動物の未来-FACTSは、日本で動物たちを守る運動をする人たち向け、アニマルライツ、アニマルウェルフェアの推進に役立つ研究論文を紹介し、運動の成熟と発展に役立てることが目的です。アニマルライツセンターのボランティアプロジェクトとして運営しています。
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高所得国の食生活を変えるだけで、気候変動に対して実質的に二重の利益がもたらされる

高所得国において動物性食品から植物性食品への食生活の転換が行われれば、直接的な農業生産による温室効果ガスの排出を削減することが...
2022/01/10

ドイツにおいて食肉課税への国民の支持を決定する要因ーアニマルウェルフェアは気候変動緩和よりも強い

食肉に対する課税は、食肉生産に関連する気候への影響やアニマルウェルフェアの問題への取り組みに役立つ可能性がある。本研究では、ド...
2023/02/16

持続可能じゃない・健康に悪い・気持ち悪いー食肉消費への反対を訴えるメッセージの効果を比較する

食肉の過剰摂取は、さまざまな環境問題に関係している。この調査では、食肉消費の抑制を促す効果が期待できる3種類のメッセージについ...
2018/08/11

種差別と汎化する偏見、偏見を抱く人々に対する認識

哲学者らの議論によれば、我々の動物に対する態度(「種差別」)は規範的な価値観によって他の様々な偏見と繋がっているとされる。心理...
2019/09/04

ベジタリアン食を増やしたカフェテリアにおける食事選択と売上の変化

高所得国において人々の食生活をプラントベース食へと転換させることは、自然環境を保護し、公衆衛生を向上させることにつながる。これ...
2019/09/30

心理学的構成概念としての人間中心主義、その構造と相関

環境保護をめぐる議論では、環境倫理における人間中心主義的な立場と環境生物中心主義的な立場からの主張が衝突している。野生生物の保...
2021/05/11

動物たちの道徳的地位: 種差別の心理学に向けて

本稿では、哲学的概念である「種差別」―種に属するか否かによって異なる道徳的価値を付与すること―を心理学的構成概念として導入し、...
2018/03/08

世界の食糧システムによる温室効果ガス排出で、1.5度と2度の気候変動目標の達成は困難になる

パリ協定では、世界の気温上昇を産業革命前の水準より1.5度または2度に抑えることを目標としているが、そのためには温室効果ガス排...
2020/11/06

食品の温室効果ガス排出量に対する消費者の過小評価とラベルの有効性

食料生産は、エネルギー利用と温室効果ガス排出の主要な原因であり、そのため食生活を改めることは、環境への影響を削減するために重要...
2018/12/17

環境に優しく栄養価の高いプラントベース食品で米国産の肉を代替する

食肉は、植物性のタンパク源に比べて大量の資源を消費するため、これに代わって効率の良いプラントベース食品に置き換えていくことは有...
2019/08/08