OIEコードとのズレ。関係機関に整合性を求める。

2013年、日本も加盟するOIE(世界動物保健機関)コード(規約)の動物福祉の章に、「アニマルウェルフェアと肉用鶏生産方式」「アニマルウェルフェアと肉用牛生産システム」が追加され、さらに2015年には「アニマルウェルフェ…

FAO:持続可能な農業開発の提案に動物福祉

2016年10月17日から21日にかけてローマで行われた世界の食料安全保障に関する国連食糧農業機関(FAO)委員会後に発表された畜産の役割を含んだ食糧危機と栄養のための持続可能な農業開発の提案勧告の中に、畜産動物のアニマ…

世界最大の食品サービス会社コンパスグループがケージフリーを発表。日本も。

2016年9月15日、世界50か国で2025年までに殻付き卵と液体卵の両方をケージフリーにすると発表しました。

リオ・オリンピック、パラリンピックでの動物福祉

[Rio 2016 Taste of the Games]の中には、動物を守ることのできるいくつかの項目が出てくる。 まず、最初に、日本語で言う「環境」には多くの場合森林や海や生態系というイメージがあるが、世界で使われる…

砂浴びの必要性

鶏には、砂浴びが必要です。 砂浴びは、羽や皮膚についた寄生虫を落とすために、砂や土を体中につけて行います。 でもこの行為は寄生虫を落とすためだけのものではありません。 砂浴びをするとき、鶏達はとてもうっとりした表情をし、…

動物の権利や動物の福祉が論点に。消費者庁「倫理的消費」調査研究会

2016年6月3日 第7回 消費者庁「倫理的消費」調査研究会 日本女子大学の細川幸一教授から「アニマルウェル・フェアとエシカル消費について」の報告がありました。 細川教授は「いのちを消費するものの責任として、自らの消費行…

2016年 畜産動物に関する認知度調査

アニマルライツセンターは2016年2月、畜産動物の飼育実態がどれほど認知されているのか、民間会社を利用して調査を行いました。

お母さん豚を閉じ込めないで!Save mother pigs!

15名の著名人が、豚の拘束飼育:妊娠ストールに反対するコメントを寄せてくださっています。 ミュージシャン 秋田 昌美 コロラド大学 動物行動学教授 マーク・ベコフ 佛教大学歴史学部(チベット仏教文化) 小野田俊蔵教授 立…

日本畜産学会 第121回大会ポスター講演

2016年3月28日、日本畜産学会 第121回大会でポスター講演しました。 2016年3月28日 日本畜産学会 第121回大会でポスター講演 日本のアニマルウェルフェアの認知度調査、畜産動物に関する消費者意識・行動調査、…

採卵鶏のクチバシの切断(デビーク) - 日本の切断率:83.7%

四方も床も金網のケージで囲まれ、つつく地面も、たった一本のワラも何もない環境では、鶏が持っている「つつきたい」という強い欲求を満たすことができず、転嫁行動として仲間をつついてしまいます。

「私たち人間の都合だけで、鶏を不幸せにしていいんでしょうか?」参議院農林水産委員会で言及

小川勝也議員が畜産動物のアニマルウェルフェアについて言及しました。

海外と日本の畜産動物法規制比較表

日本は規制ゼロですが、海外はそうではありません。

OIE陸生動物衛生規約 第7.5章「動物のと殺」(日本語訳)

OIEの動物福祉規約「動物のと殺」の仮訳を掲載します。 仮訳と言ったのは、本来この規約の翻訳公開はOIEに批准している日本が正式に行うべきものだからです。しかしこの動物福祉規約「動物のと殺」が2005年につくられ、それ以…

企業は畜産動物福祉に対して社会的責任がある-CSRスタンダード

企業は利益を追い求めるだけではなく、持続可能な未来を目指した企業活動をする責任、自社にかかわる顧客や従業員、地域住民などの利害関係者への説明責任を負っているという考えが近年では一般的だ。 企業は社会の一員として、自らの企…

「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」 「家畜改良増殖目標及び鶏の改良増殖目標」への国民の意見。 アニマルウェルフェアの意見は・・

「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」 「家畜改良増殖目標及び鶏の改良増殖目標」 のパブリックコメント結果が2015年3月21日に公表されました。 アニマルライツセンターからは次の意見を提出しています。 ht…

彼はもう二度と、ケージに鶏を閉じ込めないと誓った

彼の心は変わった。 彼はもう、鶏たちをと殺場へ送りたくなかった。 彼はもう二度と、ケージに鶏を閉じ込めないと誓った。 彼女は、やさしくそっとケージから連れ出された。 彼女は普通のことができるようになった 羽を広げることが…

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン

「バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン」 過密状態で動物を大量に飼育する現代の「工場型畜産」は、持続可能な農業からかけ離れており、生産効率を優先したその工場の中で畜産動物たちは苦しみ、絶望の中で短い一生を過ごし…