OECD「多国籍企業の責任ある事業行動に関するガイドライン」にアニマルウェルフェアを盛り込む

2023年6月8日(現地日時)経済協力開発機構(OECD)の「多国籍企業の責任ある事業行動に関するガイドライン」に、初めてアニマルウェルフェアが盛り込まれました。新しいガイドラインにはアニマルウェルフェアについて、以下の…

消費者に優しいスーパーアキダイが、鶏に優しい平飼い卵の取り扱いを開始!

東京都を中心にスーパーマーケットなどを展開するアキダイが、アニマルライツセンターとの話し合いを経て、動物と環境にも優しい平飼い卵の取り扱いを始めました。 連日メディアに社長が登場することで有名なアキダイの魅力といえば、質…

アニマルライツチャンネルVol42[犬猫以外の動物の危機]

現在、環境省内では犬猫以外の動物たちの動物取扱業における基準の改定作業が行われています。犬猫の基準は大きな話題だったけど、犬猫以外の動物たちは話題になりません。でも、犬猫以外の動物は、今、いえ、以前から、犬猫以上に悲惨な…

動物たちの輸送時の苦しみ

歩道を歩いていたり車の運転をしている時、またパーキングエリアでの停車中などにトラックに積まれた鶏、豚、牛などと遭遇することがある。屠畜場に向かうところなのかなと思い、その様子に心が痛んだり申し訳なさを感じた経験があなたに…

島根の酪農場での乳牛に対する暴行事件、その牛乳誰が飲んでるの?

2023年6月、島根県にある大田原農場で乳牛へ暴行を加える動画がSNSで拡散され、県警による捜査が行われた。報道では暴行の内容について大まかな説明しかされていないが、相当回数、乳牛を執拗に痛めつけている。 動画1と動画2…

妊娠ストールフリーに向け日本企業の姿勢出揃う 丸大食品は輸入品にも言及

2013年にアニマルライツセンターは国内食肉大手5社:日本ハム、プリマハム、伊藤ハム、スターゼン、丸大食品に対し、妊娠ストールでの飼育を廃止してほしいという署名を行い、同年集まった署名を提出しました。あれから10年、5社…

5月のアクショングループ活動報告

ARC本部 5月5日に渋谷で街頭アクションを行いました。 この日はこどもの日だったので、普段私たちが街頭で訴えている母豚の拘束飼育廃止ではなく、豚肉のために生後6か月で殺される子豚、そして生まれたその日に殺される採卵鶏の…

パンケーキ専門店のCafeふわふわ、ケージフリー宣言!

長野県大町市にあるパンケーキの専門店Cafeふわふわが、アニマルライツセンターの問い合わせに対し、店で使用する卵が全て平飼い卵であるとお知らせいただき、ケージフリー宣言をしてくださいました。 ケージフリー宣言とは、自社で…

岡山県の料理旅館、湯原温泉 八景はケージフリー!

岡山県にある湯原温泉 八景はこの度、ケージフリー宣言をしてくださいました! こちらの旅館では以前から地元・真庭市湯原の『あさひの輝き』という平飼い卵のみを提供しており、今後はマヨネーズ平飼い卵を使用し厨房で作るというお話…

ファクトチェック:国会参考人答弁の”霜降り牛にアニマルウェルフェアの問題がない”は誤り

2023年6月1日の農林水産委員会での参考人質疑のなかで、石垣のりこ議員の「霜降り牛はアニマルウェルフェア的に問題はないか?」という質問に対し、アニマルウェルフェアの専門家として招かれていた新村参考人が「適切に飼育されて…

城山公園のニホンザルの飼育、改善進む

千葉県館山市にある城山公園に取り残されているニホンザル、昨年から改善が始まって、さらに改善が進んでいます。 元々の飼育がより劣悪だった母猿のランちゃんは2022年に場所を移され、これまでなかった地面と、小屋、遊ぶ場、広め…

フクロウカフェに言及した『日本の死角』 (講談社現代新書)のご紹介 

現代ビジネスが、「いま日本がどんな国になっているのか」を解き明かすために編集した新書に、アニマルライツセンターの執筆した記事が採用されています。 本書は日本の今を知るために、教育、いじめ、格差、性被害、差別などなど幅広く…

アニマルライツチャンネルVol41[アニマルウェルフェアウォッシュに騙されないために]

「大自然の中で育った」「愛情を持って鶏を育て」「のびのびと育った豚」「鶏たちはストレスフリー」「自然な味わい」いろんな曖昧な謳い文句で動物たちの悲惨な状況を誤魔化し続けています。 畜産の現場はずっと隠されてきたからこそ、…

日本郵便、動物の苦しみを無視して動物のゆうパック輸送を継続

動物にとって、輸送という行程は苦痛や苦悩、恐怖を伴う、最も心身ともに負担のかかる行程である。 以前アニマルライツセンターでは企業のエシカル通信簿の調査で宅配便業界の動物への配慮について調査を行ったが、その際に最も悪質であ…

パティシエこだわりの卵を自給する、株式会社レパコはケージフリー!

福島県を中心に東北などで店舗を運営する、株式会社レパコが採卵鶏をアニマルウェルフェアな環境で飼育するケージフリーに賛同してくださいました! 株式会社レパコは2021年から自社で平飼い卵の生産を開始し、自家製フルーツ酵母飼…

「将来肉食べられなくなるから…」企業の植物性タンパク質への取り組みでは地球が救えない理由

世界中で動物性タンパク質を植物性タンパク質や培養肉などに切り替える流れが刻々と強くなっている。この原動力になるのは気候危機とアニマルウェルフェアだ。とくに日本企業は環境のためと、代替肉への取り組みを重要課題の一つに加え、…

G7に当たって欧州・日本の動物保護団体の共同声明

G7会議の広島開催にあたり、ヨーロッパでロビー活動を専門で行う動物福祉団体Eurogroup for Animalsと、英国最大の動物福祉団体である英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)と、日本で畜産動物福祉向上に取り組…

海の駅
超過密なイワシ展示、九十九里町からの回答

千葉県九十九里町が運営する海の駅九十九里 イワシ資料館入り口に、超過密な状態で3000匹のイワシが入れられている件について、九十九里町からの回答がありました。 イワシ展示を廃止して欲しいという要望については、  イワシの…

母の日ギフトを母性を利用される動物たちに。

知っていますか? 畜産というものがそもそも、子供を産む、または彼女たちの生理機能を利用することで成り立つ産業だということを。 だから、いつでも、一番苦しんでいるのは、母たちなのです。 彼女たちの苦しみを、より効果的に、よ…

動物の恐怖を娯楽にする糸満ハーレーのアヒル取り競争を終わらせてください

沖縄・糸満市で毎年旧暦5月4日(6月21日)に行われる『糸満ハーレー』、4年間パンデミックの影響で中止されていたが今年再開されるとの報道があった。ハーレー自体は大勢が船を漕いで競争するというごく平和なイベントであり那覇な…