パチンコの株式会社ベガスベガスが北海道にある4店舗(発寒店、狸小路二丁目店、大谷地店、苫小牧店)でフクロウを拘束展示しています。 営業時間中だけではなく、閉店後もつながれたままで、フクロウたちはずっとこの場所で過ごしています。 動けるのはこの20~30㎝ほどの紐の範囲だけです。フクロウの展示施設内のガラスは防音で、パチンコ店内よりも騒音はかなり軽減されています。しかし飲水設備も設けられておらず、夜行性のフクロウが隠れ場もなく店内の派手な光にさらされている状態です。拘束状態であることにも変わりありません。ベガスベガスへの要望アニマルライツセンターは2016年12月15日、ベガスベガスに猛禽類を利用したビジネスの廃止を求める署名を提出し、意見交換を求めていますが、現在のところ応じていただけていない状況です。発寒店、狸小路二丁目店、大谷地店を管轄する札幌市動物管理センター、苫小牧店を管轄する北海道庁にも、フクロウをこのような形で利用することを懸念する数多くの市民から声が届けられています。行政からベガスベガスの視察、「休憩時間を設けるように」など飼育環境についての指導も行われています。しかし行政から「フクロウの展示を廃止するように」とは言えません。フクロウの娯楽利用自体は、法的には問題ないからです。展示環境の問題しかし繋ぎっぱなしであること、飲水設備が設けられていないこと、飛べないこと、砂浴び・水浴びができないこと、展示中に休息時間がもうけられていないこと、明るい照明の下にさらされていることなど、ベガスベガスのフクロウの展示環境は、日本の法令や基準に正確に照らし合わせると、違反するものになっています。フクロウなど猛禽類のふれあいカフェ・展示・販売が、法律や基準に反する可能性のある部分についてはこちらを参照にしてください https://arcj.org/issues/entertainment/zoo/zoo919/繋ぎっぱなしで隠れ場もなく人目にさらし、動物の習性や生態に配慮できない、日本の法令や基準に反する環境しか用意できないのであれば、ベガスベガスはフクロウを展示すべきではありあません。そもそも、来客が誰もフクロウに関心を持っていません。ビジネス的にもここにフクロウを展示するメリットが見当たりません。無意味でフクロウを苦しめる展示を廃止していただけるよう、皆様からも関係機関へ声を届けてください。全日本遊技事業協同組合連合会 info@zennichiyuren.or.jp署名ベガスベガスのフクロウ展示については署名も立ち上がっています。 こちらへの署名もよろしくお願いします。パチンコ店という劣悪な環境で、フクロウ達を見世物展示することを廃止し、適切な環境へ移してください。 https://goo.gl/yNb2oYクリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article行政・企業・市民協業がエシカルな社会を推進する大きな力に。 Next Articleシャックリング(懸鳥)の苦痛-鶏の屠殺 2017/05/02