一時保護されました。募集を終了します。実際にお願いをするのはもう少し慣れてからに成りますが、里親さんを募集しています。—-不適切飼育をしている飼い主から犬二頭を引き出すため、一時預かりをしてくださる方と、里親を探しています。犬たちの詳細犬たちは推定2歳の雑種のメスです。生まれたときからずっと小屋の中で散歩に行ってもらったことはありません。糞は溜まり、不衛生な場所にいます。民家から離れた畑に繋がれており、人と暮らしたことはありません。ご飯と水はもらっているものの、水は常設しておらずごはんの時しか飲むことが出来ません。アニマルライツセンターで見に行った際は、犬たちは怖がり、小屋の奥に入ってしまったため、人に慣れてないことがうかがえます。人に慣れていないため、逸走しやすいと思います。 このような犬を預かったことのある方、このような犬と暮らしたことのある方、このような犬たちの行動心理を知っている経験者の方で、一時預かりが可能な方、又は里親になっていただける方を探しています。 一時預かり中に、人と暮らすことに慣れてほしいと思っています。そのため、シェルターなどではなく、一般の家庭で預かれる方を探しています。 一時預かりの基準関東圏内小さいお子様がいない他の犬や猫と一緒にはできないため他の動物と別々に住み分けができること(今現在一緒にいる犬の不妊去勢手術が済んでる)一緒にネグレクト飼育からの救出や改善にご協力していただけるお気持ちのあること飼育環境が良好であること※2頭の犬の一時預かり中ににかかる通常の医療費は負担いたします。 ご協力いただける方はアニマルライツセンターまでご連絡をお願いいたします。 連絡先: https://arcj.homepagine.com/contact/form/ 元はこの檻の中に閉じ込められていた経緯2014年、数頭の犬を、狭い檻や小屋に入れっぱなし、糞はたまりっぱなしのひどい飼育をしているところがあるという相談を受けました。散歩には行ってもらったことがなく、民家からは離れた作業場の檻に入れっぱなしの状態で、餌は与えているが、水は餌と同時に飲み与え、常時は飲めない状態。糞がたまり、犬達はとても怯えている状態で、典型的なネグレクト状態でした。 まずは管轄の動物愛護指導センターへ飼育改善の指導をお願いしてもらうようアドバイスし、行政の担当者も指導に行ったものの、その後、相談主から状況は何も変わらないと再度相談を受けました。 そこで、アニマルライツセンターから行政へ話をし、 【飼育改善が必要な例】の中の 「(虐待に該当する可能性、あるいは放置すれば虐待に該当すると考えられる例) 3、器が汚く、水入れには藻がついている。あるいは、水入れがなく、いつでも新鮮な水を飲みことができない(獣医療上制限されているときを除く) 6、繋ぎっぱなしで散歩にも連れて行かず、)犬の糞が犬の周りに何日分もたまり、糞尿の悪臭がする。 7、外飼いで鎖につながれるなど行動が制限され、かつ寒暑風雨雪等の厳しい天候から身を守る場所が確保できない様な状況で飼育されている。 8、狭いケージに閉じ込めっぱなしである。 9、飼育環境が不衛生。常時、糞尿、抜けた毛、食餌、缶詰の空やゴミがまわりにちらかっており、アンモニア臭などの悪臭がする。」 に該当すること、迷子札をつけること、再度指導をお願いしたいと伝え、再度指導を依頼しました。 その後、行政の方は、何度か指導にいってくださり、飼い主とも話をし、係留して動けるようにするなどの改善に向けた話ができました。 その結果、メスの2頭は繁殖を避けるため小屋に入れっぱなしは改善されていませんが、5頭中2頭(1頭は元から係留)は檻から出し、鎖に係留となった。(檻は犬小屋として利用)うち1頭の鎖は短いものから長めのものに変わるなど、ほんの少しづつではあるが改善が見られました。行政は積極的に改善指導お行うようになっており、月に2回、愛護推進委員の方も同行して飼育方法や狂犬病予防注射、登録についての指導を行ってくれています。この後、人生初のブラッシングをしてもらった また、アニマルライツセンターでも現地を確認し行政と話し合いを行いました、その中で水入れが壊れていて水を入れてもこぼれていってしまうため新しい器に変えるようにすること、常時水を置くこと、糞はだいぶ掃除したということだがまだまだ古い糞がたまってる場所があることから清掃の徹底、首輪がゆるくなっている犬がいるため新しい首輪に替えること、雨などが降ると土でぐちゃぐちゃになるためすのこ等をして足場を犬が過ごしやすいように保つこと、寒暑風雨雪等から身を守れるように屋根などをつけてほしいこと、体のケアができていないためブラッシングをしてもらうこと、鎖が絡まり死亡しないように改善指導をお願いしたいこと等の要望をさせていただきました。 現在、全頭ではないが迷子札装着、鎖を長くした、水入れを新しいものに交換、首輪交換、ブラッシングした、更に糞の清掃をしてもらったなど少しずつ改善されています。 地道な行政の指導が続く中で、まだ若い白い犬2頭については、飼い主が譲渡してもよいということになりました。今後とご協力のお願い犬達は人とのふれあいがなかったためか、人馴れしておらず、怯えている状態。そのため、人に慣れるようにしてから、適正な里親さんを見つけていく必要があります。さらに、その他の犬3頭についても、さらなる改善、または譲渡への承認を得ていく必要性があります。散歩に行ったことがなく、怯えて暮らしているこの子たちを救うため、ぜひご協力をおねがいいたします。 一時預かり、里親になってくださる方はこちらのお問い合わせフォームからご連絡をお願いします山梨県にお住まいで改善のお手伝いをいただける方も募集しています。また、動物たちを救うための活動にご寄付をおねがいいたします。 クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article死と隣合わせ、動物園での事故事例 Next Article多摩動物公園 2015/06/02