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子牛には母牛の乳を吸いたいという強い欲求があります。 実際には乳を飲まずにしゃぶっているだけということもありますが、その行為は子牛に心の安寧をもたらします。 酪農での引き離し 現代の酪農では、子牛はその願いをかなえること…
OIE(世界動物保健機関・国際獣疫事務局)の陸生動物衛生規約の7章はアニマルウェルフェアについてですが、日本政府はこの作成に携わり税金を使っているにも関わらず、日本語訳を公開していません。OIEは獣医師が集まり科学的根拠…
牛の個体識別番号とは 生の国産牛肉をスーパーなどで購入する人なら、パッケージに書かれている「個体識別番号」を見たことがあるかもしれません。 牛の個体識別番号とは、牛ごとに割りあてられる番号で、牛の耳に取り付けられるだけで…
国の実施する畜産業界への支援制度には様々なものがありますが、そのうちの一つに強い農業・担い手づくり総合支援交付金というものがあります。 以前別の記事でお知らせしましたが、2018年からは、この交付金を使って産地食肉センタ…
2019年日本の牛舎 ドロドロした糞尿がたまり、ヌルヌルした床の上でこの牛たちは飼育されています。彼らは短い紐で常時つながれており、この不衛生で不快な状況から逃れることはできません。 パッキングされてスーパーに小奇麗…
除角とは 日本の多くの肉牛、乳牛たちには角がありません。牛はもともと角を持った動物ですが、他の牛たちや従業員を傷つけてしまうのを防ぐために、多くの牛には「除角(じょかく)」という角を取り除くための処置が行われています。 …
73 Cowsは、牛肉農家のジェイ・ワイルド(Jay Wilde)の物語です。彼は牛を屠殺するたびに自分の良心と闘ってきました。自分がもはや信じることができない産業に閉じ込められていると感じ、変えなくてはならない、そして…
牛の輸送も長い場合がある。 日本では、東京都中央食肉市場で屠殺すると高額で取引されるという事情があり、南は鹿児島、北は北海道まで全国からトラックに乗せられ運ばれてくる。そうなった場合、長距離、長時間を牛たちは耐えなくては…
信じられない光景だった。 高く売れるため比較的大切に扱われる牛。 この状態なの・・・? 子牛はドロドロの汚物に浸かっていました。 日本のとあるブランド牛の肥育場、2018年6月の様子です。
2018年6月6日の衆議院 厚生労働委員会で、初鹿明博衆議院議員(立憲民主党・市民クラブ)が畜産動物のアニマルウェルフェアについて質問してくださいました。 日本のアニマルウェルフェアは大変遅れていますが、厚生労働省が管理…
2017年に改善要望と改善方法の提案を行ったと畜場では、動物をやさしく取り扱いましょうという大きな立て看板が立てられました。 このと畜場での問題のあった扱いは、 豚を移動させる方法として運送業者、と畜場作業員が行ってい…
今年の初めごろ、ある畜産施設の従業員から情報提供がありました。 除角により、牛が死んでしまったというものです。
小川勝也参議院議員の質問を機に、厚生労働省から各都道府県・各保健所設置市へ、「新設及び改築等が行われると畜場の獣畜の飲用水設備の設置について」が通知されました。
動物への暴力的行為のあることが判明した各と畜場、所管の食肉衛生検査所・動物愛護行政に、改善要望をしています。
牛の舌遊び行動は、不適切な環境で飼育されていることのあらわれである。母牛の乳を満足に吸わせてもらえなかった、仲間と遊ぶことができない、自由に動けない。こういったことが異常行動を引き起こす。
脂肪が筋肉の間に細かく網の目のように入った、日本独特の「霜降り肉」をつくるために、脂肪細胞の増殖を抑える働きのあるビタミンAの給与制限が全国的に広く普及している。
神戸市が毎年行う神戸市の特産品などを販売する「みのりの祭典」、昨年2015年に会員が調査したところ、肉用に翌日殺される牛が4~50頭、乳搾り体験用の牛が1頭、体重宛クイズ用に子牛が1頭連れてこられており、その扱いがひどく…
粘土のように見える床は、堆積した糞です。おそらくもともとはサラサラのオガ粉が敷かれていたのでしょう。そこにオガ粉の吸収力をうわまわる糞尿が排泄されて混ざり、ネタネタになってしまっています。
屠殺場では畜産動物が飲む飲水が設置されていなかったり、動物の扱いに暴力を用いるなど、様々な問題があります。問題のあったと畜場へ直接改善提案をするとともに、アニマルライツセンターは署名を立ち上げ、関係機関への働きかけを行っ…
日本で「肉用」に飼育されている牛の59.5%が角を切断されています。 角の切断は多くの場合、獣医師の指導無しで、農家自身の手で、8割近くが麻酔なしで行われています。 牛の角には神経も血液もかよっていて角を切る際は、血が噴…
2022年4月28日、英国でアニマルウェルフェア(感覚・感情)法 2022が制定した。(英語では Animal Welfare (Sentience) Act 2022 であり、「Sentience」とは感覚や感情を感じ…