中国の毛皮農場 2019年
2019年、わたしたちは中国の毛皮農場がどのような状態か知る機会を得ました。飼育の状況は、欧米と比較して明らかに悪く、劣悪であることは一見して分かる状態でした。 毛皮ゼロを目指すために、今すぐ署名する 過密で不潔 適正な…
ヤッチー安らかに。保護鶏 ヤッチーが永眠しました。

バタリーケージからの保護鶏ヤッチーが2019年8月10日の朝、永眠しました。 オープンセサミさんからご連絡をいただきました。 相棒のチッヒーとともに扉が開いた瞬間に外に飛び出し、柵を超えて草むらで探索して虫を食べ、まさに…

強い農業・担い手づくり総合支援交付金について要望

国の実施する畜産業界への支援制度には様々なものがありますが、そのうちの一つに強い農業・担い手づくり総合支援交付金というものがあります。 以前別の記事でお知らせしましたが、2018年からは、この交付金を使って産地食肉センタ…

終わらない豚コレラ、124,993頭の犠牲。養豚の限界

124,993 *1 2019年7月までに豚コレラ(CSF)により殺された豚の数だ。 2018年9月、岐阜県の美濃ヘルシーポークというブランド名のついた豚を飼育する養豚場から始まり、もう10ヶ月だ。三重県にも広がった。 …

動物の餌になる大豆が森林を破壊する

現在、大豆の生産は第1位米国32.7%、第2位ブラジル31.3%、アルゼンチン15%、以下中国3.6%がつづき*1、3カ国に集中している。1990年と比べると生産量は米国は2.28倍、ブラジルは5.76倍、アルゼンチンは…

動物愛護法改正
2年半の動物愛護法改正作業 私達の活動報告

アニマルライツセンターはNPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)と、PEACE 命の搾取ではなく尊厳を の3団体でパートナシップを組み、改正に向けた活動を種々行ってきました。この取り組みは、2016年11月にはじめ…

改正動物愛護法2019 解説

改正動物愛護法が、2019年5月30日、衆議院環境委員会を通過、その翌々週の6月12日、参議院を通過、改正動物愛護法が成立しました。 アニマルライツセンターは動物実験の廃止を求める会(JAVA)、PEACE 命の搾取では…

岩手県勉強会「スーパーの卵はどこからやってくる?日本の畜産動物たちの現状」

9月14日(土)に、アニマルライツセンターによる東北地方での初の畜産動物についての勉強会「スーパーの卵はどこからやってくる?日本の畜産動物たちの現状」を行います。 まだ動物の問題についてあまり知らない人にとっても、すでに…

8月3日 アニマルライツ勉強会[卵を徹底的に知る]

アニマルライツセンターが行う勉強会【アニマルライツ勉強会】、8月は卵についてです。 [卵を徹底的に知る] 1年ぶりの卵の勉強会です。 卵は肉より残酷、というのがアニマルライツセンターの考えです。卵のために使い捨てられる鶏…

Good News!ラコステ、ファーフリー宣言

フランスのアパレルブランド、ラコステ。ワニのマークで有名です。 ラコステはこれまでファーを扱うことを既にやめていましたが、宣言をしていませんでした。今回、改めて、ファーフリーを宣言し、ファーフリーアライアンス(毛皮に反対…

選挙に行こう!私達は政党アンケートやめました

参議院選挙投票日が迫っています。各地でたくさんの候補者の呼びかけを聞くことでしょう。ぜひ動物たちのためにも、選挙で貴重な一票を投じ、自分たちの代理人を国会に送りましょう。 ところで、アニマルライツセンターはこれまで選挙に…

酪農体験レポート(繋ぎ飼い牛舎)

2013年のレポートです。少し古い記録ですが、酪農家の仕事や繋ぎ飼いの牛たちの状況について分かりやすく書かれています。乳牛のアニマルウェルフェアを考えるときの参考にしてみてください。 *写真は、トップの一枚以外は、体験農…

Good News! アイルランド、毛皮農業禁止を承認

2019年7月3日 、アイルランドの内閣は毛皮農業を段階的に廃止することを承認しました。それにより、アイルランドはEUで毛皮農業を禁止する15番目の国になります。 この法案は9月にアイルランド議会「Dáil」に導入される…

今日の「なつぞら」アニマルライツセンター解説

(解説) 2019年4月1日より始まった、朝のNHK連続テレビ小説「なつぞら」。舞台は北海道十勝であり、画面には何度も酪農のシーンが登場します。このドラマを機に酪農に関心を持った方もいるのではないでしょうか? 農林水産省…

ハニーとペンギン、新たな苦悩の始まり

2018年1月に老朽化と経営破綻で閉館した千葉県銚子市の「犬吠埼マリンパーク」にはハンドウイルカのハニーやフンボルトペンギン、魚たちが残され、行く末を心配する声が絶えませんでした。海外からも強い関心が集まったにも関わらず…

プリマハム、新しい農場では母豚の拘束飼育を辞めていく見込みか?!

6月27日、食肉加工会社プリマハムとスターゼンで2019年度の株主総会が東京で開かれ、今年も会場前で株主さん達に豚の拘束飼育についてそれぞれの企業に質問して下さるように呼びかけました。 合計12人が妊娠ストールの廃止を求…

畜産動物の死体を違法処理

2019年4月17日、死んだ豚を無許可焼却した疑いで愛知県愛西市の養豚業者が書類送検された。 住民から「豚を燃やしてるとの通報をうけて署が調べたところ「豚コレラの可能性もあるので、先週から死んだ豚を数頭燃やした」と答えた…

交付金で屠殺場を整備するには「飲水設備」「アニマルウェルフェアへの配慮」が必要

屠殺場の動物福祉への取り組み 日本では、多くの屠殺場で飲水設備が設置されていません(詳しくはコチラ)。飲水設備がない屠殺場では、どんなに暑い日でも、畜産動物はのどの渇きに耐えなければなりません。前日搬入で翌日屠殺の場合、…

鶏を熱湯で殺すのは動物愛護法違反ではないのか?衆議院環境委員会で質問

5月31日、衆議院環境委員会において、堀越啓人議員(群馬)が、鶏たちを生きたまま茹で殺す”放血不良”の問題について改善を、またOIEの動物福祉規約の動物愛護担当職員への周知徹底を求めました。 生きたまま茹で殺される鶏たち…

ベストウェスタン 日本も含め2025年までにケージフリー

世界最大規模のホテルチェーンであるベストウェスタンは、使用している卵を2025年までに全てケージフリーの卵(平飼いや放牧などの鶏をケージに閉じ込めずに生産した卵)に切り替えると発表しました。 ケージの卵の問題点はこちらか…