ふとそのなかの一人の男性が、鶏のパネルの前で足…

子供向けの必読書『いつか空の下で さくら小ヒカリ新聞』発刊!

新刊児童書『いつか空の下で さくら小ヒカリ新聞』が発刊されました。この児童書は全ての小中学生、、、いや、大人も含めて読んでもらいたい一冊です。 ある日、あすかは養鶏場の片隅で、ケガをした鶏と出会った。処分される寸前だった…

寒い冬に凍える動物のためにできること

日本の冬は結構寒い。そんな中で、繋がれたりオリに入れられている犬をはじめとした動物たちは、自分で暖かい場所を探すことができないというより危険な状況にいる。 1:外飼いの犬のためにできること 外で飼育される犬はとても多い。…

葛飾区議が学校給食でのケージフリーを訴える

2022年11月30日、東京都葛飾区の区議会定例会の一般質問で、夏目佳代子区議会議員がアニマルウェルフェアについての質問を行いました。 質問内容は3つの項目にわたり、1つ目は地域猫のTNRや助成金制度に関するもの、2つ目…

アニマルライツセンターアクショングループを作ろう
アニマルライツセンターアクショングループとは、日本全国のアニマルウェルフェアの向上、認知拡大を目的に、各地域・各属性(学生など)ごとにARC会員によって作られたグループです。 現在、日本全国に地方アクショングループを立ち…
11月街頭アクション報告

アニマルライツセンターでは東京、岩手、滋賀で街頭アクションを行なっています。一緒に活動するボランティアさんを随時募集しています! 1番下に、12月の予定と連絡先を載せています。 ARC本部 渋谷アクション 11月3日(祝…

畜産場では必ず動物の苦しみがある、だから企業は情報公開が必要

養豚場の中で、最も動物が死に、また殺す場面が多いのは繁殖場です。ただ死産だったりするのではなく、そこでは毎日のように殺す作業が発生しています。立てなかったり、弱っていたり、発育が悪かったり、発育が見込めなかったりといった…

アニマルライツチャンネルVol35 [畜産の限界:鳥インフルエンザ]

工場畜産が始まって以来、畜産は驚くべき速さで拡大し続けてきました。その対価として、動物たちが極限まで苦しめられ、環境を破壊し、人々の健康を脅かす存在にまでなっています。そんな中、畜産業自体も脅かされる状況になっています。…

近代以前の日本にみる動物との共生 No3〜鳥類と日本人 その2 「鶏」〜

ハリスは日本滞在中、幕府や現地の奉行からさまざまな贈り物をもらっています。その中でよく見るのが鶏です。日本に到着した際、上陸先の下田奉行(井上信濃守清直)から鶏と鶏卵をもらったという記録があります。このころの鶏は、日本の…

新しくケージフリー企業・お店に追加された店舗

また、ケージフリーに賛同してくれたお店が増えました♪ ケージフリー宣言とは?  「ケージフリー宣言」とは、自社で使用している卵を、全てケージフリー(平飼いや放牧)のものに切り替える、または、現在すでにケージフリーの卵を使…

農水委員会で初議論:生後1日で殺される採卵鶏のオスヒヨコ、数は1億1千万羽

2022年11月8日、参議院農林水産委員会で、須藤元気議員が生後1日で殺される採卵鶏のオスヒヨコについて、国会で初めて問題提起しました。 日本では何羽のオスひよこが殺処分数を確認したところ、農水省(渡辺生産局長)は 「我…

アニマルライツチャンネルvol34[酪農の課題と未来]

2022年11月10日(木)20時30分からのアニマルライツチャンネルは、ミルクのために飼育される牛たちの現場、酪農についてを、北海道でさっぽろ自由学校「遊」のアニマルウェルフェア講座を主催されているジャーナリストの滝川…

EU – オスのヒヨコの殺処分禁止を検討へ

2022年10月17日に行われたEUの農水産理事会の会合で、ドイツとフランスはEU全体でオスのヒヨコの殺処分禁止を要求する文書を提出しました。 ヨーロッパでは昨年末にドイツがオスのヒヨコの殺処分を禁止し、フランスは今年中…

ドイツ、フランスに続いてイタリアもオスヒヨコの淘汰禁止へ

2022年8月、イタリア政府は、生後1日目のオスヒヨコを殺すことを2026年から禁止すると決定した。昨年末にドイツではオスヒヨコの殺処分は禁止されており、フランスは今年中に禁止になる。この2国に比べるとイタリアの禁止は遅…