工場畜産では、女性の動物が搾取されがちです。採卵鶏は1日目に殺される男性よりもその後2年~3年を不毛なケージの中で搾取され続ける女性の苦しみのほうが大きく”死んだほうがマシ”だと分析されます。母豚も母牛も、子供を妊娠させられ拘束され、生んだ子供をすべて取り上げられ続けます。一方で、多くの人は、動物の運動に携わる人の多くが女性であることにも気がついているでしょう。さらに、ジェンダー平等が高い国のほうが所得が高く、さらに畜産物消費削減を含む環境にやさしい食生活をすることもわかっています。人間も、より搾取されやすいのは女性であり、動物に共感を持ちアニマルウェルフェアを理解したり畜産物消費量が少なくなりやすいのも女性です。今、日本の女性の置かれた状況、そして女性の権利を知り、動物とジェンダーを結びつけて考えることは、今後の動物の未来にも、また女性の未来にも重要なことかもしれません。今回始めての試みですので、どんな結論になるかは未知数です。みなさんもチャットで議論に加わってください。人の女性の問題について情報提供をしてくださるのは、ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)山岡万里子代表です。またコメンテーターとして女性の問題にも動物の問題にも詳しい時事通信 森映子記者をお呼びします。時間になったらyoutubeにアクセスしてください。YouTubeでのライブ配信ですので、いつでも出入り出来ます。チャットでのコメントもどしどしお願いします!日時:2023年1月12日(木曜日) 20時30分〜22時過ぎプログラム:ウェビナー&ディスカッション [人と動物のジェンダー] 「女性が置かれた状況を知る」ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)山岡万里子代表「動物と女性の関係」アニマルライツセンター代表理事岡田千尋アニマルライツニュース ゲスト:時事通信社 森映子氏山岡万里子氏 プロフィールノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)代表 翻訳者として仕事をする中で、現代奴隷問題を扱った一冊『Not For Sale』と出会い、自ら企画翻訳を行ったことをきっかけに、米国拠点のNGO〈Not For Sale〉の日本支部として、2011年夏にNFSJを設立。ボランティアで集まった仲間たちと共に、講演・出張授業・ミニ学習会(NFSJカフェ)・イベント出展・映画上映会・キャンペーン・情報発信などを通じ、「現代の奴隷制」と呼ばれる人身取引問題の啓発に取り組んでいる。また日本における人身取引問題に取り組む「人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)」の運営委員、エシカル消費を推進する「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)」の共同代表幹事を務め、それぞれ政府・国際機関、企業・消費者に対し積極的な働きかけを行っている。主な訳書:『告発・現代の人身売買ーー奴隷にされる女性と子ども』(D・バットストーン/朝日新聞出版/2010年)『性的人身取引ーー現代奴隷制というビジネスの内側』(S・カーラ/明石書店/2022年)『現代の奴隷――身近にひそむ人身取引ビジネスの真実と私たちにできること』(M・ヴィラ/英治出版/2022年)など。クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article全国にアニマルライツを広げよう!アクショングループを作りませんか? Next Article葛飾区議が学校給食でのケージフリーを訴える 2022/12/13