普段の定例会議の時間を使って、急遽、アニマルライツ勉強会第二部を行います。講師は中国から来日するJENNYさん。アニマルライツセンターは彼女の目を通して、中国の動物事情の多くを把握しています。[中国動物保護撮影師JENNY]ビデオグラファーのJENNYさんは、仏教徒の団体が行う動物レスキューを記録し続けています(ページ下の写真参照)。この動物レスキューは日本や欧米で行われるものとは桁外れの数の動物を一気にレスキューします。そしてその動物種も多種多様で、そこには種差別がありません。犬も猫もレスキューされますが、鶏も、烏骨鶏も、馬も、ロバも、アヒルも、魚も、豚も牛も毛皮にされるうさぎや狐やたぬき、その他多数・・・。アニマルウェルフェアが十分かと言われるとそうでもないと言える状況も彼女の動画を通してわかります。しかし、それはどの国でも同じ課題を抱えていると言えるでしょう。仏教徒の行う行為なので、宗教的な目的でレスキューが行われ、保護するサンクチュアリも仏教の僧侶が運営するものです。やや宗教が形骸化し形だけになっている日本とは、様相が全く異なります。JENNYさんはこういったレスキューや農場の様子、サンクチュアリの様子を無数に見てきた方です。中国ではヴィーガンやベジタリアンのライフスタイルも実は日本より容易です。同じく宗教的に殺生を好まない人々が多いためです。修行のときだけ精進料理を食すという話を聞く日本とはここでも大きな違いがあります。とても多様なヴィーガン料理の数々についても、お話を伺いましょう!広く、多様な中国の状況をこの時間だけで理解することは難しいでしょう。しかし、私達自身が消費する多くのものが大国中国からやってきています。だからこそ、中国の状況の理解を深め、ともにエシカルで寛容な社会に向かいたいと強く願います。注意!!13時からの勉強会とは別にお申込が必要です。 [中国動物保護撮影師JENNY]の勉強会に申し込む 日時:12月7日(土)15:30~17:00 場所:アニマルライツセンター事務所 東京都渋谷区宇田川町12-3ニュー渋谷コーポラス1009 電話:03-3770-0720 アクセス:JR・地下鉄・井の頭線 渋谷駅 徒歩7分https://forms.gle/WLHW7udVRC5saGMd7からお申し込みをお願いします。 JENNYの撮影した写真毛皮農場サンクチュアリにて毛皮動物の遺体の山魚の放生クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article肉用に飼育される牛の一生 Next Article堀越議員のアニマルウェルフェア推進の必要性の説明に「そのとおり」と大臣 2019/11/27