アニマルライツセンターも参加している県民のいのちとくらしを守る共同行動委員会(神奈川県)で2016年度の神奈川県との交渉を行いました。実験動物について施設の把握について団体:3Rs(代替法の選択、使用数の削減、苦痛の軽減)や適切な飼養管理の普及啓発を行う上では、実験動物使用施設の正確な把握が必要不可欠であるが、現時点での実験動物飼養施設は何施設把握できているか、その把握の状況を説明すること。県:本県が、県所管域において実験動物を飼養していると把握している施設は、研究施設や教育機関等、28施設です。団体:引き続き新たなまたは既存の実験動物飼養施設の把握に努めていただけるようお願いします。3Rsの推進、基準の徹底について団体:「動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律案に対する付帯決議」(2012年)の中で「実験動物の取扱いに係る法制度の検討に際しては、関係者による自主管理の取組及び関係府省による実態把握の取組を踏まえつつ、国際的な規制の動向や科学的知見に関する情報の収集に努めること。また、関係府省との連携を図りつつ、3Rsの実効性の強化等により、実験動物の福祉の実現に努めること。」とある。3Rsの実効性の強化および福祉の実現のために、県として具体的にどういったことを行ったのか、説明すること。県(:本年5月に、本県で把握している実験動物飼養施設に対して、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」を改めて通知しました。 今後も、実験動物の飼養保管基準等の普及啓発等、実験動物飼養施設における適正飼養の推進を図ります。団体:通知いただきありがとうございました。毎年の通知をお願いします。現状の把握について団体:県下施設に、3Rsの実効性、福祉の実現、関連する「動物愛護及び管理に関する法律」「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」「動物の殺処分方法に関する指針」についての周知状況、周知方法について、を調査するため、県として各施設にアンケート形式での調査を行うこと。(新)県:本県で把握している実験動物飼養施設に対して、アンケートの協力依頼をすることを検討します。団体:実施のほど、お願いします。 クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous ArticleOIE陸生動物衛生規約 第7.3章 陸路による動物の輸送(日本語訳) Next Article日EU経済連携協定(EPA)畜産動物福祉の交渉 2017/05/20