動物実験のどこがいけないのでしょうか?

*人体への危険* 「動物実験によって安全性を確かめられる」ことはありえない。もしそうであるなら、薬害は起こりえないだろうが、現実には薬害は非常に多い。動物のデータを人間に当てはめる際の「安全性」は「推測」である。薬害はそ…

動物のことよりも先に取り組むべき人間の問題があるのではないですか?

この質問は種差別をもとにした考え方からくるもので、アニマルライツの考え方とは異なるものです。人権は大切です。そしてそれと同様に動物の権利も大切だと主張しているのであって、それらを比較してどちらか一つを選択するものではあり…

弱肉強食が自然なのだから、強い人間が動物を犠牲にするのは自然なことではないですか?

肉食動物は生きるためにはほかの動物を殺さなくてはなりません。一方、人間には殺さなくても生きる術を持っており、選択が可能です。雑食動物である人間は肉を食べなくても生きていけるのです。 倫理的な選択ができる点で、人間はほかの…

人間と人間以外の動物が助けを求めていたら、どちらを助けますか?

この質問は、動物の権利への反論としてよく利用されます。容量に限りのある救命ボートに、人と動物とどちらを載せるべきかというものです。 回答内容は人によって異なると思いますが、動物の権利を支持する人も、他の人達と同様に、おそ…

死んだ動物を利用することはよいのですか?

まず、その動物が死んだ理由が、その死体を利用するためであれば、その答えは当然「利用してはならない」となります。 つまり、たとえば家畜を食べる目的で殺し、それを殺したのは自分自身ではないがその死体(肉)食べる消費者も、動物…

宗教とは違うのですか?

宗教ではなく、倫理観の問題です。 宗教の定義:(三省堂辞書) (1)神仏などを信じて安らぎを得ようとする心のはたらき。また、神仏の教え。 (2)〔religion〕経験的・合理的に理解し制御することのできないような現象や…

人それぞれ、価値観が違うので、動物の権利を認める必要はないですよね?

人の価値観は多様です。その価値観の多様性を認めることはとても大切なことです。しかし、すべての価値観は、個人的な意見のひとつに過ぎず、絶対的価値を持つものでもありません。もし人それぞれの価値観すべて否定しないのであれば、人…

東京の近くに住んでいないのですが、活動に参加できますか?

署名などは、街頭で集団で集めるのではなく、個人で友人知人などに署名を集めていただいています。 チラシを大学におかせていただけたらとてもうれしいです。「仕方がない。人間のためだからいいじゃないか」と正当化する人の少ない若い…

是非ボランティアを希望しておりますが、平日は働いているので休日等にお手伝い出来ることはあるのでしょうか。

もちろんです! 休日にチラシ配りなどキャンペーンをしますので、むしろボランティアは休日中心になります。ぜひお願いします。 東京近辺にお住まいでしたら、毎月第一土曜日13時からに事務所でボランティアミーティング(定例会)を…

映像が過激すぎるのではないでしょうか?

これはよく言われます。しかし、私たちがウェブサイト等で公開している映像は、現在も行われている紛れもない事実です。そしてこれらの映像に映された『過激な』行為に私たちは反対しているのです。 物事に反対する際には、まずその事実…

活動は過激なのではないでしょうか?

たしかにこの運動は、現在の社会のあり方に大きな変革をせまるものではあると思います。現時大勢を占めない思想や運動は、異端視されがちです。例えば第二次世界大戦のときに、日本をそこから離脱させようと考え行動する人は非国民とさえ…

動物の利用を止めると、多くの伝統や慣わしが失われてしまいませんか?

悪い伝統はなくすることは当然です。現在、動物を搾取する伝統(お祭り)が急速に姿を消していますが、それはとてもヒューマンなことだと思います。 これまで動物を使う行事が伝統であったとしても、もしそれが非人道的であると現代の社…

人が動物の権利を「まもる」ことは偽善ではないですか?

動物の権利に関連する問題の多くは、人間に利用され、搾取され無用に痛めつけられることによって起こる問題です。動物は人間に思いを伝えるための言葉をもちません。 これらを解決するのは、人間以外にはありえません。 また、偽善であ…

動物の権利運動は人の権利を奪うことではないのですか?

まず、利益が生まれそれによって生活している人が存在するということが、その行為を正当化する理由にはなりません。 売春や麻薬、拳銃の密売、人の臓器売買は利益を生みますが、それらは現在では重大な罪になります。現在動物を利用する…

順天堂大学から実験に使われる犬を盗み出したという事件があったと聞きました。真相を教えてください

英国の動物愛護団体「ストップ・ハンティンドン・アニマル・クルエルティ(SHAC)」のキャンペーンで来日したイギリス人が、2003年に順天堂大学医学部(東京都文京区)の施設から、実験用に飼育されていた犬1頭(雑種の老犬)を…

寄付や会費はどのように使われますか?

現在はまだ、動物たちの置かれている実態の把握や周知がまったく未熟であると判断しており、実態の調査し明らかにするとともに、消費者、政治家、著名人等々に伝えていくことに力を入れています。また、今年は動物愛護及び管理に関する法…

会員になるには何か資格が必要ですか?

ARCの活動・趣旨に賛同される方でしたら、どなたでも会員になることができます。 詳しくはARC定款をご覧下さい。

どのように支援できますか

ARCの活動は、すべて会費と寄付で支えられています。 現在アニマルライツセンターでは、毛皮反対の活動、動物実験廃止に向けた様々な運動、動物病院問題の解決に向けた根本的取り組み、工場畜産の改善と縮小をめざす運動、行政による…

過激な活動はしていませんか?

過激という言葉が使われることがありますが、私たちは「動物と穏やかに共存する社会」をめざし、命の尊さを訴え、個々の生き物を尊重することを主張しています。 アニマルライツセンターのウェブサイトには多くのショッキングな映像が掲…

活動に参加したいのですが、どうしたらいいですか

あなたの得意分野や技術を生かした方法をご提案ください。受け身ではボランティアは成り立ちません。ぜひ積極的な行動をお待ちしています。 あなたにできることはたくさんあります。 チラシを使って人々に知らせることも出来ます。 ボ…