暮らしの中のどうぶつたちを考える +オーガニックマーケットおひさま日曜市 出張マルシェ新潟動物ネットワーク主催4月1日、新潟県で活動されている新潟動物ネットワークで講演させていただきました。新潟県で犬や猫の保護レスキュー、小学校での啓発、イベントの開催、行政との連携など広く活動されています。パートナー動物について中心に活動されていますが、今回畜産動物や衣類のための犠牲、エキゾチックアニマル、動物実験、動物園など広い問題にも興味を持ってくださり、これらについて広くお話をさせていただきました。 イベントに先立って、新潟動物ネットワークのスタッフの方々が、座談会で登壇されたひよころ鶏園(積雪のため冬季を除いて放牧をしている養鶏場)に見学に行ってくださっており、また、講演と同時に、オーガニック食材や放牧の卵などを売るおひさま日曜市も同時開催し、講演の内容と消費をすぐに結びつけることができる効果の高いイベントになりました。 犬と猫と日々ふれあい、厳しい現実と向き合っている方々が、その思いやりの対象をひろげる機会は実は多くはないと思います。目の前に動物がいると、目の前にいない動物にまで向き合う余裕がなくなってしまうためだと思います。けれども、直接的なレスキューは難しいけれど、ライフスタイルを見直すことで容易に思いやりの範囲を広げることができます。忙しい活動の中で、貴重な機会を作ってくださった新潟動物ネットワークさんに心から感謝申し上げます。(写真:新潟動物ネットワークより) エシカルコンシェルジュ:エシカル消費と動物への配慮エシカル協会主催エシカルコンシェルジュ講座は、一般社団法人エシカル協会さんのエシカル消費の啓蒙プログラムで、9回に渡って様々なエシカル消費に関するトピックスを専門家から学ぶ講座です。アニマルライツセンターは前回からお話する機会をいただき、今回で2回めでした。3~40名ほどの受講者は、もともとエシカル消費に関心を持ち、さらに数回の講座をすでに受けているため、感度が高い方々です。エシカル協会代表の末吉里花さんも前回のお話を聞いていただいてからお肉の量を減らしてくださっているとか。うれしいですね。 いつも動物のお話をすると、知らなかった内容を知った衝撃と、それをどうやって生活中に取り入れるのかという葛藤を皆さんの反応から感じます。この講座では、その先に進む方法を皆さんでお話していただいたり、振り返っていただく機会があります。動物のお話のほか、ファッション、フェアトレード、廃棄物、金融、認証などトータルにエシカル消費を学ぶことができます。年2回開催していますので、ご興味ありましたらぜひエシカル協会さんのサイトをチェックしてみてください。都立国際高等学校でお話都立国際高校国際ボランティア同好会主催アニマルライツセンターの勉強会に来てくださった高校生がご自分の学校のサークルでの講演会を企画してくれました。サークルは社会貢献やボランティアサークルということで、もともとの意識が高い学生ばかりです。1回目は動物園と動物実験、衣類の犠牲について、2回目は畜産動物とその周辺の課題についてお話させていただきました。 心に残った、また来てほしいなどの感想をいただきました。また、その後開催されたアニマルライツセンターのイベントや勉強会にも来てくれるようになりました。未来を作る世代である学生に動物たちの現状を伝えることができることは、もっとも効果の高いことです。 ぜひ皆様も機会を作っていただけたら幸いです。アースデイ永田町4月18日、議員会館で行われたアースデイ永田町に、東日本大震災の被災動物たちの活動をされている小林美貴子さんの紹介で畜産動物のパネル展とパネルディスカッションに参加させていただきました。パネルディスカッションでは卵のお話をさせていただき、国会議員も混ざってのディスカッションを行いました。 国会議員の先生方に地球の未来についての市民側からの訴求方法を見ていただく機会として、多くの国会議員が立ち寄ってくださいました。議員会館であるにもかかわらず、味噌作り(!)があったり、地球にやさしい食の提供だったり、いやし空間の提供だったりと、普段のロビー活動中には考えられない素敵な空間になっていました。 食事はヴィーガンが食べられるものばかり!(畜産物は放牧豚のタコスが売ってました。ちゃんと配慮されています!)穏やかな空間でした。また現在畜産動物についてのテキストづくりをしており、遠方の先生や学生が自分で勉強して、伝えることができるような仕組みを作ろうとしています。教育の現場にいらっしゃる方などおられましたら、ぜひご連絡ください。 クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article厚生労働省さん、殺される最期の日、せめて豚たちに新鮮な水を! Next Articleアニマルライツセンター学生部 メンバーが約50人に増えました! 2018/07/22