原料にこだわり、美味しいパンを提供し続けるMIHOPANはケージフリー！

東大阪市で原料にこだわったパンを提供し続けてきた、まじめなパン屋MIHOPANはこの度、今後も平飼い卵のみを使用するとして、ケージフリーに賛同してくださいました。

オーナーのみほさんは、パンの原料として使っている国産のバターや卵、お肉などについて、それらの元となる動物たちの扱いが特に日本で良くないことを目にし、調べていくうちにこのまま同じように使い続けることが出来なくなってしまったそうです。
それからは、できるだけアニマルウェルフェアに配慮した原材料を選んで使用されています。

すでにMIHOPANで使用している卵はすべて平飼い卵に切り替え済みであり、他にも、鶏肉はどのような飼育環境で育てられているかなどを調べ、選択するようにしているとのこと。
また、鶏挽肉と豚挽肉を使用しているメニューは、大豆ミートに変更されたそうです。

これまでと変わらず美味しいを追及し、さらに動物にも人にも優しい選択をし続けると約束してくださったMIHOPAN様を、アニマルライツセンターは応援します！

なぜケージフリーに移行する必要があるの？

日本では動物が置かれている状況はひた隠しにされ、知る機会がほとんどありませんが、日本ではどの動物もとても人道的とは言えない飼育が未だにされています。

卵を産むための鶏、採卵鶏の飼育もそのうちの1つです。日本の採卵鶏たちは９割以上がケージ飼育で、２４時間３６５日、身動きが取れないケージに詰め込まれて卵を産む機械として暮らしています。１羽当たりの面積はiPad１枚分で自分の体よりも狭いスペースです。ウィンドウレス鶏舎といって、太陽光すら遮断される飼育もあります。これらの飼育はあまりにも人道的でないので海外ではケージフリーの卵の需要が伸び、残酷なケージ飼育は次々と廃止に向かっています。